ナンキンハゼの木は紅葉した葉がすっかりと落ちて、白い種が青い空にポップコーンを散らしたように残っています。カワラヒワがやって来てパクリと食べています。
下に落ちた白い種をシジュウカラもくわえています。11月には木の上の種を突いている姿を見ましたが、のみ込むのでしょうか? 確認は出来ませんでした。
実と種がどのようになっているのか観察しました。実は黒くなって皮は三つに割れてはじけています(右上)。中に3個の白い種が入っています。他の実は皮は剥がれて落ちています
(種には毒性があるというので、手袋をして)種を半分に切りました。外の白い皮はロウ質でカッターナイフで削り取れます。次に固い黒い皮、中にもロウ質の胚乳がつまっていました。
赤い実や黒い実を鳥が好んで食べますが、どのような味がするのか気になります。それぞれの実にも味の違いや食べ頃があることでしょう。鳥たちはナンキンハゼの実のこのロウ質(脂肪分)を食べてエネルギーにしているのでしょうか? 味で選んでいるのではないのだろう? 中の種は排せつしてもらわないと種子散布の役にはたちませんね。色々なことに次々思いが広がりました。
シジュウカラは外の白いところを突付くだけかな~
飲み込めるかな~と思います。
ナンキンハゼの実の解剖、面白いです。
私もやってみたい。
街の街路樹のナンキンハゼの白い実はクリスマスの頃、灯りに照らされてとてもきれいです。
大小多くの鳥に好まれるナンキンハゼの実ですが、鳥によってその食べ方は
それぞれ違うのでしょうね。
ナンキンハゼのロウでクリスマスキャンドルが作れますかねぇ?
解剖・実験はどうぞお気を付けて!!
ナンキンハゼの解剖ありがとうございます。
日本のハゼの実で和ロウソクができるくらいなので、ナンキンハゼもカロリーの必要な鳥の役に立っているのでしょうねー。興味が湧いてきました。紅葉も綺麗ですしとてもありがたい木ですね。
それに、子供の頃、兄達がハゼの実で鳥を竹のザルのワナにおびき寄せて獲ろうとしていたことを思い出しました。捕まえたのは見たことがありませんが。
いまになって、鳥がハゼを好むのはカロリー補給目的だったのかー、✨😳と分かった気がしました。
研究と言われますと恥ずかしいです。単なる好奇心から種を割った次第で。
種を覆う白いロウ質をナイフで削りましたので、燃えるか試そうと思います。
ハゼノキやヤマハゼはウルシの仲間だそうで、かぶれるといけないので触って
いませんが、それらの実も鳥たちの好みのようです。
インターネットで、鳥を呼び寄せるために「牛脂」を置いているのを見て
びっくりしました。こんな方法は良くないと思います。
コメントをいただきありがとうございます。