10月28日 ジャマル・カショギ氏のトルコ人のフィアンセ、ハディジェ・ジェンギスさんが、カショギ氏は友人たちがリヤドの刑務所に入っていることを“とても寂しがっていた”と、初のテレビ・インタビューで語りました。
Hurriyet
「彼はアメリカの市民権を申請していましたが、まだ認定されていなかった。彼はサウジの市民でした。彼はとても寂しがっていました。私たちが出会ってすぐ愛し合うようになったのも、寂しかったからでしょう」と、ジェンギスさんは、10月25日、ハベルテュルクの質問に応えました。
アメリカに暮らしていたワシントンポストのコラムニスト、ジャマル・カショギ氏は、10月2日、結婚のための書類を受け取るために、イスタンブルのサウジ領事館を訪れた後、消え失せました。サウジ当局は2週間も否定しつづけた後、25日、カショギさんが計画された殺人の犠牲になったことを認めました。しかし、彼の遺体がどこにあるのか、いまだに不明です。
結婚は政治的理由で終わった
「私はサウジにいる彼の家族については、よく知りません。彼は私に、前の結婚は政治的理由で終わったと言いました。彼はサウジにいる友人たちが、どうなったのかわからないことを悲しんでいました」とジェンギスさんは言いました。
カショギ氏の殺害に関与しているサウジのモハムメド・ビン・サルマン皇太子は、何百人もの反体制者を刑務所に送ったことで批判されています。カショギ氏の長男サラフさんも、渡航を禁じられていましたが、王子が彼と会い弔意を述べた後、サウジを出る許可を与えられました。
「ジャマル(カショギ)を反体制者と呼ぶのが正しいかどうか、私にはわかりません。彼の国はいま、変わりつつあります。“いまこそ自分はコラムを書かねばならない。サウジの刑務所にいる友人たちは書くことができないのだから”と、彼は私に言っていました」
フィアンセは2つの問題を明らかにした
カショギ氏はワシントンDCのサウジ大使館に結婚の書類を申請したが、イスタンブルに行くように言われたと報じられています。「私はそれは知らなかった。報道はそう言っていますが、そういうことがあったら、彼は私に話していたでしょう」とジェンギスさんは言いました。
また、10月2日、カショギさんがなかなか領事館から出てこなかったら、エルドアン大統領の顧問のヤシン・アクタイ氏に電話するよう、彼は許婚者に言ったと報じられています。ジェンギスさんは、彼がそう言ったのは前回トルコを訪れたときで、カショギ氏は自分が具合が悪くなって病院へ行くことになったら、アクタイ氏に電話するよう彼女に言ったのだそうです。
「10月2日、領事館に入るときは、彼はそんなことは言いませんでした。4日前に領事館に行ったとき、よい感じに応対されたので、彼はとてもリラックスしていました。でも、彼は何時間も出てこなかった。私は以前、彼に言われたことを想い出して、アクタイさんに電話したのです」と彼女は言いました。
アメリカに暮らしていたワシントンポストのコラムニスト、ジャマル・カショギ氏は、10月2日、結婚のための書類を受け取るために、イスタンブルのサウジ領事館を訪れた後、消え失せました。サウジ当局は2週間も否定しつづけた後、25日、カショギさんが計画された殺人の犠牲になったことを認めました。しかし、彼の遺体がどこにあるのか、いまだに不明です。
結婚は政治的理由で終わった
「私はサウジにいる彼の家族については、よく知りません。彼は私に、前の結婚は政治的理由で終わったと言いました。彼はサウジにいる友人たちが、どうなったのかわからないことを悲しんでいました」とジェンギスさんは言いました。
カショギ氏の殺害に関与しているサウジのモハムメド・ビン・サルマン皇太子は、何百人もの反体制者を刑務所に送ったことで批判されています。カショギ氏の長男サラフさんも、渡航を禁じられていましたが、王子が彼と会い弔意を述べた後、サウジを出る許可を与えられました。
「ジャマル(カショギ)を反体制者と呼ぶのが正しいかどうか、私にはわかりません。彼の国はいま、変わりつつあります。“いまこそ自分はコラムを書かねばならない。サウジの刑務所にいる友人たちは書くことができないのだから”と、彼は私に言っていました」
フィアンセは2つの問題を明らかにした
カショギ氏はワシントンDCのサウジ大使館に結婚の書類を申請したが、イスタンブルに行くように言われたと報じられています。「私はそれは知らなかった。報道はそう言っていますが、そういうことがあったら、彼は私に話していたでしょう」とジェンギスさんは言いました。
また、10月2日、カショギさんがなかなか領事館から出てこなかったら、エルドアン大統領の顧問のヤシン・アクタイ氏に電話するよう、彼は許婚者に言ったと報じられています。ジェンギスさんは、彼がそう言ったのは前回トルコを訪れたときで、カショギ氏は自分が具合が悪くなって病院へ行くことになったら、アクタイ氏に電話するよう彼女に言ったのだそうです。
「10月2日、領事館に入るときは、彼はそんなことは言いませんでした。4日前に領事館に行ったとき、よい感じに応対されたので、彼はとてもリラックスしていました。でも、彼は何時間も出てこなかった。私は以前、彼に言われたことを想い出して、アクタイさんに電話したのです」と彼女は言いました。
「カショギ氏事件の容疑者はサウジで起訴される」サウジ外相
サウジアラビアのアデル・アルジュベイル外相は、10月27日、ジャマル・カショギ氏事件で拘束された容疑者は、サウジで起訴されると言いました。
Hurriyet
「彼らはサウジ国民である。彼らはサウジで拘束された。取り調べはサウジで行われる。彼らはサウジで起訴されるだろう」とアルジュベイル外相は、バーレーンで行われた「中東防衛フォーラム」で言いました。トルコが公式に、カショギ氏殺害の18人の容疑者の引き渡しをサウジに要請すると発表した後、サウジ外相はこの発言をしました。
トルコのアブドゥルハミト・ギュル法務相は、10月26日、声明で、イスタンブルの検察官は、奇怪な殺害と拷問を計画し実行した18人の容疑者の尋問を行う用意があると言いました。トルコ法務省は声明で、全員サウジ人である容疑者を、トルコ外務省に引き渡すよう求めています。
ギュル法務相はまた、殺人はトルコで行われたのだから、容疑者が引き渡されるよう期待していると記者団に語りました。「トルコ当局はこの事件を明確にする資格がある」と、法相は言いました。
トルコのアブドゥルハミト・ギュル法務相は、10月26日、声明で、イスタンブルの検察官は、奇怪な殺害と拷問を計画し実行した18人の容疑者の尋問を行う用意があると言いました。トルコ法務省は声明で、全員サウジ人である容疑者を、トルコ外務省に引き渡すよう求めています。
ギュル法務相はまた、殺人はトルコで行われたのだから、容疑者が引き渡されるよう期待していると記者団に語りました。「トルコ当局はこの事件を明確にする資格がある」と、法相は言いました。
「ときどきダイアリー」ヘ