トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ウクライナ人母娘をわが家に迎え入れたトルコ人女性

2022年04月20日 | 
4月20日 トルコ北部サムスン県に住むファトゥマ・オズテュルクさんは、ソシアルメディアで知り合ったウクライナの母娘を自宅に滞在するよう招きました。母娘は長い旅の末、サムスンに到着しました。

 Hurriyet

オズテュルクさんはウクライナで戦争が始まってから、ウクライナの女性や子供たちを助ける方法を、インタネットやソシアルメディアで探していました。彼女はオンラインでナタリア・ラプティエヴァさんと娘のキラ・キリチェンコさんと知り合い、メッセージを交換しました。

「知り合ったとき、キラはぜんぜん眠れないと言っていました。私は2人を助ける方法を捜し、トルコ大使館と領事館に接触し、助けを求めました」と、オズテュルクさんは語りました。領事館職員がウクライナ人母娘に食物と旅費を提供しました。

サムスンのバス駅で2人を出迎えたオズテュルクさんは、「私はキラのために努力し、報われました。ウクライナからトルコへ、長い、辛い旅だったでしょう。2人は私たちの家族です。キラももう眠れるでしょう」と言いました。

ナタリア・ラプティエヴェさんは1か月前、オズテュルクさん一家と知り合い、トルコへ行く方法を捜していました。「いま、とても幸せです。祖国の状況はよくありませんが、よくなってくるでしょう。男たちはみな、ウクライナの自由のために戦っています。女性や子供たち、私たちの家庭には、何者も手出しさせません」とラプティエヴァさんは言いました。


有害なクラゲがチャナッカレ海峡やマルマラ海に出現

一般にコンパス・クラゲと呼ばれている有毒な種のクラゲが、チャナッカレ海峡に現れ、マルマラ海にも移動していると、専門家は言い、近づかないよう警告しています。

Hurriyet

クリサオラ・ヒソスセラという学名のこのクラゲは、生息地の地中海とエーゲ海からマルマラ海へ北上してきました。科学者によると、マルマラ海の汚染と、海水温が2度上がったことが、クラゲの移動の原因だそうです。

コンパス・クラゲの色は赤、茶色、黄色で、触手は1.5メートルもあるそうです。クラゲが生きていても、死んでいても、決して触れないようにと、チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学科学技術学部養殖科のムハムメト・テュルクオール教授は言っています。

「以前は、マルマラ海や黒海では、このクラゲは見られませんでした。しかし、気候変動で、マルマラ海の温度が上がりました。また、マルマラ海の汚染物質がクラゲの餌になっています」と、テュルクオール教授は言い、これらの要因がクラゲの繁殖地をつくったと、付言しました。

「このクラゲの触手には、粘着性のあるカプセルがたくさんついていて、それが発疹や痛みを起こします。触れた個所は酢で洗います。水をかけてはだめ」と教授は注意しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イースター休暇で外国人ツーリストが、どっとアンタリヤに

2022年04月18日 | 観光
4月19日 外国人ツーリストたちがイースターの休暇を過ごすために、地中海岸のアンタリヤに集まってきました。

 Hurriyet

2020年4月のイースターには、アンタリヤを訪れたツーリストはたった905人でしたが、今年は、今月の最初の2週間だけで、すでに30万人のツーリストがアンタリヤを訪れています。昨年は4月1か月で17万8000人でした。

この2年間、コロナ関連の規制でイースター休暇に出かけられなかったヨーロッパ人たちが、いま地中海岸に集まっていると、アンタリヤ市議会の観光ワーク・グループのレジェプ・ヤウズ氏は言いました。「イースター中、人々はトルコ、スペイン、ポルトガル、ギリシアで休暇を過ごしています。ツーリストの大波はアンタリヤを救いました」

イースターはヨーロッパでは主要な休暇のひとつだと、ヤウズ氏は強調しました。「私たちはこのツーリストの波が4月いっぱいつづくことを期待しています。アンタリヤを訪れるツーリストは、今月、60万人に達するかもしれません」と彼は言いました。

ヤウズ氏によると、ツーリストを乗せた50機の飛行機が毎日、アンタリヤに到着しているそうです。「私たちは以前の良い時代にもどりつつあります」

ウクライナからのツーリストはほとんどゼロですが、ロシアからのツーリストはわずかながらいると、彼は言いました。ヤウズ氏によると、スカンジナビア諸国や東欧諸国のツーリスト市場が復活してきた兆しも見えます。


ロシアはトルコに着く飛行機にトルコの保証を求めている

ヨーロッパ諸国がウクライナ侵攻に関してロシアに制裁を科している中で、ロシアは、ロシア人ツーリストを乗せた飛行機がトルコに着陸したとき、押収されないという保証をトルコに求めています。

 Hurriyet

今年は200万から300万のロシア人ツーリストがトルコを訪れると期待されています。しかし、、ミリエット紙は、戦争のために、ロシアの飛行機は40万か35万のツーリストしか運べないだろうというロシアの新聞コメルサント紙の記事を引用しています。

制裁を懸念しているロシアは、ロシアの国有航空や民間航空がトルコに到着したときに、飛行機が押収されることはないという保証をトルコに求めています。ロシアの航空会社は781機の飛行機を扱っていましたが、そのうちの571機は他国からのリースでした。

飛行機をロシアの航空会社にリースしているr会社は、飛行機の押収を要求する権利を持っています。ロシアがトルコに保証を求めているのは、そのためです。報道によると、ロシア側は運輸省と話し合っているそうですが、ロシアの法律の専門家は、トルコはそのような約束をする立場にないと言っています。

ロシアはこれまでにカザフスタンの保証しか得ていません。トルコは特別に25機を割り振って、ロシアへのフライトを週300便に増やす予定です。しかし、ロシア側は両国間のフライトで自国の分を失いたくないようです。

もしトルコがロシアの求める保証を提供しなかったら、ロシアはトルコ航空になんらかの規制を科すかもしれないと、コメルサント紙は言っています。

2019年には、700万以上のロシア人がトルコを訪れましたが、2020年はコロナのため、トルコで休暇を過ごすロシア人は210万人に減少しました。昨年は470万人のロシア人ツーリストがトルコを訪れています。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギリシアがFETOのメンバーを他国へ送った

2022年04月17日 | 国際
4月18日 2016年7月15日、失敗に終わったクーデター後、トルコから逃げだした8人のFETOのメンバーが、ベルギー、ドイツ、カナダに送られたと、ギリシア紙が報じました。

 Hurriyet

トルコは、逃亡したFETOのメンバーを引き渡さないギリシアをずっと非難してきました。ギリシアの逃亡者引き渡し拒否のために、両国間の緊張は高まりました。当時はトルコ軍の兵士だったFETOのメンバーたちは、2016年7月16日、ヘリコプターで両国国境に近いギリシアのアレクサンドロポリスに着陸しました。

ギリシアはFETOのメンバーをトルコに引き渡すことを拒否し、亡命の申請を受けつけました。ギリシアはまた、FETOメンバーに関して、第3国と話し合いをつけ、昨年夏と秋に行われた2度の秘密作戦によって、彼らをベルギー、ドイツ、カナダに移送しました。

ギリシア紙によれば、FETOのメンバーを他国に引き渡して、ギリシア当局はほっとひと息のようです。FETOメンバーの弁護士クリストス・ミノロノプーロス氏は、彼らはもうギリシアにいないことを確認しました。


AKPがマルマラ海の粘質物と戦うための法案を起草

トルコの現政権AKP(公正発展党)はマルマラ海の粘質物と戦うための法案を作成中です。地方行政はマルマラ海にハイテクの処理施設を建設することになりそうです。

 Hurriyet

海の微生物によってできた合成物からなる、厚い、ぬるぬるした物質、粘質物は、昨年5月、マルマラ海を蔽い、6月には広範にひろがり、海洋生物学者や、環境保全主義者を驚かせ、政府まで慌てさせました。

排除作業が行われて、粘質物は大きく抑えられましたが、ふたたび現れてきました。AKPの議員たちは、粘質物からマルマラ海を守るために、マルマラ海周辺の地方自治体に、ハイテクの生物学的廃水処理工場を建設するよう要請する法案を起草しました。マルマラ海周辺には、イスタンブル、コジャエリ、ブルサのような大きな工場のある県があります。

環境・都市化・気候変動省は、プロジェクトに取りかかる前に、財務省に相談するでしょう。法案によると、地方自治体は、3~6か月以内に、処理施設に関する計画を提示しなければなりません。期限にまにあわなかったら、環境省は処理工場建設を進展させるための対策をとるでしょう。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルコ人は平均980リラ寄付をしている

2022年04月16日 | 国内
4月17日 個人が1年に援助・寄付する平均金額は、2021年、983リラだったと、トルコ第3セクター財団の調査が示しました。

 
 Hurriyet

2019年に行われた調査では、援助・寄付額の平均は303リラでした。インフレに合わせて、2021年の援助・寄付金は平均433リラになりました。自然災害とコロナ・パンデミックが、2021年の個人の寄付額が増えた主要な原因と思われると、財団は結論づけました。

援助・寄付金は国民所得の0.95%に相当し、2019年は0.5%、2015年は0.8%に相当しています。この調査ではまた、トルコでは貧者に与えることは国家の義務と考えられ、個人は組織を通すより、援助を必要とする人々に直接与えることを好むことがわかりました。

調査によると、国民の45%は、食物、衣服、金などを、親戚や隣人、その他、助けを必要とする人々に与えています。また、乞食への施しは重要とされ、10人中5人は乞食に金を与えると言いました。

組織を通して寄付するより、直接与えることを好む理由を尋ねると、寄付する額がわずかだし、定期的ではないからという答えのほか、組織が信用できないからという答えもありました。


トルコの漁獲シーズンは終わった

4月15日、トルコの漁獲シーズンは全国的な禁止令によって9月1日までクロースしました。しかし、黒海周辺の漁師たちは、漂流する魚雷の恐怖のために、今年はもっとまえから活動を止めていました。

 Hurriyet

禁止令は魚に卵を産ませるために導入されました。地中海の漁師にとって、新しいシーズンは9月15日に再開しますが、沿岸で漁をする小船はその対象ではありません。

「今シーズンは去年よりよく獲れました。海に粘質物もなくなったし」と、イスタンブルのルメリ・カワーウ漁業組合のメルト・アヤン会長は言いました。「だが、今年は漂流する魚雷が怖くて、いつもより15日も早くシーズンを終えました。魚雷が心配で、まったく船を出さなかった者もいますよ」

ロシアとウクライナの戦争が始まって、3月26日以後、少なくとも3個の漂流する魚雷が、黒海のトルコ海岸の沖合で見つかりました。3個はトルコ軍が信管を除去しました。

「私たちは黒海で漁をしていますが、魚雷には出会いませんでした。魚雷が見つかって以後は、夜の漁は禁じられています」と、メフメト・アルスランさんは言いました。彼は船の燃料費が高くなったと言いました。

海軍当局がボスフォラス海峡内と周辺の漁を禁じたため、先月、イスタンブルの魚の価格は250~300リラ(1.4~1.7ドル)上がりました。漁シーズンが終わったいま、店頭には新鮮な魚がじゅうぶんにはありません。「魚の値は上がるでしょうね」と、魚レストランで働いているイフサン・アルスランさんは言いました。

「ブルーフィッシュも、サバも、コイワシも少なくなるでしょう。うちではいま、コイワシを50リラで提供していますが、漁の禁止後は60~70リラになるでしょう」とアルスランさんは言いました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エルドアン大統領とネハマー首相がウクライナ戦争について討議

2022年04月15日 | 国際
4月16日 エルドアン大統領が、4月14日、オーストリアのカール・ネハマー首相と電話会談し、地域の問題、とくにロシア=ウクライナ戦争とトルコ=オーストリア関係について話し合ったと、大統領府広報局が言いました。

  
 Hurriyet
オーストリアのネハマー首相(右)とトルコのエルドアン大統領


エルドアン大統領は、ウクライナ戦争の人道的悲劇を終わらせルために、あらゆるチャンスを利用しなければならない、また、イスタンブル・プロセスは平和交渉を前進させるために支持されるべきだと力説しました。

エルドアン大統領は、トルコは平和的解決のために努力をつづけると強調し、また、オーストリア首相が、戦争をすぐに終わらせるためのトルコの努力を賞賛し、イスタンブル・プロセスを支持すると言ったことに謝意を表明しました。

ネハマー首相は最近のモスクワ訪問について話し合ったと言っています。首相はツイッターに、両首相はイスタンブル・プロセスはウクライナの平和のためのベストチャンスとして合意したと書いています。首相はまた、オーストリアは中立という積極的政策によって平和に貢献すると付言しました。

ネハマー首相はキエフで、ウクライナのゼレンスキー大統領とも会談しています。


「パンデミックの最悪のときは過ぎた」保健相

「トルコにとって、コロナ・パンデミックの最悪のときは過ぎました。もう心配いりません」と、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

  hurriyet

保健省科学委員会は来週、重要な会議を開き、学校でのマスク使用について話し合うと、4月14日、コジャ保健相は記者団に語りました。804の病院では、集中治療室にコロナ患者は1人もいなくなったと、保健相は、4月13日、ツイートで言いました。

「519の病院では、コロナで治療を受けている患者がいなくなりました」と、保健相は付言しました。トルコでは、今年2月、オミクロン株のため感染が増え、1日の感染者数は10万人を記録しました。しかし、2月末頃から感染は減少しはじめ、減少傾向がつづき、3月下旬には2万人以下に減りました。

保健省のデータでは、4月7日以後、1日の感染者数は1万人を下まわり、6000人にとどまっています。コロナウイルスによる死亡も減少しています。3月20日以来、コロナによる死者は、1日100人以下になりました。

パンデミック状況が改善してきたので、政府は、3月、対ウイルス対策を緩め、外出時のマスク着用令を廃止しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エルドアン大統領がイフタル(ラマザンの夕食)を兵士たちと

2022年04月14日 | 国内
4月15日 エルドアン大統領が4月13日、南東部ハッカリ県ユクセコヴァ地区で、イフタルを兵士たちとともにしました。

  Hurriyet

大統領はフルシ・アカル国防相とトルコ軍司令官とともに、ハッカリ県ユクセコヴァ地区の第3歩兵部隊を訪れました。「世界的レベルと評価されるトルコの政治力と経済力は、教育、設備、訓練、 勇気、ビジョンを備えた、トルコの最高の軍隊に支えられている」と、エルドアン大統領は兵士たちとのイフタルの席でのスピーチで言いました。

「わが国は1000年間、わが軍事力によって存在してきた」と大統領は言いました。「多くの紛争がわが国の周辺で起こっているが、今日、トルコは平和的にその目標を追求することができる」


ロシアの戦艦が黒海で爆発沈没

ロシア海軍の黒海の旗艦が、爆発によって深刻なダメージを受け沈没したと、4月14日、ロシア国営メディアが報じました。

 Hurriyet

「ミサイル・クルーザー・モスクワ号は火災が原因で、爆発した。船は深刻なダメージを受けた」と、ロシア国防省は発表し、「火災の原因はわかった。乗組員は引き揚げた」と付言しました。

オデッサのマクシム・マルチェンコ知事は、ウクライナ軍のミサイルがモスクワ号をミサイルで攻撃したと言いました。「黒海を警備しているネプチューン・ミサイルが、ロシアの 戦艦に非常に深刻なダメージを与えた。ウクライナに栄光を!」と知事はテレグラムに書きました。

オデッサ軍のセルゲイ・ブラチュク報道官はテレグラムで「入手されたデータによれば、深刻なダメージの原因はネプチューン・クルーズ・ミサイルだ」と言っています。

ウクライナのオレクシイ・アレストヴィチ大統領顧問はユーチューブで「モスクワ号に驚くべきことが起こった」と言いました。「モスクワ号は、いま現在、燃え上がっている。嵐の海で、救助できるかどうかはわからない」


トルコのブランドがロシアのショッピングモールへ

ロシアのウクライナ侵攻後、ロシアに 科された 制裁が、ロシアの小売業者を動揺させています。

 Hurriyet

ショッピング・センターのオーナーや、小売りチェーンの経営者からなるロシア・ショッピング・センター委員会(RCSC)が、ヨーロッパの会社がロシアから引き揚げたためできた穴は、中国、トルコ、インド、イランのブランドで埋めると発表しました。

「投資グループが電話で、西洋のブランドがロシアから引き揚げた後の穴埋めに関して、会って話したいと言ってきた」と、トルコの「ブランド連合協会」(BMD)のシナン・オンジェル議長が言いました。『私たちはロシアに行くつもりです」と彼は付言しました。BMDによると、現在、トルコの32のブランドが、655の店舗と2500の売り場を持って、ロシアで営業しています。

トルコのビジネス社会のこれまでのロシアでの体験が非常に大きいと、オンジェル氏は言っています。「いまのところ、私たちはロシアにいても危険はありません。ロシアは私たちにとて親しい市場です」と彼は言っています。

「多くの西洋のブランドは営業を止めましたが、店はいまもいっぱいです。ロシアが西洋の商品の代わりにトルコのブランドをどんな条件で受け入れるのかは、私たちにはわかりません。新しい条件では以前より値ごろになるだろうと思います」と、彼は付言しました。インドの小売業者も何社かロシアに店舗を出そうとしています。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「子供結婚」を防ぐために結成された女子サッカーチーム

2022年04月14日 | 国内
4月14日 東部アール県の家族・社会政策部が、女子のスポーツを盛んにして早婚を防ぐためにつくった女子サッカーチームが、5試合で4勝し、この地方の強豪チームになりました。

Hurriyet

「アール女子チーム」は、「少女たちに花嫁衣裳でなくサッカーのジャージーを着せよう」をモットーに、6年前に結成されましたが、このチームがはトルコの「女子第3リーグ」Nグループでトップになりました。

14歳から18歳のチーム20人の選手は、今年、第2リーグに推されることを目標に、「いつかはトルコの女子スーパー・リーグでプレイする」ことを夢見ています。

「長い道のりでした。かつてはアールでは、親たちが娘を学校に行かせなかったのですが、いまアールの女子サッカーチームは、この地方のリーダーになりました」と、県の家族・社会政策部のスポーツ部長ジェミル・ブダグ氏は、デミルオレン・ニュースに語りました。

『私たちは市内の少女たちに花嫁衣装でなく、スポーツを与えましたが、大成功でした」とブダク氏は、このプロジェクトのモットーについて語りました。

『私たちは、女の子はサッカーはできないという偏見を壊しているのです。私は夢を実現しています」と、17歳のストライカー、アイチャ・タシュデミルさんは誇らかに言いました。スポーツ高校で勉強も続けているタシュデミルさんは、全国の少女たちに「スポーツを愛して。サッカーを愛して」と呼びかけています。

元気いっぱいの彼女ですが、彼女の母親ジンネト・タシュデミルさんはもっと誇らかです。「私は主婦ですが、早婚に反対です。サッカーをしている娘を応援しています」


エルドアン大統領が2053「運輸・兵站基本計画」を発表

トルコは地域兵站の中心になるだろうと、4月12日、エルドアン大統領は言い、イスタンブル運河を含め、「2053運輸・兵站基本計画」を明らかにしました。「トルコはロンドンから北京へ、シベリアから南アフリカへとひろがる広大な地域の兵站のスーパーパワーになるべく前進している」と、エルドアン大統領は、閣僚会議後の記者会見で言いました。

Hurriyet

トルコが位置するヨーロッパ=アジア=アフリカの貿易トライアングルは、とくに運輸の分野で、トルコに大きなチャンスを与えると、エルドアン大統領は言いました。

政府は可能性ある諸外国から投資を促していると、大統領は言いました。「アメリカは2兆ドルのインフラ投資を計画し、一方、中国は5590億ドルのインフラ投資を計画している」

トルコもすでに、2003年から2021年の間に、主要5分野に1720億ドルの投資をし、この分野を大きく前進させたと大統領は言いました。

「鉄道投資は政府の計画より進んだ。政府は2053年までに、鉄道網を28,590キロ拡大する計画だ」と大統領は言いました。トルコは乗客輸送における鉄道の比率は1%ですが、政府はヨーロッパ平均の6.2%に増加させるのを目標にしていると、エルドアン大統領は言いました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年の野火で焼けた山林や平野に緑がよみがえる

2022年04月12日 | 国内
4月12日 昨年の大規模な野火によって、灰燼に帰した森林や平野に、1年がかりで緑化が行われたと、ミリエット紙が報じました。

  Hurriyet

2021年夏、アンタリヤ県とムーラ県が大規模な野火に見舞われました。ミリエット紙によると、当局は予定の70%の植樹を完了したということです。

2021年、約140,000ヘクタールの森林と平野が野火で灰燼に帰しました。140,000ヘクタールの中の126,000ヘクタールが、7月28日から8月13日までの、たった15日間の野火で焼けました。

「多くの県で野火が起こったが、アンタリヤ県とムーラ県が最もひどい被害を受けた。この2県で焼けたエリアは、アナトリアで焼けた全エリアの91%になる」とミリエット紙は書いています。

野火が収まった直後から、森林総局は、アンタリヤのマナヴガト地区と、ムーラ県のボドゥルム、ミラス、マルマリス地区を優先して、再緑化に力を注いで来ました。当局はカラブリア松、カシ、キョウチクトウ、イナゴマメ、月桂樹、白糸杉の種をまきました。

焼けた土地の4分の1は植樹され、21%にはカシの種がまかれました。環境問題のほか、ムーラ県のマルマリス地区では、蜂蜜の生産が打撃を受けました。

2021年の野火は、全国81県の中の49県で起こり、8人が命を落としました。また、400頭の牛、4500頭の仔牛、30,000羽の鶏が死に、8000個のミツバチの巣箱が灰になりました。


「パンデミックは終わっていないが、リスクは減っている」専門家

コロナ・パンデミックは完全に終わっていないが、感染と死亡のリスクは減少したと、4月12日、保健省コロナ科学委員会のテヴフィック・オズリュ教授が言いました。

Hurriyet

「パンデミックはまだ終わっていませんが、私たちはいまトンネルの出口にいます」とオズリュ教授は言いました。「世界的に、とくにヨーロッパは、ノーマルな生活に向かっています。今日、感染数は2020年、2021年とはくらぶべくもありません」

ファフレッティン・コジャ保健相は4月10日、ツイッターにユーモラスなメッセージを書いています。「私たちはいま、ファフレッティン・コジャの名を知らなかった時代にもどりつつあります。今日の感染者数は5609人でした」

「コロナ・ウイルスは通常のインフルエンザや風邪のようになった」という保健省の意見に、オズリュ教授も賛成です。「私たちはコロナウイルスが流行性疾患のひとつに変わるのを待っていました。2年後にはそれが現実になります。パンデミックの脅威は減少しました」

教授はまた、ワクチン接種を受ける人の数の増加が2年後を決めると言いました。しかし、65歳以上の人と、持病のある人はウイルスに注意し、マスクを着用するよう警告しました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカル国防相は、黒海の魚雷は“意図的”と疑念

2022年04月11日 | 国内
4月12日フルシ・アカル国防相は、黒海の魚雷は、NATOの魚雷処理者を黒海に入らせるために、意図的に流された可能性があるという疑念を抱いています。

 Hurriyet

アカル国防相は、AKP(公正発展党)の中央執行委員会の先週の会合でスピーチし、「われわれは魚雷は意図的に流されたものではないかという疑念を持っている。おそらく魚雷は、NATOの魚雷処理班を黒海に入らせるために流されたのだろう」と語りました。

国防産業とウクライナ戦争の現状に関する重要な情報を含むアカル国防相のスピーチは、4月10日、ヒュリエト紙に報じられました。

「漂流する魚雷はトルコにプレッシャーをかけるのが目的であることもあり得る。しかし、トルコはモントルー条約の要件を守る決意である」と国防相は語っています。

「われわれはだれが黒海に魚雷を流したかは知らない。魚雷はロシア製だが、どちらの国が流したかは、目下、調査中である。魚雷は約400個あると報告されている。われわれはブルガリア当局とルーマニア当局とも話し合っている。両国も監視を行っている」と、アカル国防相は語っています。

恐らく魚雷は、トルコにプレッシャーをかけるために、NATOの魚雷処理班を黒海に入らせる計画で流されたと考えていると、アカル国防相は言いました。「しかし、われわれはモントルー条約を守る。われわれは黒海に戦艦を入れない。われわれは戦争を起こすために黒海に入ることを許さない」と、国防相はAKP党員たちに語りました。


トルコはヨーロッパとのエネルギー協力を加速する

エルドアン大統領は4月10日、オーストリアのカール・ネハマー首相と電話会談し、エネルギー分野での協力の強化について話し合ったと、大統領府広報局が言いました。両国はヨーロッパへのエネルギー輸送の中心となる可能性があります。

 Hurriyet

エルドアン大統領は、カスピ海と東地中海のエネルギー資源を、トルコ経由でヨーロッパに運ぶ戦略について語りました。トルコは、天然ガスをヨーロッパに分布する重要な中心であるオーストリアとの協力を強化できると、エルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領は、最近、トルコとオーストリアのハイレベルな接触が盛んになっていることは喜ばしいと語りました。大統領はまた、トルコはロシアとウクライナの平和を確立するために、ベストを尽くしつづけると言いました。

大統領はさらに、トルコ=EU関係の確立されたメカニズムが再開され、ビザの自由化が具体的に前進し、新しい頁がオープンされ、関税同盟を更新するための交渉がすぐに始まることを期待していると語りました。


   「ときどきダイアリー」ヘ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボスフォラスの漁師たちは漂流魚雷のため出漁できない

2022年04月10日 | 国内
4月10日 ボスフォラスの漁師たちは漂流魚雷にぶつかって、あっというまに海の藻屑となるのを怖がっています。

 Hurriyet

イスタンブル北部、ボスフォラスの黒海入口の岸壁上の村ルメリフェネリの漁師たちは、先月、黒海で漂流する魚雷が見つかって以来、みな出漁を見合わせています。

3月28日に2個目の魚雷が見つかってから、恐怖は大きくなりました。魚雷はウクライナから流れてきたようです。4月6日には、トルコ北西部の黒海沿いの町ケフケンの沖合で、3個目の漂流魚雷が見つかりました。トルコ当局は、魚雷は嵐によって、ケーブルが切れてウクライナの海岸から流れてきたと考えています。

「魚雷にぶつかったら、一巻の終わりよ」とルメリフェネリの漁師の1人メフメト・アフシュトさんは、小さなトロール船の前で言いました。その船で、彼はいつもキスや、アカボラや、コイワシを獲っていたのです。彼は2キロ沖合に流れてきた魚雷を見ていませんが、数人の漁師は見ています。

「魚雷はビア樽の半分くらいの大きさだった。おれらはここから見ていたよ。トルコ海軍が魚雷を不発にした」と、43年間、漁師をしてきたアフメト・タルラジュさん(55)は言いました。

トルコ海軍は3月26日、最初の魚雷が見つかる5日前に、ウクライナ領海から流れてくる魚雷の危険を警告しました。ロシアの国防省は、先週、「420個の魚雷のうち、370個は黒海にあり、それらはウクライナが自国の海岸を守るために設置したものである。そのうち10個は不発にされた」と言っています。

ウクライナはロシアの説明を否定し、ロシア海軍がウクライナへの不信感を植えつけるために、魚雷を漂流させたのだと言っています。

「ルメリフェネリの港では、小さな漁船から40メートルのトロール漁船まで、約100隻の船が出航を待っています。多くの人々も待っていますよ」と、シェフキ・デニスさん(42)は言いました。


今年、トルコには予算を気にする旅行者たちが来るだろう

ロンドン・ベースのデータ・分析会社「グローバルデータ」によると、今年、トルコは予算を気にする旅行者たちを惹きつけるでしょう。

 Hurriyet

「グローバルデータ」の調査によると、今年はロシアとウクライナの戦争のため、トルコのツーリズム業界にとって上顧客である両国からの旅行者は多くはないでしょう。「しかし、トルコの市場での位置は、現在の消費者心理によって強くなるだろう」とグローバル・データの旅行観光アナリスト、クレイグ・ブラドレイ氏は言っています。

「グローバルデータの2021年第3四半期の消費者調査では、回答者の58%は、コストは旅行を予約する際の重要な要素であり、予約するときの有力な誘因となる」と、彼は付言しました。ブラドレイ氏によると、今年、多くの旅行者は生活費やガソリン代の高騰で、財政的ピンチを感じているため、通常はスペインや、ポルトガル、フランスで休暇を過ごす人も、今年は、費用のかからないトルコに切り替えるかもしれないということです。

スペインやポルトガルのような人気旅行地での平均費用と比べて、トルコを訪れたら、旅行者たちは1回の旅行で、230ドルから770ドル節約できることをデータは示しています。旅行者たちは、費用のかかる西洋の旅行を止め、アンタリヤやダラマン、マルマリスのようなトルコの多くのリゾートで、太陽とビーチを楽しむ休日を選ぶかもしれないと、「グローバルデータ」は言っています。


   「ときどきダイアリー」へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする