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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:マイナ保険証の問題点と健康保険料の問題点

2025年01月05日 10時30分00秒 | 社会全般
今年の年末から、マイナ保険証の活用が必須となるらしいが、困ったモノである。保険証の不正利用の防止や、使用した薬や過去の医療情報が簡単に見る事が出来るなどのメリットはあるのは判っているが、まだ時期尚早なのと、無理矢理1枚にする事に疑問を感じている。

健康保険証を悪用している人が多い事は広く知られている。特に、隣国の住民が悪用している話しは良く聞く。この問題については抜本的な解決策が必要であり、その方法の一つが電子化であり、写真を載せる事は大変有効であろう。

問題点は、マイナ保険証の推進である。何故、更新のタイミングと内容が全く違う二つの情報を一つにする必要があるのだろうか?誠に愚かな判断としか言えない。

マイナンバーカードの更新頻度は、18歳以上の人は10年に一回と更新頻度は低い。一方、保険証の更新頻度は、マチマチである。転職を頻繁にする人も居れば、一生涯同じ会社に勤め上げる人も居る。そこで転職を頻繁に行う人にとって、ちょっと面倒な事になりかねない。

転職の際は、電子化したマイナ保険証であれば、データベースを書き換える事で、保険証そのモノの再発行は必要ない。がしかし、若干面倒な時もある。どうしても保険証の証明が空白になる事も有り得る様で、その点が心配の種である。

そして一番の課題は、システムの利便性や機能がまだまだ未成熟である事であろう。歯医者も含めた病院の多くは困っていると聞く。河野と云う、人の意見を聞く耳を持たない輩が推し進めたこのマイナ保険証、即刻延期にすべきである。

そしてマイナバーカードと免許証の一体化も問題である。これらの更新頻度も違っており、これもまた更新頻度と中身が全く違うモノの一体化を推し進める事は理解できない。

そもそも健康保険には、幾つかの課題や疑問がある。

①何故、保険料が収入によってこれほど違うのか?
日本の健康保険は、国民皆保険の制度である。そして裕福な人が多めの負担をし、裕福で無い人を支援する仕組みになっている。これはある程度理解できる制度であるが、その負担額の差があまりにも大きすぎるのではないだろうか?

現在の2024年度の保険料は、一番低い金額が5,788.4円で、一番高い金額が138,722円であり、その差は約24倍である。この差はチョット大きすぎるのではないだろうか?因みに、ザックリとした計算では、収入の約10%が保険料として徴収されている(半分は会社持ち)。

因みに収入の18.3%が引き落とされている厚生年金保険も収入に比例しているが、こちらの方は月額の収入が65万円が上限となっており、それ以上の収入があっても増えない。その差は約7.3倍であり、また厚生年金は将来自分に還元されるので、まだ納得感があるが、健康保険は自分に還元される事がないので、全く納得感がない。

それで健康保険の計算方法は、厚生年金保険と同様に、上限をもう少し下げるベキではないだろうか?

②ナゼ外国人が加入できるのか?
健康保険は日本の国民の為に作られた制度である。それに、日本の国民でもない外国人が、同じ様な恩恵を預かれる事が、そもそも問題である。健康保険では低所得者に配慮する計算になっているが、そもそも低所得の外国人が日本に居る事が問題であり、日本国はその様な外国人に配慮する必要がない。そうであれば、外国人の保険料はもっと上げるベキではないだろうか?少なくとも一番低い金額(5788円)の10倍以上に...。そして、保険に入れる条件を厳しくすべきであるのだが、この辺りの日本の制度の寛容さに近隣国の住民は悪用しているので...。一方で民主党政権時に緩くし、今の外務大臣がより一層かの国の民族の入国を緩くしている。大変腹立たしい事である。

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