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自然愛好家たちが絶滅危惧種の花「王冠」の撮影に集まった

2022年04月29日 | 国内
4月30日 写真家と自然愛好家たちが、一般に「王冠」という名で知られる花「フィリティラリア・イムペリアリス」の写真を撮りに、東部ムシュ県の高地に集まってきました。この花は1年のうち15日間しか咲きません。

 Hurriyet

メンバーたちは車と徒歩で2時間かけて、「王冠」が咲く、標高1800メートルの野原に到着し、花といっしょに自撮りしていました。絶滅が危惧されるこの花は、通称「泣いている花嫁」とも呼ばれ、もちろん採取禁止です。

1輪摘み取ったら、罰金110,000リラ(7.4ドル)です。グループを率いる写真家ケナン・デミルさんは罰金制に賛成と言っています。「罰金は有効でしょう。寫眞を撮りにここまで来るのは大変でしたが、この花を見て疲れは吹っ飛びました」

もう一人の寫眞家フェルダ・アシュルオールさんは「ここに着いたら、雨が降り始めて、困ったなと思いましたが、雨の中で咲く王冠の花はひとしおです」と言いました。アシュルオールさんも罰金制には賛成で、「私たちは花には指一本触れません」と笑って言いました。

「シーザーの王冠」とも呼ばれるこの花は、ユリ属の一種で、高さは1メートルくらいまで成長します。トルコ東部のほか、イラク、イラン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ヒマラヤに自生しています。


イスタンブルの工場で爆発。3人死亡

4月29日、イスタンブルのトゥスラ地区の工場が爆発し、少なくとも3人が死亡しました。

 Hurriyet

現地時間午後1時頃、ペンキと塗料の工場から火事が起こったと、アリ・アクチャ知事がデミルオレン・ニュースに語りました。消防士,救急医師、治安職員がただちに現場に駆けつけました。市民9人が負傷しました。「医療職員が9人の手当てをしたが、残念ながら3人は死亡した」と、知事が発表しました。

アクチャ知事はまた、火事と爆発の原因は、県の火災部が行った調査によって判明したと言いました。トゥスラの工業地帯には、多くの塗料工場があります。


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