トルコのバイカル社とイタリアのレオナルド社がドローン製造の協力で契約した

３月９日　トルコの有力なドローン・メーカー、「バイカル技術」と、イタリアの防衛大手メーカー「レオナルド」が、木曜、無人航空機技術の協力契約に署名しました。

　Hurriyet

契約の署名はローマのレオナルド社本社で、レオナルド社のＣＥＯロベルト・チンゴラーニ氏と、バイカル社のセルチュク・バイラクタル社長、同社のＣＥＯハルク・バイラクタル氏によって行われました。

「われわれは何か月も、集中的に交渉をしてきました。われわれはすでにレオナルド社と仕事をし、完成させたシステムもあります」とセルチュク・バイラクタル氏は言いました。

両社は補いあえる部分があると、セルチュク・バイラクタル氏は強調しました。「われわれは協力してベストなシステムをつくれます。わが社は彼らの協力に感謝し、この契約を喜んでいます」

チンゴラ－ニ氏は「バイカル社との協調の覚書に署名した今日は、非常に意義深い日です。わが社は仲間になったバイカル社とともに、重要な基盤を確認しました」と言いました。

バイカル社とレオナルド社は、今後の１０年間で、ヨーロッパの無人航空機市場は、１０００億ドルに達すると期待しています。有名な無人戦闘機バイラクタルＴＢ２とアクンジュのメーカーであるバイカル技術社は、イタリアでの共同ネットワークを拡大してきました。

フィダン外相がヨルダン開催の地域安全保障会議に出席

トルコのハカン・フィダン外相が、３月９日、ヨルダンの首都アンマンで開催された地域安全保障会議に出席しました。

　Hurriyet

会議には、トルコ、ヨルダン、イラク、レバノン、シリアの外相、国防相、参謀総長、情報局長らが出席しました。トルコはフィダン外相の他、ヤシャル・ギュレル国防相とトルコ情報機構（ＭＩＴ）のイブラヒム・カルン長官も出席しました。

議題は安全保障，テロ対策、組織犯罪問題での協力の強化が中心になり、また地域の力関係についても語られました。

フィダン外相、ギュレル国防相、カルン長官は、１月の１５日にアンカラで行われた同様の会議で、シリアの高官らと話し合っています。また、今年に入って、アンカラでヨルダンの高官らと、バグダードでイラクの高官らとも会談しています。

先月、フィダン外相は、トルコはイラク、シリア、ヨルダンと協力して、この地域のテロリストＩＳＩＬと戦う対策をとっていると語りました。

ＩＳＩＬはかつての力は失っていますが、西側諸国にとっては、まだ安全保障上の懸念があります。現在、アメリカに支援されているＹＰＧは、ＩＳＩＬと戦い、ＩＳＩＬのテロリストと家族がいるキャンプと刑務所を管理しています。トルコはＹＰＧをテロリスト集団と認定し、現在、シリアの新しい指導部と、ＹＰＧの解体について話し合っています。

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