森や山の木々に実や種ができると、鳥たちの活動も活発になってきました。ヒヨドリの幼鳥がやって来て、大きな口を開けては食べ物をおねだりしています。
やって来た親鳥は、種を3粒もくわえて与えています。子どもが食べやすいように、ずいぶんと奥の方まで嘴を入れています。親は下から上に向いて渡し、子は上から下を向いて受け取る、ずいぶんと難しいかっこうですね。
それでも1粒落ちてしまいました
後から写真を見ると、親鳥は種が落ちないように舌で押さえているようです
この幼鳥は巣立ってからどれ位の日が経つのか分かりませんが、目の前に実があっても自分ではまだ採れない(採らない)のでしょうか? それでも親は、与えるふりをして飛んで行く場面もありました。やはり自立を促しているのでしょう。
ちょっと! ちょっと! どこ行くの! といった悲しげな顔
ヒヨドリなどの舌は舌骨と言うそうですが、メジロも同じように舌を使っているのが見えました
沢山あったアカメガシワの実(種)も、だんだん少なくなってきました。この木にメジロやコゲラ・ヒヨドリがやって来た私のメモを見ると、昨年と一昨年はいずれも9月12日でした。今年はずいぶん早く実が弾けたのではないかとおもいます。これも記録的に暑かった今年の気候、乾燥した日が続いた天気の影響かもしれません。野鳥の食べ物が確保できる自然がいつまでも維持できることを願っています。
もうすぐ子どもも自分で食べられるよ〜となるでしょうね。
メジロも舌を使って種を押さえていますね。
鳥たちの食べ物がたくさんある野山を残してほしいです。
ヒヨドリは地味な鳥ですが、大きく口を開ける子ヒヨドリには、シャッターを切り続けてしまいました。
舌は写真を見てから分かるのですが、花の蜜を食べるときに上手に舌を使っていることは知っていましたが、実を食べるのにも舌が役立っていることが分かりました。
ツバメは親鳥が虫をくわえて来ては、上の方から子ツバメに渡していますね。これからもいろいろ観察してみようとおもいます。