ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ラサ 1日目

2014-04-25 21:12:06 | Weblog
そしてラサに着いた初日。
高山病対策という名目で、さっそく夕方から散歩に出た。
単に、ラサの街を早く見たかっただけだけど。

ホテルは、新市街、つまり漢族が移住して拡張している地域にあったので、
ラサが2回目の私も友人も、まったく街並に見覚えはなく、
てくてくと歩いてポタラ宮のほうに行くことにした。

民族衣裳を着ていると、女性はきれいに見えると思う。



チベットの農奴解放55周年を祝っているらしい赤い垂れ幕。



それにしても、共産党というのは、すべて赤に黄色い文字で、
まったくセンスのかけらもない。

30分くらいゆっくり歩いて、やっとポタラ宮が見えた。



で、そのまままっすぐ前まで行かず、漢族御用達っぽい市場に寄り道した。

鳥インフルエンザ、ラサではまだ出てないのかな。



共産党のありがたい政策と計画農業により、野菜も豊富だ。



よくわからない肉のかたまり。ブタだろう。



それにしても無造作だ。

市場を抜け、ポタラ宮の前に広がる広場へ。
広場に入るにも、持ち物検査をされる。
あまり、真面目に見てないけど。

木陰では、チベット人たちが五体投地をしていた。



ポタラ宮のほぼ正面。



この正面は、おそらく五体投地禁止。
でも、一礼をしていく人がたくさんいた。



ここのいまの主は亡命中だけれど、
前の代のダライ・ラマたちのミイラが安置されている、やっぱり神聖な場所。

その後、ジョカンに向けて歩く。
道はすっかり整備され、舗装されている。
中国人向けの石やら黄金のお店が軒を連ねていた。



正面にジョカンをのぞむ。
前に来た時、この道はちょうど改装中だった。



そして、ジョカンの前の道でチベット民族衣裳の前掛けを購入。
ずばり、今回のラサ来訪の目的のひとつは、買い物、である。

歩いて帰ると、ガイドさんとの待ち合わせ時間に間に合わないということで、
ホテルまで三輪車に乗った。



が、私たちが重すぎたのか、途中でチェーンが切れ、そこから歩いて帰ることに。
ガイドさんから電話が掛かってきたので出たところ、非常にいやな雰囲気。
話し方が、まるで漢族だ。
しかも、他人の都合などまったく気にしないおばちゃん。

待ち合わせ時間に30分以上遅れることから、
旅行会社が夕飯の手配をしていたのだけど、大丈夫だからと、
翌日の待ち合わせ時間だけ確認して、先に帰ってもらうことにした。

夕飯は、ホテルの食堂。(あえてレストランとは言わない)

しょぼい中華料理だった。
肉が入っていたのは、わずかにこの一皿。



なんとも、イヤな予感でいっぱいだ。