四季の風にのって

――野鳥とともに――

ソングポスト~一筆啓上仕り候

2023年05月12日 | 日記

杭の上でホオジロが右を向いたり左を向いたり、大きな声でさえずっています。この杭がお気に入りで、昨年もここでさえずっていました。『鳥のおもしろ私生活』(主婦と生活社)には、「独身のオスはのどの白色を目立たせて悲痛にさえずる」とありますので、独身の雄が頑張ってアッピールしているところをお邪魔したのかもしれません。聞きなしでは「一筆啓上仕り候」などいろいろありますが、なかなか再現は難しいです。

この後、青虫をくわえて戻ってきました。プレゼント用かな?

昨年の同じ場所の風景です。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆり)
2023-05-12 21:15:50
ホオジロのオスのソングポストは昨年と同じ杭の上なのですね。
聞きなしで 一筆啓上仕り候
とは昔の人は今より鳥と身近に生活していたように思えます。
大きな声で力いっぱい叫んでいるのでしょう。
青虫を受け取ってくれるメスが現れるといいな〜
返信する
ゆりさん (緑の風)
2023-05-12 22:51:44
こんばんは いつもコメントをいただきありがとうございます。
昨年と今年が同じ個体かどうか興味のあるところです。
聞きなしでは、石塚徹さんの『歌う鳥のキモチ』という本に
「ちょっとExcuse me」
「とってつけたようなお世辞」
と聞こえると書いてあります。
なるほどなぁ。
返信する
ホオジロ (チョウキチ)
2023-05-13 11:13:02
最近のホオジロの鳴き声を聞いていると、一筆啓上でやめてしまうことが多いように思います。鳥の世界でも最近の日本の、特に若者文化のように4文字熟語で物事を表すのが流行っているのでしょうか?
返信する
チョウキチさん (緑の風)
2023-05-13 17:45:18
いつもコメントをいただきありがとうございます。
ホオジロは16曲位の持ち歌があるそうですから、
省略しているかもしれませんね。
若者文化との比較、なるほどと思います。
返信する

コメントを投稿