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ゲーム攻略、読書感想文など。

ゲーム雑記【無双OROCHI】その12

2007年05月25日 00時07分20秒 | ゲーム雑記


【前田慶次】★★★★★
遠呂智が自分の同類と認め、あえて遠呂智軍に身を置いている。登場ステージは多くないし、蜀・魏の終章での登場時はいまいち感漂っている。
とにかく強い。通常攻撃もチャージ攻撃もモーションはでかいがハマれば大ダメージ。馬上攻撃も使いやすい。

【本多忠勝】★★★★★
三河武士の癖して家康と同行もせず探しもせず。援軍として全ストーリーの7章外伝のみに登場。
こいつも圧倒的な強さ。全部において使いやすい。

【董卓】★★★★
おそらく武将の中では一番登場ステージが多い。金で遠呂智とつながっているようだが、全シナリオ負け役。
みためよりは使いやすい。チャージがもうちょっと使いやすければよかった。

【黄忠】★★
関平と二人で踏ん張っていたがやはり関平とじゃきつかったようだ。あっさり信長軍に助けられてその傘下に。
乱戦に弱い。馬上攻撃は普通。とゆーか黄忠なのに弓にまったく威力がないのはどうしたものか。

【許褚】★
反乱軍では食事を与えられずひもじい思いをしていたところを遠呂智軍に助けられた。
フルスイングみたいなチャージは思いっきり遠くまで敵を飛ばす。威力もすさまじい・・・が使いづらすぎ。通常攻撃でまったく動かないのがまずい。馬上もいまいち。

【太史慈】★★★
遠呂智の捕虜となっていたのでまったく冴えない。というか出番もあまりない。
かめはめ波みたいなチャージ攻撃は敵群のど真ん中に撃つと一気に敵が消えて便利。チャージも馬上も悪くない。

【読書感想文】今はもうない

2007年05月23日 10時36分40秒 | 読書感想文
夜勤中に一気に読んでしまった。




『今はもうない』
作者:森博嗣

ストーリー:
西之園家の別荘に向かう犀川と萌絵。その車中、萌絵はとある事件について語る。

西之園家の別荘から5km離れた山中にあるデザイナー・橋爪怜司の別荘にやってきていた笹木。だが婚約者の石野真梨子に誘われて仕方なく来ていた笹木は、散歩中に山中で出会った西之園家の人間を別荘に連れて行くことに。
そしてその夜。橋爪の別荘に泊まりに来ていた女優の朝海姉妹がそれぞれ別荘3Fの娯楽室と、その隣の映写室で遺体となって発見された。2つの部屋を行き来するには廊下に出るか、両室の間の高い場所にある狭い穴を抜けるしかない。そして両方とも密室であった。
おりしも台風が直撃していたその夜は外部からの侵入は不可能と思われ、自然と内部に犯人がいることになる。橋爪、その息子の清太郎、石野、モデルの神谷美鈴、そして使用人の滝本。この誰かが犯人なのだろうか・・・。


感想:
思いっきりヒントになってしまうが、今回は笹木の一人称で語られていて、それには理由がある。これがまず第1の謎。それからもちろん密室トリック。これが第2の謎。
そしてこれが一番重要なのだが、本書は今までのシリーズを読んでないと理解できないトリックがある。この意味が第3の謎。
ミナミは第3の謎については最後の方で真相が暴かれる直前にわかった。が、これはシリーズを読んでる人なら途中で感じる違和感からわかると思う。
第2の密室トリックについては説明されるとあ~なるほど、という感じがする。たしかに伏線も色々張ってあるし相変わらずうまいなぁと思った。
そして第1の謎。笹木の一人称の理由については途中で見破るのはほぼ不可能じゃないかと思う。わかった瞬間、えー!と驚く仕掛け(といったら大げさか)があるのだ。
萌絵と犀川は笹木の話の合間に何回か登場するだけで、事件にはノータッチ。なので出番がほとんどないのだが、以前の萌絵と違い、犀川に対してどこまでも譲歩してしまうことを自覚するところは微笑ましい。腹を立てた時でさえ、犀川が自分の怒った顔を見たくてわざと怒らせているのだろうと曲解しているのだ(しかも頬を膨らませてリクエストに答えてる)。
やはりS&Mシリーズは萌絵を好きになれるかどうかで評価が分かれるだろうなぁ。

ゲーム雑記【無双OROCHI】その11

2007年05月22日 19時12分29秒 | ゲーム雑記


【星彩】★★★★
通常攻撃はいまいちだがチャージと馬上攻撃が強力が強力。スピードもあるのでかなり使い勝手がいい。張飛と戦うとかけあいがある。

【典韋】★★★★
意外にスピードがある。馬上はいまいちだがチャージもいい感じ。でもストーリーにはまったくといっていいくらい絡まない・・・。

【孫尚香】★★★★
今回登場ステージがかなり多い。
馬上はさっぱり使えないがチャージは乱戦の中で結構使える。

【上杉謙信】★★★★★
ほとんど穴がない。信玄は単独で登場するステージがあるが、こいつはそれがないのが不憫。セリフも何気に少ない。

【呂布】★★★★
チャージ攻撃が強力。通常攻撃も強いがちょっと癖がある。馬上は普通。

【今川義元】★
馬上攻撃は多少使いやすいくらいで後は全然だめ。

【読書感想文】夏のレプリカ

2007年05月22日 03時02分50秒 | 読書感想文
これも仕事中に一気に読んでしまった。



『夏のレプリカ』
作者:森博嗣

ストーリー:
東京で学生をしている萌絵の親友・蓑沢杜萌が2年ぶりに愛知に帰省し、萌絵と再会した。萌絵と別れた杜萌が自宅に戻ると家族は不在。翌日になっても家族はいなかったのだが、そこに仮面を被り拳銃を持った男が現れ杜萌を誘拐した。実は前の晩に杜萌の家族も男の仲間に誘拐されていた。
杜萌が連れて行かれた先は長野にある蓑沢家の別荘だった。だがそこで男の仲間2人は射殺体になっていたため家族は全員無事に帰ることが出来た。
だが、杜萌の血のつながらない兄・素生は前の晩から行方不明になっていた。長野県警の西畑はこの事件の捜査にあたり、蓑沢家の人間が何かを隠していることを嗅ぎ取る。
杜萌から事件のことを聞いた萌絵だが、マジシャン殺害事件の捜査と院生試験で忙しく、蓑沢家の事件にはそれほど深く首を突っ込まなかった。だが、犀川と一緒に出かけた東京で思わぬ進展を迎える。


感想:
この作品は前作の『幻惑の死と使途』と同じ時系列に発生した事件として描かれている。そのため前作は奇数章しかなく、本作は偶数章のみで構成されている・・・が、そんなことをする必然性は感じられなかった。
また例によって犀川は途中で事件の真相に気づいたのだが、今回もトリックはわからなかった。
だが本作は今までと違い、複雑なトリックがなく、萌絵も現場に足を運んだのは1回きり、という異例な展開。
トリックは結構使い古されたといえるものだがそれでも真相が暴かれたときは読んでて興奮してしまった。

【読書感想文】幻惑の死と使途

2007年05月22日 02時53分58秒 | 読書感想文
仕事中に読んでしまった。



『幻惑の死と使途』
作者:森博嗣


ストーリー:
かつて一世を風靡したマジシャン・有里匠玄が箱抜けマジックの公開ショーを行った。犀川研の一同と見に来ていた萌絵は、そこで箱から脱出した匠玄がナイフで刺されて死んだのを目撃した。
そして今度は匠玄の葬儀で棺に入れられていた匠玄の遺体がいつの間にか消失するという事件が発生した。
警察関係者に紛れ込んだ萌絵は調査に夢中になるが、謎は解けないままだった。疑わしいのは匠玄の3人の弟子、有里ナガル、有里タケル、有里ミカル。だが3人とも犯行を否定する。
そして今度は爆破解体ビルからミカルが脱出するというマジックで、脱出して隣のビルに移ったミカルが何者かに殺されていた・・・。

感想:
今回はトリックは単純だが、やっぱりわからなかった。といっても多少無理があるような気がしなくもないが。
これまでのシリーズと同じく真犯人はまたも意外な人物で、やはりこれまでと同じく犀川は途中で謎を解いていた。犀川と萌絵との仲はそれほど著しい進展はない。