安彦良和といえば一般にはガンダムのキャラクターデザインで有名だが、歴史マンガもけっこう書いている。
『ナムジ―大国主』
作者:安彦良和

ストーリー:
神話の時代の日本。今の島根県にあたる出雲の国の倭人・ナムジは、渡来系の布都族の支配に対して敵意を抱いている。があるきっかけで布都の支配者・スサノオの娘・スセリを手篭めにした。やがてナムジとスセリの婚姻は認められ(なぜかスセリはナムジを気に入る)、布都の一族となり、筑紫の邪馬台国や、大和政権と戦う。
スサノオが日向にある邪馬台国の女王・卑弥呼に篭絡された後、続いて邪馬台国で虜囚となってしまったナムジは、意に沿わぬまま故国・出雲と戦う羽目になり、実の息子と刃を交える。
その後、スサノオの三男・オオドシとともに大和を攻略。オオドシはここに政権を打ち立てる…。

感想:
細かいストーリーは全然覚えてない。基本的には記紀神話をベースに作者が大胆な仮説を立ててストーリーが作られている。
主人公ムジナはまるで初期のアムロ・レイのように青臭い青年だったのだが、様々な戦いを経験していくうちに今度は無気力なおっさんになってしまう。神武が登場するラストは結構感動的な終わり方だった。
このマンガには『神武』という続編があり、これも読まないときちんと物語が完結しないのだが、とりあえずはこのナムジを日本神話の入門として読むのはお勧め。もちろん日本神話に興味がなくても面白い(と思う)。

『ナムジ―大国主』
作者:安彦良和

ストーリー:
神話の時代の日本。今の島根県にあたる出雲の国の倭人・ナムジは、渡来系の布都族の支配に対して敵意を抱いている。があるきっかけで布都の支配者・スサノオの娘・スセリを手篭めにした。やがてナムジとスセリの婚姻は認められ(なぜかスセリはナムジを気に入る)、布都の一族となり、筑紫の邪馬台国や、大和政権と戦う。
スサノオが日向にある邪馬台国の女王・卑弥呼に篭絡された後、続いて邪馬台国で虜囚となってしまったナムジは、意に沿わぬまま故国・出雲と戦う羽目になり、実の息子と刃を交える。
その後、スサノオの三男・オオドシとともに大和を攻略。オオドシはここに政権を打ち立てる…。

感想:
細かいストーリーは全然覚えてない。基本的には記紀神話をベースに作者が大胆な仮説を立ててストーリーが作られている。
主人公ムジナはまるで初期のアムロ・レイのように青臭い青年だったのだが、様々な戦いを経験していくうちに今度は無気力なおっさんになってしまう。神武が登場するラストは結構感動的な終わり方だった。
このマンガには『神武』という続編があり、これも読まないときちんと物語が完結しないのだが、とりあえずはこのナムジを日本神話の入門として読むのはお勧め。もちろん日本神話に興味がなくても面白い(と思う)。
