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シリア問題の国際会議が明日イスタンブールで開催

2013年08月26日 | 国際
8月25日 シリア問題に関する世界的な話し合いの一環として、明日、イスタンブールで、政治的指導者レベルの「シリア中心グループの友人たち」の会合が開かれます。先週、ダマスカス近郊で、神経ガス攻撃によって何百人の人々が殺害され、国際社会はようやく重い腰を上げようとしています。

 Hurriyet
シリア反体制派のアル・ジャルバ大統領は、現在の危機についてトルコのダウトオール外相と討論し、西洋諸国の介入を求めました。


「中心グループ」のメンバー国はカタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、エジプト、トルコ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、アメリカです。
トルコ代表としては、外務次官代理で前シリア大使のオメル・オンホン大使が出席します。

特別の議題は用意されず、会議ではシリア問題を広範に討論する予定だそうです。しかし、最も緊急な議題は当然、最近伝えられる化学攻撃と、攻撃を早急に調査し、加害者を見つけること、国連安保理に行動を起こさせることになるでしょう。


トゥス湖(塩湖)のフラミンゴ、旅立ちの季節

アナトリア草原の中央にあるトゥス湖(塩湖)は世界最大のフラミンゴの生息地のひとつです。
秋が近づくと、フラミンゴたちは南への長旅にそなえて飛行練習を始めます。

 Hurriyet

トルコ中、まだ夏の暑さの中にありますが、中央アナトリアのトゥス湖をホームとする何千羽のフラミンゴたちにとっては、より暖かい国々へと移住するときなのです。

「若い鳥たちも練習を始めて2ヶ月で、長距離飛行ができるようになります」と、科学コーディネーター、イスフェンディヤルオールさん。
「ゲディス・デルタとトゥス湖は、トルコの主要なフラミンゴの生息地です。フラミンゴは食物採取、巣作り、繁殖のために、季節によって移動します」

「彼らは生活と繁殖のために、塩と水のある場所を選びます。塩と水のあるトゥス湖はフラミンゴにとって天国なのです。
フラミンゴは3月に到来し、卵を産み、5月6月にヒナが生まれます。ヒナたちは湖上で育てられ、9月には成鳥となって、南の国に移住するために旅立ちます」

自然が損なわれていく現代ですが、フラミンゴの生まれる数は2005年以来、大きく増加しています。
2005年に生まれたヒナは3309羽だったのが、2012年には20,272羽にまで増加。2012年現在、トゥス湖には60,000羽以上のフラミンゴがいるそうです。

 Hurriyet
移住のために長距離飛行の訓練を積む若鳥たち


トゥス湖のフラミンゴを脅かすのは、ダム建設や井戸掘りなど、自然な水のサイクルを乱すことだと、イスフェンディヤルオールさんは言ってます。

・・・フラミンゴがいる季節に、トゥス湖を訪れたいものですね。


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