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 トルコ西部でマグニチュード6.2の地震

2013年01月09日 | 国内
1月9日 8日午後4時10分頃、マグニチュード6.2の地震がトルコ西部を襲いました。
イスタンブールとその周辺も強い揺れが感じられましたが、中心はエーゲ海地方です。
カンディリの地震観測研究所によると、震源地はチャナッカレから60~100キロ。
 Hurriyet

「地震は水平動で、30秒くらいつづいた」とチャナッカレのアジム・トゥナ知事は言っています。「チャナッカレは地震のリスクが大きい都市です」

死傷者の報告はありません。


   2012年、カッパドキアは記録破りの観光客を集めた

“妖精の煙突”や岩山の洞窟、熱気球などで有名なカッパドキア地方を昨年訪れた国内外のツーリスト数は257万2816人に達し、これまでの記録を破りました。

 Hurriyet 

ネヴシェヒル市庁によると、前年、中央アナトリアを訪れたツーリストは251万1955人でした。
2012年、カッパドキアでツーリストが最も多く訪れたのは、ギョレメ屋外博物館、カイマクル地下都市、デリンクユ地価都市でした。

カッパドキアでは、17社が所有する140基の熱気球が稼動し、年間、45万から50万の人々が気球の旅を楽しんでいます。1300人の人が熱気球産業関連で働いているそうです。

・・・熱気球、私も乗りましたけど、空から見る“妖精の煙突”群はまさに壮観。一度は乗ってみることをおすすめします。


   PKKのリーダー、オジャランと政府が紛争解決などについて折衝

トルコの諜報機関のトップと獄中のPKK(クルド労働者党)のリーダー、オジャランとの話し合いが持たれました。話し合いの焦点は当然、紛争の解決です。

オジャランが終身刑で服役しているイムラル島


討論の内容にはPKKリーダー、オジャランの自宅監禁への移行、PKKテロリストたちの国外追放などの問題が含まれていたということです。
ラディカル紙のエユップ・ジャン編集長によると、討議内容にはクルド自治区問題や、大きな政治改革は含まれていなかったそうです。

オジャランの自宅監禁への移行は、席上、政府側が最も否定的だった件で、結局“考慮も処置もされない”問題として扱われたと、ジャン編集長は書いています。
タラフ紙のヴェイシ・ポラット政治記者は、オジャランと政府側は武装解除の予定についても合意しなかったと言っています。
ポラット記者によると、オジャランは、信用できる環境がつくられなければ、武装解除は考えられないと言っているそうです。

親PKKのBDP(平和民主党)はこの話し合いに関して全面的にオジャランを支持し、武装解除は最後のプロセスとして話しあうべきだと主張したそうです。


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コメント
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