トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

アパートにぎっしりの不法移民120人が発見された

2021年08月19日 | 国際
8月20日 東部ヴァン県のアパートの2フラットにぎっしり詰まった約115人の不法移民が治安部隊に発見されました。

 Hurriyet

県当局は、人間運び屋が不法にトルコに入国させた人々を隠すために使った小屋や空き家を取り壊しましたが、人間運び屋たちは今度は普通のアパートを使い始めたと、地元警察は言っています。

人間運び屋取り締まりのための手入れで、総計115人の不法移民が、あるアパートの2フラットで逮捕されたと警察は付言し、人間運び屋の容疑者1名に法的処置を取りました。今年初めから、移民密入国関係で260人が拘束され、117人が逮捕されたと地元警察は言っています。85戸の小屋と空き家が取り壊されたそうです。

これとはべつに、イスタンブル知事室は、2021年初めから、イスタンブルでは38200人以上の不法移民が捕まり、送還手続きのために地元の移民オフィスに引き渡されたと、地元警察は言っています。
 

「トルコはカブール空港を守ることを厭わない」エルドアン大統領

エルドアン大統領は、「トルコはタリバン統治後のいまも、カブール空港を守る用意がある。トルコは関係全集団と話し合っている」と言いました。

 HUrriyet

「わが国は空港の治安を確保し、アメリカ軍撤退後のアフガニスタンの安全保障に貢献することを目標としている。わが国のこの意向はいまも変わっていない」と、エルドアン大統領はテレビ・インタビューで語りました。

トルコはカブール空港の安全と運営について、アメリカ国防当局と話し合いをしてきました。アメリカ軍撤退後のアフガニスタンに各国が大使館を維持しつづけるためには、カブール空港はきわめて重要です。「われわれはいま、新しい現実に沿って計画を実行し、交渉をつづけている」とエルドアン大統領は言いました。

アメリカ当局は、アメリカは空港の治安整備に関してトルコと話し合いを続けると言い、カブールから避難する市民たちのためのトルコの努力に謝意を表明しました。

「アフガニスタンにトルコ軍が駐在することは、新しい行政府を国際社会で優位な立場にさせ、活動をしやすくするだろう。トルコはアフガン当局との合意を求めている」とエルドアン大統領は言いました。「われわれはさまざまな選択肢を検討することができる」

「だれが権力を握ろうとも、トルコはアフガン人の側に立つ。私はタリバンのリーダーたちと会う用意がある」とエルドアン大統領は言っています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トルコはアフガン人流入を阻止する重要な役割を果たす」EU

2021年08月19日 | 国際
8月19日 トルコはアフガン難民がヨーロッパに入ってくるのを防ぐ大きな役割を果たすだろうと、8月18日、EUのトップが言いました。

 Hurriyet

「大勢のアフガン人がトルコを通ってヨーロッパへ向かってくるでしょう。その場合、トルコは重要な役割を果たすでしょう」とEUのジョセフ・ボレル外務・安全保障政策上級代表が、ラジオRNEで母国スペインに向け語りました。

ボレル代表はカブール空港でのアフガン人たちの映像に触れ、「これらの映像は危険を冒してでも国を出ようとするアフガン人たちがいることを示している」と言いました。

「最近3か月、アフガン人の国外脱出がめだってきましたが、流出はもっと増えるでしょう。これは明日の問題であり、今日の問題はカブール空港の運営です」と、彼は付言しました。

「EUとタリバンの話し合いは不可避です。驚く人がいることはわかっていますが、われわれは彼らと話し合わなければなりません。われわれが空港の運営について話し合わなければ、空港運営の道を開くことはできません」


騒音を流すボスフォラスの観光船に罰金

イスタンブル当局は、制限音量を超えてボスフォラスを航行する観光船に、抜き打ち調査によって、48000リラ(5700ドル)の罰金を科しました。

 Hurriyet

8月16日、県の環境・都市化部と沿岸警備隊のチームが、ボスフォラス海峡の観光船と海峡沿いの娯楽場を対象に査察を行いました。環境・都市化部の職員エルギュル・チュナルさんは、「環境条例によって、船舶には音量制限が設けられています。娯楽音の制限は70デシベルです」と言いました。

「音量を超えていた船には48000リラの罰金が科されました。交通規則違反の罰金は4800リラ(570ドル)です」とチュナルさんは言いました。ボスフォラスで営業している観光船に対する制限音量は、1日のうちの時間帯によって変わります。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする