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イマムオール市長とヤワシュ市長は続投。勝利のスピーチは包括的政策

2024年04月02日 | 国内
4月2日 最大野党・共和人民党(CHP)のエクレム・イマムオール・イスタンブル市長とマンスル・ヤワシュ・アンカラ市長が、3月31日の選挙で現職を確保し、包括と団結の政策を維持していくと語りました。

 Hurriyet
勝利宣言するイマムオール・イスタンブル市長


「親愛なるイスタンブルの皆さん、皆さんは今日、新しい未来への扉を開けました」とイマムオール市長は支持者たちに語り、勝利宣言をしました。「トルコは明日から違うトルコになります。皆さんは民主主義と平等と自由の台頭への扉を開けました」

イマムオール氏の勝利は決定的で、過半数の票を獲得し、ライバルである現政権・公正発展党(AKP)の前環境相ムラト・クルム氏を破りました。

「私はイスタンブルの人々が私に託した義務を受け取りました。私は名誉と大きな責任を感じています」とイマムオール氏は言いました。「党派主義は終わりました。これからはポピュリストの市制です」と彼は付言しました。

アンカラでも同様にヤワシュ氏が、ライバルAKPのトゥルグト・アルトゥノク氏のほぼ2倍の60%以上の票を得て、勝利を確実にしました。ヤワシュ氏はスピーチの中で、首都の住民への団結と奉仕の必要を力説しました。


「われわれの民主主義は選挙の勝者だ」エルドアン大統領

エルドアン大統領は地方選挙後、民主的プロセスを賞賛し、地方選挙の勝者はわが国の民主的システムだと言いました。

 Hurriyet
AKP本部までスピーチするエルドアン大統領とエミネ夫人


「市民の常識のおかげで、トルコはふたたび成熟した民主主義を示しました」と、エルドアン大統領はアンカラの公正発展党(AKP)本部の前で、市民に向けてスピーチしました。「3月31日の地方選挙で、トルコ国民は政治家にそのメッセージを伝えました」

「国民の意志以上に権力を持つものはありません。われわれはわが国民の名誉を守り、国民の意志に敬意を表します」とエルドアン大統領は付言しました。

「われわれは地方選挙で望む結果を得られませんでした。投票の結果、われわれは第一党の座を失いました。私たちはこの結果について討議します。結果を認め、必要な対策を講じます」と大統領は言いました。


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