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【ゲーム雑記】逆転裁判3

2011年06月26日 07時55分01秒 | ゲーム雑記
続いて3のレビューです。ストーリーそのものはこの3が一番いいです。
また、成歩堂を主人公としたシリーズはこれで最後ということで、今まで謎のままだった伏線もすべて回収されています。
システム的には2とまったく一緒。


★★★以下、ネタバレ含みます!!★★★

【登場人物】
最初に全話通して登場する人物を紹介しておきます。

成歩堂龍一・・・主人公。現在は事務所の所長だが、滅多に依頼を受けてないようで、実はシリーズで攻略した裁判以外はやってないようだ。なので一応デビュー依頼無敗ということに。周囲のボケに対しては突っ込み役。どんな時も被告人を信じることが弁護士の最大の武器だという信念を持っている。

綾里千尋・・・成歩堂の所属する弁護士事務所の所長であり、成歩堂の師匠。実は倉院流霊媒術の家元の長女だけど、家を飛び出して弁護士をやってる。1の第2話でいきなり殺されてしまうが、3では生前の千尋を主人公とした話も。

裁判長・・・見た目はいかにも「法の番人」といった感じの気難しそうなおじいちゃんだけど実はシリーズ屈指のボケキャラ。しかもたいていは検事にいいように振り回されてしまうので厄介である。

御剣怜侍・・・2の最後に復活したが、その後は海外にいってるようで最終話まで登場しない。

綾里真宵・・・千尋の妹。霊媒師なので時々千尋を呼び寄せてくれる。現在は修行は終わってるらしく、次期家元という立場。なぜかトラブル体質でシリーズで必ず1回は被告にされるw 基本はボケ役。

糸鋸圭介・・・刑事。成歩堂がからむ事件では必ずからむ刑事。そして裁判ではほぼ毎回証人として出廷。基本的にボケキャラで刑事としては・・・とても有能とはいいがたいw 御剣の信奉者だが御剣からもなかば見捨てられている。

綾里春美・・・真宵のいとこにあたる。通称はみちゃん。真宵がいないときには成歩堂の助手役となる。成歩堂に勾玉をわたしサイコ・ロックができるようにしてくれる。

狩魔冥・・・狩魔豪の娘で、アメリカで13歳で検事デビューして以降無敗という天才検事。常に鞭を持っており、裁判中でも成歩堂や証人や裁判長にまで容赦なく鞭を振るう。ある意味これがこの作品の一番面白いところ。3では最終話まで登場しない。

ゴドー・・・バイザーをつけた正体不明の検事。デビューしたてにも関わらず凄腕で、成歩堂に対してなぜか敵意を持っている。

美柳ちなみ・・・成歩堂の学生時代の恋人。が、その正体はとんでもなかった。



主な登場人物はこんなくらいでしょう。



【第1話】思い出の逆転

概要:勇盟大学のキャンパス内で薬学部の学生・呑田菊三が殺される。容疑者はその場にいた同じく芸術学部の学生・成歩堂。弁護するのはデビュー2戦目の綾里千尋。

レビュー:今回もチュートリアルに近い内容。千尋は1年前の初めて手がけた公判で手痛いダメージを受けたため、師匠である星影に心配される。が、この事件だけは絶対自分でやりたいという思いがある。その理由はあとで判明するが・・・。
学生時代の成歩堂がとにかくヘタレで見ていられないくらいひどいw


【第2話】盗まれた逆転

概要:真宵たちの故郷、倉院の里秘宝展が開かれることになり、責任者の霧緒に招待された成歩堂たち。が、そこに話題の怪盗・怪人☆仮面マスクから盗みの予告が届き、自称名探偵・星威岳哀牙の警備もむなしく壺が盗まれるが、あっさり犯人が自首。しかしその犯人に、警備会社の社長の殺害容疑もかかる。

レビュー:仮面マスクこと天杉優作の供述が色々疑問点だらけで混乱させてくれる。まぁ探偵は最初から怪しいなぁとは思ったけどw どうせ怪盗がでるならシリーズを通してライバル役となるような設定だったら面白かったのに。矢張も警備会社のバイトとして登場し、また法廷をひっかきまわしてくれる。難易度はまぁまぁ。トリックに気づけばあとは簡単。


【第3話】逆転レシピ

概要:レストラン・吐麗美庵で殺人事件が起きた。容疑者は事件を目撃した直後に気絶してしまったウェイトレスの須々木マコ。

レビュー:探偵パートが非常に難しかった。その探偵パートではなかなか真相が見えず苦労したが、トリックの奇抜さはシリーズで一番好き。このトリックだけで推理小説が1冊かけてしまうだろう。



【第4話】始まりの逆転

概要:5年前に誘拐事件で逮捕され、死刑判決を受けた尾並田美散が脱走し、当時自分を逮捕した美柳勇希を呼び出し殺害した。弁護するのはデビュー戦となる綾里千尋。検事も同じくデビューとなる御剣だった。

レビュー:今回は法廷パートのみなので短めだが、難易度は結構高い。推理力というよりは発想力が試される裁判。しかもそれの連続なので非常につらい。千尋の先輩弁護士・神乃木荘龍は、1話で名前だけ登場する人物。まぁ見た瞬間に話がつながってくるのだが。



【第5話】華麗なる逆転

概要:真宵の霊力修行のために霊場破りツアーに行くことに。が、行った先の葉桜院には美柳ちなみにそっくりな人物・あやめがいた。その日の夜、葉桜院に泊まりに来ていた絵本作家・天流斎エリスが殺害される。目撃証言から犯人はあやめとなるが。

レビュー:シリーズ最終話ということでこれまでの伏線が全て回収される。霊媒がトリックに深く関わっており、これ自体が裁判で証拠として採用されるのだから恐ろしい。
成歩堂は熱をだして臥せってしまっているため、最初の探偵パートと法廷パートは御剣が担当。ファンとしては嬉しい展開。しかも相手の検事が狩魔冥なので、夢の対決が実現する。さすが御剣というべきか法廷パートでは冥を手玉にとるような展開を見せてくれる。本作の最大の見所じゃないだろうか。
トリック自体は難解というか非常にややこしい。誰が真犯人を霊媒させてるのか、というのが裁判の焦点になり、しかも本当の犯人を追い詰めるところまで長丁場の法廷パート。

【ゲーム雑記】逆転裁判2

2011年06月26日 07時15分50秒 | ゲーム雑記
続いて2のレビューです。これも非常にやり応えありました。
サイコ・ロックというシステムの登場で、探偵パートでも総当り的な捜査はやりづらくなってますが、代わりに探偵パートにも推理する楽しみができました。ただペナルティがポイント制から、ゲージ制になり、さらにひとつの話を通じて回復はサイコ・ロックの解除のみとなっているので、法廷パートの攻略は非常に難しくなりました。
また、つきつける証拠品に、人物も含まれるようになったので、その点でも難易度は1にくらべて高いです。



★★★以下、ネタバレ含みます!!★★★

【登場人物】
最初に全話通して登場する人物を紹介しておきます。

成歩堂龍一・・・主人公。現在は事務所の所長だが、滅多に依頼を受けてないようで、実はシリーズで攻略した裁判以外はやってないようだ。なので一応デビュー依頼無敗ということに。周囲のボケに対しては突っ込み役。どんな時も被告人を信じることが弁護士の最大の武器だという信念を持っている。

綾里千尋・・・成歩堂の所属する弁護士事務所の所長であり、成歩堂の師匠。実は倉院流霊媒術の家元の長女だけど、家を飛び出して弁護士をやってる。1の第2話でいきなり殺されてしまうが、その後も霊媒によって成歩堂の前に現れて助言をしてくれる。

裁判長・・・見た目はいかにも「法の番人」といった感じの気難しそうなおじいちゃんだけど実はシリーズ屈指のボケキャラ。しかもたいていは検事にいいように振り回されてしまうので厄介である。

御剣怜侍・・・1ではシリーズを通して成歩堂の前に立ちふさがる天才検事だったが、成歩堂との法廷対決を通して検事のあり方に疑問を持ち姿を消す。成歩堂はそれが許せないらしく、真宵に御剣のことを聞かれてもそっけなく答える。

綾里真宵・・・千尋の妹。霊媒師なので時々千尋を呼び寄せてくれる。現在は修行は終わってるらしく、時期家元という立場。なぜかトラブル体質でシリーズで必ず1回は被告にされるw 基本はボケ役。

糸鋸圭介・・・刑事。成歩堂がからむ事件では必ずからむ刑事。そして裁判ではほぼ毎回証人として出廷。基本的にボケキャラで刑事としては・・・とても有能とはいいがたいw 御剣の信奉者だが御剣からもなかば見捨てられている。

綾里春美・・・真宵のいとこにあたる。通称はみちゃん。真宵がいないときには成歩堂の助手役となる。成歩堂に勾玉をわたしサイコ・ロックができるようにしてくれる。

狩魔冥・・・狩魔豪の娘で、アメリカで13歳で検事デビューして以降無敗という天才検事。常に鞭を持っており、裁判中でも成歩堂や証人や裁判長にまで容赦なく鞭を振るう。ある意味これがこの作品の一番面白いところ。


主な登場人物はこんなくらいでしょう。



【第1話】失われた逆転

概要:現職の警察官が何者かに突き落とされて死んだ。容疑者はその場にいた被害者の恋人須々木マコ。しかも成歩堂は裁判直前に何者かに殴られ記憶喪失に。

レビュー:一応チュートリアル的な内容だが、なかなかに推理力が試される。真犯人は証言でぽろぽろ矛盾した証言をしてくれるのでバレバレなのだが。



【第2話】再会、そして逆転

概要:一年前に14人の死亡事故を起こした病院の院長が、原因である看護婦を霊媒で呼び寄せるために成歩堂のもとを訪れる。一緒に倉院の里に行き、霊媒が行われることになったのだが、そこで霊媒中の真宵が院長を殺すという事件が起きた。

レビュー:時間軸的には1話より少し前の話。今回も真宵が被告になるため、代わりに春美が成歩堂をサポートしてくれる。今回からサイコ・ロックが使えるようになる。難しいのはサイコ・ロックをどの場面で使うべきかで、ロックを解く証拠が揃ってないうちに挑んで無駄にゲージを減らしてしまう。
ただ、探偵パートでほぼ事件の全容は見えてくるのだが、真犯人の正体の意外さはシリーズ屈指で、見事なトリックだと感心してしまった。個人的には一番面白かった事件。
狩魔冥がこの事件から登場。裁判長に対しても容赦なく鞭を振るうのが笑えるw
なつみはこの話で再登場。あいかわらずこいつの証言はひどすぎる。


【第3話】逆転サーカス

概要:タチミ・サーカスの宿舎で団長が殺害される事件が起きた。目撃証言から、サーカスの花形で魔術師でもあるマックスが被告になる。

レビュー:今回はトリックがなかなか凝ってるんだけど、凝ってるゆえにわかりやすいというか。探偵パートで事件の全容がほぼわかるし、犯人もバレバレ。証人のひとり・ピエロのトミーが鞭で打たれたときの悲鳴が面白いw


【第4話】さらば逆転

概要:アクションスターの藤見野イサオがホテルの控え室で殺害される。容疑者は向かいの控え室にいた人気絶頂のアクションスター・王都楼真悟。事件後、何者かに真宵が誘拐され、成歩堂は誘拐犯から王都楼の無罪を勝ち取れと言われる。

レビュー:攻略の難解さ前の2話とは比べ物にならない。色々証拠品は揃っててそれぞれが何を意味するかはわかるんだけど、どれを提示するべきかがわかりづらいというか。この話で御剣が登場し、誘拐犯に狙撃された狩魔冥に代って検事となる。誘拐された真宵を救うためには無罪を勝ち取らないといけないのに、被告は実は真犯人というジレンマに悩まされる成歩堂。事情を知った御剣もともに誘拐犯逮捕までの時間引き延ばしに協力してくれるのが心強い。

【ゲーム雑記】逆転裁判 蘇る逆転

2011年06月26日 05時52分08秒 | ゲーム雑記
先日友人に借りて初プレイしたのでレビューを。。。
正直こんなに面白いゲームを見逃していたのを激しく後悔してますw


★★★以下、ネタバレ含みます!!★★★

【登場人物】
最初に全話通して登場する人物を紹介しておきます。

成歩堂龍一・・・主人公。本作第1話がデビュー戦となる新米弁護士。特徴はとんがった髪型。周囲のボケに対しては突っ込み役。どんな時も被告人を信じることが弁護士の最大の武器だという信念を持っている。

綾里千尋・・・成歩堂の所属する弁護士事務所の所長であり、成歩堂の師匠。実は倉院流霊媒術の家元の長女だけど、家を飛び出して弁護士をやってる。第2話でいきなり殺されてしまうが、その後も霊媒によって成歩堂の前に現れて助言をしてくれる。

裁判長・・・見た目はいかにも「法の番人」といった感じの気難しそうなおじいちゃんだけど実はシリーズ屈指のボケキャラ。しかもたいていは検事にいいように振り回されてしまうので厄介である。

御剣怜侍・・・シリーズを通して成歩堂の前に立ちふさがる天才検事。基本的に裁判はこの男の手のひらの上で踊らされるような感じで進行していく。実は成歩堂と小学校時代の同級生で、当時は弁護士を目指していたが、父の死を契機に検事を目指すようになる。

綾里真宵・・・千尋の妹。霊媒師なので時々千尋を呼び寄せてくれる。なぜかトラブル体質でシリーズで必ず1回は被告にされるw 基本はボケ役。

糸鋸圭介・・・刑事。成歩堂がからむ事件では必ずからむ刑事。そして裁判ではほぼ毎回証人として出廷。基本的にボケキャラで刑事としては・・・とても有能とはいいがたいw 御剣の信奉者だが御剣からもなかば見捨てられている。

矢張政志・・・成歩堂の小学校時代の同級生。第1話では被告だが、以降はなぜかいろんな事件にからんでおり、毎回証人として法廷に呼ばれる。その証言の信憑性の無さは神がかりともいえるw 


主な登場人物はこんなくらいでしょう。



【第1話】初めての逆転

概要:矢張の恋人(?)がマンションの自室で何者かに殺された。容疑者は矢張。

レビュー:最初の事件ということでチュートリアル的な内容。といってもそれなりに頭を使わないと解決しない。矢張が頭っから自分を犯人だと決め付けてる絶望的な展開で大変だけど、まぁあっさり解決できる内容。決め手は凶器。



【第2話】逆転姉妹

概要:綾里千尋が事務所で何者かに殺害される。第1発見者の妹真宵が容疑者となる。

レビュー:御剣がこの事件から検事として立ちふさがる。が、真犯人が2話目にして大物過ぎるだろうという気が・・・。それと千尋の師匠にあたる星影も役立たず過ぎだよなw
探偵パートはそれほど難しくないけど、法廷パートでの御剣の粘りが異常すぎ。まだ異議あるの!?と何度も思ってしまった。最後の決め手が一番難解。


【第3話】逆転のトノサマン

概要:撮影所でアクションヒーローのトノサマンが悪役のアクダイカーンを殺す事件が起きた。

レビュー:この話でオバチャンが登場。このオバチャンもシリーズとおして何度か登場するお騒がせキャラ。厄介なのが恣意的にひどい証言をするところw
事件そのものはある意味密室ともいえる状況で起きたように見えたが、実は別のスタジオに何人かいた時点で先が見える。しかも重要証拠の皿があった時点でもう、ね。
ただ法廷パートよりも探偵パートでえらい苦労した。移動場所が多いせいで色々時間くう。なんでショートカットできないんだろう・・・。
審理も3日目までもつれこむのでとにかく長い。


【第4話】逆転、そしてサヨナラ

概要:深夜のひょうたん湖上のボートで殺人事件が起きた。被告はその場にいた御剣。

レビュー:今回は御剣が被告で、検事には40年間無敗を誇ってきた狩魔豪。証人のひとり、なつみはオバチャンと同じくシリーズで何度も登場するお騒がせ人物。
今回の事件は過去に起きたDL6号事件という御剣の父が殺された事件も絡んでおり、今回の事件と二つの事件を解いていく内容となっている。
法廷では最初から裁判長が狩魔の言いなりというひどい裁判w 犯人の意外さという点ではシリーズ屈指かも。


【第5話】蘇る逆転

概要:検事局の地下駐車場と、警察局の資料保存室で同日同時刻に同じ人物が殺害された。被告は検事局主席検事の宝月巴。だがなぜか彼女は自分の容疑を認め、成歩堂にまったく協力してくれない。

レビュー:真宵は修行にでてるので今回は登場せず。代わりに巴の妹で女子高生の茜が助手として成歩堂ををサポートしてくれる。
今回は証人が結構濃いキャラが多く、法廷パートが面白い。糸鋸刑事は捜査からはずされているが肝心なところで男気を見せてサポートしてくれる。また、御剣も成歩堂の敵対者というよりは一緒に真相究明する協力者のようなスタンス。とにかく長い話。