今回は恭の国の話。

ストーリー:
恭の大商人・相如昇の娘・珠晶は、20年以上王の空位が続いているため荒廃していく国を憂い、自ら昇山して麒麟の選定を受けようと志す。自宅から乗ってきた騎獣を黄海に入る直前で奪われてしまったものの、朱氏(国をもたず、黄海で妖獣を生け捕りにすることを生業にしている者)の頑丘を剛氏(黄海で道案内に従事している者)として雇い、謎の男・利広と3人で黄海に踏み込む。昇山には珠晶らのほかにも大勢の恭人がおり、剛氏を雇うものや家人を大勢引き連れてきたものなど様々だった。
昇山への道のりは険しく、妖魔が出没する夜は犠牲者が出るのも当たり前だった。だが珠晶らは頑丘の知恵のおかげで危機を乗り越えていった。しかし、自分たちの安全ばかりを考え、他の昇山する人へアドバイスをしない頑丘に不満を持った珠晶は、頑丘を解雇して、大勢の家人を連れて昇山している室季和のもとへ転がり込む。だが室季和一行は、馬車を捨てたくないという理由で、剛氏ですら避けたルートを進む。なぜ剛氏が避けたか。そのルートには危険な妖魔が潜んでいるからだ。
案の定、妖魔に襲われた一行はひとり、またひとりと人員が欠けていく。森林地帯を抜けてもまだ襲い掛かってくる妖魔に、室季和は家人たちを見捨てて馬車で駆け抜けていってしまった。それを見過ごせなかった珠晶は危険を承知で見捨てられた家人たちの方へ戻り、みんなをまとめて妖魔を退治した。が、珠晶はみんなとはぐれてしまう。
のまず食わずで3日間粘った珠晶は頑丘・利広と合流することができたが、妖魔に襲われて頑丘が負傷を負ってしまう。絶体絶命のピンチに陥った珠晶と頑丘を救ってくれたのは黄海の守護者である天仙・犬狼真君だった。
ようやく目的地である蓬山に辿り着いた珠晶は供麒に迎えられ登極する。
感想:
利広の正体はてっきり麒麟だと途中まで思っていたのだが。意外な正体だった。というかこいつのセリフは意味不明なのが多い。
珠晶のキャラはいまいち好きになれないが、昇山する目的がかっこよく、頭の回転の速さもあって陽子より好感もてる。
ストーリーは昇山にスポットをあてたもので、昇山がいかに危険なものかを描いていて、面白かった。

ストーリー:
恭の大商人・相如昇の娘・珠晶は、20年以上王の空位が続いているため荒廃していく国を憂い、自ら昇山して麒麟の選定を受けようと志す。自宅から乗ってきた騎獣を黄海に入る直前で奪われてしまったものの、朱氏(国をもたず、黄海で妖獣を生け捕りにすることを生業にしている者)の頑丘を剛氏(黄海で道案内に従事している者)として雇い、謎の男・利広と3人で黄海に踏み込む。昇山には珠晶らのほかにも大勢の恭人がおり、剛氏を雇うものや家人を大勢引き連れてきたものなど様々だった。
昇山への道のりは険しく、妖魔が出没する夜は犠牲者が出るのも当たり前だった。だが珠晶らは頑丘の知恵のおかげで危機を乗り越えていった。しかし、自分たちの安全ばかりを考え、他の昇山する人へアドバイスをしない頑丘に不満を持った珠晶は、頑丘を解雇して、大勢の家人を連れて昇山している室季和のもとへ転がり込む。だが室季和一行は、馬車を捨てたくないという理由で、剛氏ですら避けたルートを進む。なぜ剛氏が避けたか。そのルートには危険な妖魔が潜んでいるからだ。
案の定、妖魔に襲われた一行はひとり、またひとりと人員が欠けていく。森林地帯を抜けてもまだ襲い掛かってくる妖魔に、室季和は家人たちを見捨てて馬車で駆け抜けていってしまった。それを見過ごせなかった珠晶は危険を承知で見捨てられた家人たちの方へ戻り、みんなをまとめて妖魔を退治した。が、珠晶はみんなとはぐれてしまう。
のまず食わずで3日間粘った珠晶は頑丘・利広と合流することができたが、妖魔に襲われて頑丘が負傷を負ってしまう。絶体絶命のピンチに陥った珠晶と頑丘を救ってくれたのは黄海の守護者である天仙・犬狼真君だった。
ようやく目的地である蓬山に辿り着いた珠晶は供麒に迎えられ登極する。
感想:
利広の正体はてっきり麒麟だと途中まで思っていたのだが。意外な正体だった。というかこいつのセリフは意味不明なのが多い。
珠晶のキャラはいまいち好きになれないが、昇山する目的がかっこよく、頭の回転の速さもあって陽子より好感もてる。
ストーリーは昇山にスポットをあてたもので、昇山がいかに危険なものかを描いていて、面白かった。