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ゲーム攻略、読書感想文など。

ゲーム【龍が如く】その2

2005年12月25日 02時23分21秒 | ゲーム雑記
前回の続き

【PS2新品】龍が如く

【ゲームの流れ】
前にも書いたが、このゲームはストーリーにしたがって次々とミッションが出てくる。3ミッションで1章となっており、全13章ある。
経験値をためてレベルを上げるには当然敵を倒す、ということがあげられるが、それ以外にもサブミッションをクリアすることで大きな経験値が入手できるところがこのゲームの特異なところか。

【サブミッション】
本編とは別にサブミッション(紛らわしいが関節技のことではない)というのが全部で80もあり、メインストーリーを進めると色々なサブミッションが発生する。たいていは街の特定の場所に行ったときに発生する。メインストーリーそっちのけでサブミッションのクリアに血道を上げるのも楽しい。ちなみにゲーム内に登場するキャバ嬢6人それぞれを落とすこと自体もサブミッションとなっていたりする。

【ミニゲーム】
このゲームの楽しみのひとつに前述したミニゲームがある。
・バッティングセンター
・カジノ(ルーレット、バカラ、ブラックジャック)
・丁半博打
・UFOキャッチャー
それ以外にストーリーの合間に挑戦できる地下格闘場があり、これはストーリーを進めると新しいトーナメントが次々出てくる。
また、キャバクラ嬢を高感度最大まで上げて最後までたどりつくと経験値が入る。

【遥のおねだり】
本編の重要人物である遥(10歳)と一緒に歩いているとおねだりをされる。例えばコンビにの前を通りかかったときにおにぎりを食べたいと言ったり、カジノに入るとバカラを勝ってと言ったり、という具合。このおねだりを聞いてやると信頼度があがり、エンディングに影響する。

とりあえずここまで

ゲーム【龍が如く】その1

2005年12月21日 23時47分38秒 | ゲーム雑記
この間知り合いに薦められて買った。むちゃくちゃ面白い。

【PS2新品】龍が如く

【ジャンル】
・歌舞伎町をモデルにした神室町という大歓楽街を舞台にしている。
・基本的には街を徘徊しながらミッションをどんどんクリアしていくことでストーリーを進めていく。アクションRPGになるのかな?

【舞台】
・街の中には歓楽街らしく様々な店があって、パチスロやゲーセン、喫茶店、牛丼屋、コンビニ、バッティングセンター、カジノ、果てはキャバクラ、ドンキホーテまである。それらの店に好きに寄って買い物したりミニゲームしたりするのも楽しみのひとつ。

【戦闘】
・戦闘は、イベントとして起こるものと、街を歩いていたら絡まれて起こるものがある。戦闘が始まると戦闘画面に切り替わる。落ちているものを武器にしてぶったいたり、投げつけたりできる。
・アクションには殴ったり蹴ったりといった他、掴んで頭突きや投げ飛ばすなどができる。

【パラメータ】
・主人公・桐生一馬には心・技・体の3つのパラメータがあり、たまった経験値を好きに割り振って各レベルをあげることができる。
・武器や防具も装備できる。それ以外に、敵に囲まれなくなるアイテムや、キャバで好感度をあげやすくなるアイテムなどもある。
・所持金は敵を倒したときに巻き上げたり、カジノやパチンコで稼ぐ。

【世界観】
・詳しいストーリーはまた別に書くとして、基本的にはヤクザの内部抗争の話で、登場人物もヤクザばっかり。
・街でバトルする敵はヤクザ以外にチンピラや酔っ払いなど。地下闘技場もある。
・18禁指定なのだが、これは暴力表現が過激なためだろう。まぁそんなでもないんだけど、キャバとかあるしなぁ。

とりあえずここまで。

読書感想文【陰の季節】

2005年12月14日 18時27分07秒 | 読書感想文
昨日本屋に行って発見。まだ読んでないのがあると思わなかった。

陰の季節

ストーリー:
D県警本部を舞台にした短編集。ちなみに続編として『顔』がある。
各編の内容は以下のとおり。

「陰の季節」
県警の天下り先である社団法人に、3年前に天下りした尾坂部が、口約束であった3年での退社を拒否した。このままでは次の人間がそのポストに天下りすることができない。決してあってはならないことをしでかす尾坂部の真意は何か?警務課の”エース”こと二渡真治はなんとかして尾坂部の説得に乗り出すが・・・

「地の声」
生活安全課長の曾根がパブ夢夢のママとできている、と警務部監察課にタレこみが入った。監察官新堂隆義は元公安にいた、刑事課にいた柳を使い内定に乗り出す。果たして曾根は本当にクロなのか、そしてタレこんだのは内部の誰なのか――

「黒い線」
機動鑑識班の平野瑞穂が出勤してこない―昨日、引ったくり犯の似顔絵を作り、スピード逮捕の手柄を立てた瑞穂がなぜ。警務課婦警担当係長の七尾友子は瑞穂の足取りを追う。そして夜、瑞穂が実家にいることを掴み、会うがなぜか無断欠勤の理由を話そうとしない・・・

「鞄」
警務部秘書課課長補佐の柘植正樹は、職務としている議会対策中に、ある県議から次の定例議会で、鵜飼県議が警察に対し爆弾質問をぶつけるという情報を仕入れた。質問の中身を知り、早急に答弁案を練らなければ自分と課長の坂庭のクビが飛ぶ。あせった柘植と、坂庭は方々に手を尽くすがまったく情報が入らない。鵜飼も決して口を割ろうとしない。そうしている間に定例議会が迫ってくる・・・


感想:
読み終わって気がついたけど、今回は主人公すべてが警務課の人間だった。その中で、二渡がすべての話しに絡んできて、辣腕を振るう。それにしても、警察内部のことだけを事件に仕立て上げて読ませるというのが面白い。『震度0』も面白かったけど、この短編ひとつひとつがそれに匹敵するような面白さだった。
ちなみに「黒い線」で登場した平野瑞穂が主人公の短編小説集が『顔』である。

読書感想文【春秋名臣列伝】

2005年12月03日 01時50分06秒 | 読書感想文
宮城谷昌光全集に収められている列伝を一冊にまとめたもの。ちなみに全集は持っているので買う必要はなかったのだが、ついつい買ってしまった・・・

春秋名臣列伝

春秋時代の名臣20人を取り上げている。中にはすでに小説で登場した人物も多く含まれており、管仲や晏子なども含まれている。
戦国名臣列伝と比べると、人物の話よりも、まずその家がどういう素性かという説明が長く、それを読むだけでお腹いっぱいになってしまうところもある。どちらかというと、作者の小説の補足的な内容といえるかもしれない。また、戦国名臣列伝が、各編それぞれが短編小説的な綺麗なまとまり方をしているのに対し、こっちはちょっと物足りなさを感じる。
個人的には孫武が一番よかった。