抗うつ剤だけじゃないけどね

2021年06月19日 12時58分17秒 | + プラス
ここ数日、ネットで面白い記事を見つけたのがコレ
人から排出される抗うつ薬が「ザリガニを恐れ知らずにさせる」と明らかに - ナゾロジー

簡単に言えば人間が飲んだ抗うつ剤は100%代謝されるワケでなく
糞尿として出されて、それが河川にも流れてしまうというもの


で結果的に生物の生態系に影響を及ぼす可能性があるのでは?
という形で締めくくられています。


実はこの話は私が大学生時代からも軽く騒がれていました。
ただし当時は抗うつ剤ではなく抗生物質が話題でした。
私は衛生系の研究室だったので、こういう興味深いテーマに気づいていれば
就職せずに研究していたかも知れない…

今調べてもちゃんと出てきますね
世界の川侵す抗生物質汚染 耐性菌由来の病死広がる?|NIKKEI STYLE

抗うつ剤がどこまで影響するかわかりませんが、リアルの話として抗生物質の方が危ない気がします。
なぜなら最近が抗生物質に常に暴露されてると耐性菌が生まれやすくなるからです。


人間の体でさえ抗生物質を使い続けてると簡単に耐性菌ができます。
最近では人間だけでなく、家畜の餌などにも抗生物質が使われているので、それが河川などにも流れやすくなってます。
単純に細菌も常に抗生物質に暴露されてると、それに慣れてきて耐性菌ができるんじゃないか?といくことを危惧しています。

リンク先なんかを読んでみると、メトロニダゾールやクラリスロマイシンが検出されたとか…
これってどこの病院でも取り扱ってる薬です。


将来的にニュースか何かで河川から抗生物質が効かない耐性菌が出てきた…
なんてニュースが流れるとぞっとしますね。

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