四季の風にのって

――野鳥とともに――

おねだり

2023年08月29日 | 日記

森や山の木々に実や種ができると、鳥たちの活動も活発になってきました。ヒヨドリの幼鳥がやって来て、大きな口を開けては食べ物をおねだりしています。

やって来た親鳥は、種を3粒もくわえて与えています。子どもが食べやすいように、ずいぶんと奥の方まで嘴を入れています。親は下から上に向いて渡し、子は上から下を向いて受け取る、ずいぶんと難しいかっこうですね。

それでも1粒落ちてしまいました

後から写真を見ると、親鳥は種が落ちないように舌で押さえているようです

この幼鳥は巣立ってからどれ位の日が経つのか分かりませんが、目の前に実があっても自分ではまだ採れない(採らない)のでしょうか? それでも親は、与えるふりをして飛んで行く場面もありました。やはり自立を促しているのでしょう。

ちょっと! ちょっと! どこ行くの! といった悲しげな顔

ヒヨドリなどの舌は舌骨と言うそうですが、メジロも同じように舌を使っているのが見えました

沢山あったアカメガシワの実(種)も、だんだん少なくなってきました。この木にメジロやコゲラ・ヒヨドリがやって来た私のメモを見ると、昨年と一昨年はいずれも9月12日でした。今年はずいぶん早く実が弾けたのではないかとおもいます。これも記録的に暑かった今年の気候、乾燥した日が続いた天気の影響かもしれません。野鳥の食べ物が確保できる自然がいつまでも維持できることを願っています。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鳥親爺さん (緑の風)
2023-09-13 09:48:43
コメントをいただきありがとうございます。
ツバメは親鳥が虫をくわえて来ては、上の方から子ツバメに渡していますね。これからもいろいろ観察してみようとおもいます。
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Unknown (鳥親爺)
2023-09-07 07:25:19
つばめの給餌を見ることがよくありますが、給餌の方法は野鳥によっていろいろですね。
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ゆりさん (緑の風)
2023-08-29 23:17:20
いつもコメントをいただきありがとうございます。
舌は写真を見てから分かるのですが、花の蜜を食べるときに上手に舌を使っていることは知っていましたが、実を食べるのにも舌が役立っていることが分かりました。
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m1960102さん (緑の風)
2023-08-29 23:11:21
いつもコメントをいただきありがとうございます。
ヒヨドリは地味な鳥ですが、大きく口を開ける子ヒヨドリには、シャッターを切り続けてしまいました。
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Unknown (ゆり)
2023-08-29 21:15:44
アカメガシワの種をヒヨドリの親が子どもに舌を使って押さえながら食べさせている様子が良くわかります。
もうすぐ子どもも自分で食べられるよ〜となるでしょうね。
メジロも舌を使って種を押さえていますね。
鳥たちの食べ物がたくさんある野山を残してほしいです。
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Unknown (m1960102)
2023-08-29 18:12:41
餌渡しの瞬間は絵になりますね。鳥の子供立ちも段々と大きくなって行きますね。他の動物の獲物にならないよう育って欲しいです。
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