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財務省がAIを使って何百万の納税者を監査した

2025年03月11日 | 国内
3月11日 財務省がAIを使って、何百万人もの納税者に対して納税監査を行いました。

 Hurriyet

財務省は、昨年、ほぼ200万の納税者が「リスク分析評価・調査システム」(RADAR)によって監査を受けたと発表しました。RADARシステムは、新世代リスク・シナリオとAIによるデータ・モデルを使用して、滞納者の発見をより有効かつ迅速にできるよう設計されています。

2024年の財務省の年次報告によれば、「リスク分析」は、デジタル経済によって成長した部門から、従来のビジネスまで、さまざまな分野で行われました。

デジタル経済の発展に従って、ソシアルメディア、電子商業、電子スポーツ、フリーランサー、デジタル・コンテンツ制作者などの収入が分析されました。

さらに,医師、弁護士、栄養士、コンサルティング・サービス、オークション販売、個人スポーツ・レッスン、ライフコーチ、運輸部門、教育サービス、保健サービスなどの部門の未申告収入を発見するために、139万人の現役で働く納税者が監査を受けました。

監査の結果、当局は、調査された納税者に査定された税の総額は400億リラになり、罰金総額は804億リラになると語りました。


「トルコはシリアの統合に対する攻撃を非難する」エルドアン大統領

エルドアン大統領が、シリアの統合と社会的平和を脅かす、あらゆる攻撃に対するトルコの確固とした姿勢を再確認し、シリアにおけるテロと脅迫的行為を強く非難すると言いました。

 Hurriyet

3月10日の閣僚会議後、エルドアン大統領は、トルコは中東の安定の確保に関与しつづけ、自国の安全保障を危うくする、いかなる行為も許さないと強調しました。

大統領は、シリアに早く緊張を緩和するよう求め、宗派上の分裂に対して警告を発しました。「シリアの現状は、政府の有効な管理によって、おおむね落ちついているが、微妙な懸念が残っている」とエルドアン大統領は言い、「トルコはイラク、シリア、レバノン、その他の国々の人種、宗教、宗派には、いっさい関心がない」と付言しました。

トルコは、シリアのアフメド・アラシャラア暫定大統領の、最近の穏健な発言と、法を守らない人々に対する確固たる姿勢を歓迎しています。

アメリカのトランプ大統領のNATOとロシア=ウクライナ戦争に関する発言後、安全保障への懸念が増してくるなか、エルドアン大統領は、トルコとEU諸国の関係に関して、「ヨーロッパの友人たち」が、世界の再形成における「トルコの新しい役割」を認識するよう望むと語りました。

大統領はまた、完全加盟を目標に、トルコとEUの関係の向上への希望を表明しました。


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