「PKKはただちに武装解除しなければならない」防衛省

３月７日　テロ組織ＰＫＫが一方的な停戦を宣言し、組織を解散するプロセスに入ると宣言した数日後、トルコ防衛省の情報源は、ＰＫＫと、ＰＫＫ関連のテロ組織は、ただちに武装解除して武器を置かなければならないと、督促しました。

　urriyet

「ＰＫＫと、ＰＫＫに関係するすべての集団は、テロリスト活動を止め、解散し、無条件で武器を放棄しなければならない」と防衛省は３月６日に言いました。

収監されてている指導者アブドゥラ・オジャランが、２月２７日、武力紛争を止め、テロ組織を解散するよう歴史的呼びかけを行ったのに応じて、ＰＫＫは宣言を発しました。しかし、ＹＰＧと呼ばれるシリアのＰＫＫの分派は、呼びかけの対象にはＹＰＧは含まれていないと主張しています。

オジャランの呼びかけにはＹＰＧも含まれていると、トルコは主張しています。アメリカはシリアのＩＳＩＬとの戦いでＹＰＧをパートナーとしてきました。

オジャランの呼びかけは、遅まきながら、ＰＫＫが、テロによってなにも達成できないこと、解散以外に選択肢はないことを思い知るだけの重さはあると，防衛省は言っています。

ＰＫＫは停戦宣言によって混乱を起こそうとしていると、防衛省は言っていますが、オジャランの呼びかけは、それについては触れていません。

「防衛相が言ったように、ＰＫＫに対して、慎重かつ合理的なアプローチを推進し、プロセスの妨害や引き延ばしには甘い対応はしない」と防衛省情報源は言っています。

防衛省の報道官ゼキ・アクテュルク准将は、トルコ軍は休みなく対テロ作戦をつづけると強調しました。「作戦の結果、先週も２６人のテロリストが失われている。北イラクとシリアを含めると、１月１日以来、４７８人が失われている」とアクテュルク報道官は、３月６日の記者会見で言いました。

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