トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

エルドアン大統領がイスラエルの戦争に反対する行動を国際社会に促した。

2024年04月15日 | 国際
4月15日 エルドアン大統領が、包囲されているガザの病院、学校、モスク、教会へのイスラエルの爆撃を非難し、国際社会に呼びかけました。

 Hurriyet

「人道によって、ガザのこれ以上の国際法違反を止めなければなりません」と、エルドアン大統領は、4月13日、フランシス・ローマ教皇への手紙で言い、市民は戦争のターゲットにされてはならない」と主張しました。

大統領の手紙は、13日、イランがイスラエルへの一連の報復を始める前に送られ、中東でエスカレートする緊張を訴えました。アブラハムを祖とするすべての宗教は、殺人を罪としていると、エルドアン大統領は力説し、「病院、学校、モスク、教会への意図的な爆撃に対して声を挙げなければならない」と、国際社会に勧告しました。

聖なる月ラマザン中も、ガザの市民たちは人道支援を妨害され、飢餓の恐怖に耐えてきたと、エルドアン大統領はガザの悲惨な状況を非難しました。「ガザでのイスラエルの無差別攻撃や、ウクライナ戦争の世界的影響など、われわれが直面している問題の解決には、国際社会の結束と協力が必要です」

中東の永続的な平和と安定の達成は、パレスチナとイスラエルの紛争の解決にかかっていると、エルドアン大統領はくりかえし言いました。


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5日間で1100人の不法移民が捕まった

2024年04月14日 | 国内
4月14日 イード休暇中、治安部隊は不法移民を対象にした5日間の作戦を行い、全国で1,117人の不法移民を逮捕したと、アリ・イエルリカヤ内相が発表しました。

 Hurriyet

イエルリカヤ内相は、4月12日、ソシアルメディアXで、「盾ー19」と名づけた作戦では、移動移民検問所による調査も行なったと言っています。知事室と内務省移民局の協力のもとに、警察、憲兵隊、沿岸警備隊からなる法執行隊が、イード連休初日の4月6日から4月10日までの間に、約22,700人の外国籍者の身元確認と入国許可確認を行ったと、内相は語りました。

執行チームは30の大都市で、イスタンブルの103台を含む162台の移動移民検問車を使って、外国籍者の検査を行いました。移民検問車には、治安職員、通訳、移民問題の専門家が待機していて、不法移民容疑者の指紋を採取し、身元をチェックしました。その後、データベースによって、外国人の居住許可に関する書類が精査されます。

5日間の検査で、1117人の外国籍者が、不法入国あるいは居住許可切れと認定され、送還のために移民局に送られました。イエルリカヤ内相は、不法移民と密入国の組織化を阻止するために、全国で行われている作戦について語り、トルコが不法移民の目的地あるいは通過ルートにされることは許さないと明言しました。

昨年の統計によると、2023年には3,700人の密入国者が逮捕されています。


トルコはイランにこれ以上のエスカレーションは望まないと言った

4月13日のイランのイスラエルに対する攻撃の後、トルコはこれ以上のエスカレーションは望まないと、イランに通告しました。

 Hurriyet

外交ソースによると、トルコのハカン・フィダン外相は、4月14日、イランのホセイン・アミラブドラビヤン外相と電話で話しました。フィダン外相は、イスラエルに対するイランの報復後、アミラブドラビヤン外相に、トルコはこれ以上のエスカレーションは望まないと話したと、外交ソースは言っています。

フィダン外相はまた、緊張が増すような対応は止めなければならないというトルコの期待を表明しました。イラン外相はフィダン外相に、「イランの報復作戦は終わった。イランは攻撃されなければ、新しい作戦を始めることはない」と強調しましたが、イスラエルが攻撃してくれば、イランの攻撃はさらに激しくなるだろうと明言しました。

フィダン外相はまた、英国のデーヴィド・キャメロン外相と、イランとイスラエルの緊張について、電話で話し合ったと、ソースは言っています。

トルコはイスラエルとハマスの紛争の拡大を阻止するよう、全関係国を促してきました。イスラエルがダマスカスのイラン大使館を攻撃し,イラン軍の高官が死亡しています。その報復としてイランはイスラエルを攻撃しました。トルコはイスラエルの攻撃を国際法違反として非難しています。


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エルドアン大統領とアッバス大統領がガザの現状を話し合った

2024年04月13日 | 国際
4月13日 エルドアン大統領がパレスチナのマフムード・アッバス大統領と、電話で、イスラエル軍による攻撃が続いているガザの状況について話し合い、ガザの即時休戦の必要をくり返し語りました。

 Hurriyet

広報局のファフレッティン・アルトゥン局長の声明によると、両大統領はガザの総合的な状況について話し合いました。ガザでは、10月以来、イスラエルによって34,000人のパレスチナ人が殺されています。

エルドアン大統領はアッバス大統領に、イスラエルは必ずこの残虐行為の代償を払うことになるだろうと言い、ガザ休戦のために、国連安保理の決議を含め、あらゆる対策を講じるべきだと述べました。エルドアン大統領はまた、トルコはイスラエルの残虐性に反対しつづけると強調しました。

トルコがパレスチナ人への人道支援として行っている物資の空中投下を、イスラエルは妨害し、これに対してトルコは、イスラエルへの54品目の輸出を禁じると発表しましたが、この一件後に、両大統領の電話会談は行われました。

報道によると、イスラエル軍はガザで難民キャンプを取材していたジャーナリスト・グループを攻撃目標にしました。TRTのアラブ人記者サミ・シャハダア氏はこの攻撃で重傷を負いました。


休暇が終わって、イスタンブルはUターン・ラッシュ対策

1600万都市イスタンブルは、9日間の休暇を終えて帰ってくる市民の交通事故を防ぐ対策に追われています。

 Hurriyet

イスタンブル警察本部は、4月5日から15日まで施行される一連の交通対策を発表しました。

交通渋滞を減らし、道路上の事故のリスクを緩和するために、トラックとコンクリート・ミキサーなど重量級の車両は、D-100、北マルマラ0-7,TEM高速道路など混雑する高速道路に入ることを禁じられます。

さらに、これら車両は4月14日の午前5時から4月15日の午前5時まで、イスタンブルに入ることを禁じられます。

エディルネのユヌス・セゼル知事は、連休中は国境検問所を通過する人が著しく増加し、その数は3倍になったと報告しています。セゼル知事はまた、連休中、治安と人々の健康を維持するための市の対策について語り、治安と保険のための要員を増加配備したと強調しました。

治安と交通対策を強化するために、1780人の要員と240台の車両チームが県内に配備されたと、知事は言い、交通事故は昨年より50%も減ったと胸を張りました。


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「トルコはパレスチナを支援しつづける」エルドアン大統領

2024年04月11日 | 国内
4月12日 トルコはパレスチナを支援し、ガザに閉じ込められている市民に人道支援物資を送ることを止めないと、エルドアン大統領は言い、イスラエルに科した貿易制限は、ガザが休戦に達し、市民にじゅうぶんな人道支援が提供されるまで止めることはないと、明言しました。

 Hurriyet

わが国はガザへの空からの支援物資投下を阻止されたため、イスラエルに対して、さらなる対策をとった。これら規制は国連安保理事会と国際司法裁判所の決定が実施され、じゅうぶんな人道支援物資が滞らずに配布されるまで行われる」と、エルドアン大統領はイード・アルフィトル(ラマザン明け)に、公正発展党(AKP)に送ったメッセージで言いました。

エルドアン大統領は、ヨルダン経由で空輸からガザに人道支援物資を送るトルコの計画をイスラエルが拒否したため、イスラエルに対して50品目の輸出を禁じたトルコ貿易省の決定に言及しました。「トルコは歴史と良心の前に、その義務を遂行し、イスラエルの攻撃に抑圧された人々を守りつづけるだろう」

この6か月、イスラエルの攻撃の結果として、ガザでは34,000人の人々が殺されていると、エルドアン大統領は言い、トルコはパレスチナの側に立ち、パレスチナの人々を支援しつづけると強調しました。

「トルコはイスラエルによるガザの抑圧を終わらせ、平和と安定を拡大するために、あらゆる努力をしてきた。今後もそれをつづけていく」と大統領は言いました。


トルコとアメリカの外相がガザの現状について討議

イスラエル=イラン間が新たにエスカレートする中、トルコとアメリカの外相が電話で、最近のガザの状況について話し合いました。

 Hurriyet

トルコ外交ソースによると、ハカン・フィダン外相と、アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官の電話会談は、ブリンケン国務長官から始まりました。2人はガザの安全保障に関して、現在のガザの人道危機その他の問題を話し合ったと、ソースは言っています。

ダマスカスのイラン大使館へのイスラエルの攻撃に対して、イランが報復すると誓ったため、米土間の電話会談が始まりました。この攻撃でイランの治安高官その他職員が殺されました。

トルコは声明文で、イラン大使館に対するイスラエルの攻撃を非難し、この行為は国際法違反であり、挑発であると示唆しました。トルコは関係諸国に、イスラエル=ハマス間の紛争の拡大を避けるよう勧告してきました。

イランの最高リーダー、アヤトラ・アリ・ハーメネイ師は、4月10日、ダマスカスの空爆に対して罰を与えると、イスラエルに警告しました。「邪悪な政権がまちがいを犯した。これは罰せられなければならないし、罰せられるだろう」と、ハーメネイ師はテヘランで、イード・アルアドバの礼拝の後、テレビのスピーチで言いました。

イスラエルのイスラエル・カッツ外相はソシアルメディアXで、ペルシア語の声明文で、ただちに応酬しました。「もしイランがその領土から攻撃してくるなら、イスラエルはそれに応えて、イランを攻撃する」とカッツ外相は言いました。


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ラマザン明けの休暇で、イスタンブルはゴーストタウン

2024年04月11日 | 国内
4月11日 ラマザン明けの9日間の休暇を使って、住民たちはリゾートや故郷へ出かけたため、1600万都市イスタンブルは、不気味なほどの静けさに包まれました。

 Hurriyet

4月6日の連休の始まりから、住民の多くがイスタンブルから逃げ出したため、交通渋滞は著しく減少しました。D-100やTEMなど混雑する高速道路も、車の流れはよく、公共交通機関も空いていました。

休暇中、家にいることを選んだ人々は、人口の減った市内で、めったにない静かな雰囲気と屋外活動を楽しんでいます。スルタナメット広場やイスティクラル通りなど、有名な観光地はツーリストでにぎわっていますが、地元の人々は静かで快適な海岸や公園に出かけています。しかし,休暇中にも問題はあって、人々が休暇用の買物のために、休暇の前夜に買物に出かけたため、市場は群衆でごった返しました。

医療の専門家は、連休中、気ままな生活にならないよう警告しています。栄養と食事療法の専門家スラ・イエシルヤプラクさんは、甘い物の食べ過ぎに注意し、血糖値に気をづけて食べ、余病を防ぐことの重要性を強調しています。

また、人道主義活動として、休暇中、恵まれない人々喜びを与えることが求められています。トルコ「赤新月社」(テュルク・クズライ)のボランティアたちは、祭りの衣装を着て子供たちを驚かせ、寛容の精神で喜びと暖かさをひろめました。

祝祭に反して、連休中には交通事故が多発します。内務省によると、連休の最初の3日間で、1838件の事故が起こり、19人が死亡し、2912人が負傷しています。アリ・イエルリカヤ内相は、交通安全の重要性を強調し、旅行中は交通ルールを守り、慎重に運転するよう市民に勧告しました。


世界中のムスリムがイードアルフィトルを祝っている

世界中のムスリムたちが、イスラムの聖なる月ラマザンが終るイード・アルフィトル(4月10日水曜)を祝っています。

 Hurriyet

家族たちは断食月が終わる祝祭の準備を始め、祭用の新しい衣服を買い、祭のための食事をつくり、愛する者同士でプレゼントを交換します。断食月明けを祝うイード・アルフィトルは、結束と感謝と共有する喜びを表現するときです。世界中のムスリムたちがこの聖なる時を、祭と祈りで祝います。

トルコ宗教庁の長ファティフ・メフメト・アイドゥン師は、ムスリムがラマザン中に行う精神的な旅は、イードの喜びを最高にすると強調しました。アイドゥン師はムスリムたちに、イードには熱心に祈り、慈善の義務を果たし、ともに祝祭の精神を高めることが重要だと強く言いましました。

「ハディス(預言者ムハンマドとその教友たちの言行を記した伝承)でも言われているように、ラマザンとイード・アルフィトルは、ムスリムにとって祝祭と定められています。イードの日々には心を込めて祈りましょう。イードの祈りの後は、ラマザン中に喜捨をしていなかったら、できるだけ早くしましょう」と師は言いました。

「イードはムスリムがともにある非常に重要な時です」とアイドゥン師は付言しました。


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古代の灯台の修復作業がまもなく終わる

2024年04月09日 | 国内
4月10日 かつてリキュア連合の首都だった古代都市パタラの発掘・修復作業はつづいています。南部アンタリヤ県カシュ地区に位置するパタラには、BC1世紀半ば、23の都市がありました。

 Hurriyet

古代都市パタラの2000年昔の灯台の修復作業はほぼ終わりました。地震で破壊され、2000個の石で再建された歴史的灯台は、水夫たちの目標になっていました。

パタラ発掘チームの隊長ハッヴァ・イシュカン教授は、「パタラは私にとって、わが子です。とくに灯台は、私にとって、特別のものです。おそらく私たちはこの灯台に灯をともすことができるでしょう。これはとても意味のあることです」と、語りました。2020年「パタラの年」から、灯台の修復作業は始まったと、教授は言いました。

灯台修復には非常に緻密な作業が要求されると、彼女は指摘し、「灯台をこの状態にまでするのは、世界でも最も困難な修復プロジェクトのひとつでした。灯台の石と同じ形の石はありません」

イシュク博士は「まず、私たちは3Dモデル・プログラムを使って、コンピュータ環境の中で石の位置を探しました。これは簡単な作業ではなかった。石は長時間、海水や風雨に曝されていたため、修復し、固めるのには時間がかかりました」と語りました。

「灯台の修復作業は終わりに近づいています。灯台は完全に生き返り、まもなく操業するでしょう。あと数か月です。いまトップ部分のアーチの修復中ですが、4,5か月後には、アーチのドームができあがっているでしょう」


カフェやレストランのサービス料に罰金が科されることも

料金表に明示して客に知らせることなく、サービス料を請求したレストランやカフェに、貿易省は重い罰金を科しました。

 Hurriyet

4月7日の貿易省の発表によると、レストランやカフェは1月1日から、入口やテーブル上の料金表に料金を明示することが義務づけられ、違反者には罰金が科せられることになりました。発表によると、料金表以外にサービス料その他の名目で追加料金が請求される場合も、それを明示しなければなりません。

レストランは料金の10%のサービス料金は、請求してよいことになっています。3月、イスタンブルのあるカフェ・チェーンは、いくつかのメニューの価格を表示せず、サービス料金を請求したため、総額834,000リラ(26,000ドル)の罰金を科されました。

「価格レベルや料金表の広範な厳しい検査は、2024年中つづき、違反が見つかれば、行政によって2,172リラの罰金が科されます」と貿易省は言っています。

ラマザン明けの祭の前に、同省は価格明示を確認しただけでなく、休暇中に需要が高まる砂糖、チョコレート、お菓子などの価格が不当に高騰していないか検査を行いました。


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、エルトゥールル号を記念して、トルコのコルヴェット艦が日本へ

2024年04月08日 | 国際
4月9日 トルコのコルヴェット艦「TCGクナルアダ号」が、4月8日、極東への長旅に出発しました。同艦は、1890年、日本からの帰途に沈没した不運なフリゲート艦エルトゥールル号のルートをたどります。

 Hurriyet

この航海はトルコと日本の100年に及ぶ外交的結束の里標を示すものでもあります。TCGクナルアダ号は、4か月半の航海中、20か国、24都市に寄稿します。

4月8日、船はイズミルのフォチャを出発し、8月19日、航海を終えます。この旅は、134年昔、日本訪問後、嵐に会って沈没したエルトゥールル号に敬意を表するものになります。

TCGクナルアダ号は、日本に到着する前に、ジブチ、ソマリア、モルジブ、バングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイランド、中国、韓国を訪れ、また、フィリッピン、シンガポール、スリランカ、インド、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦、パキスタン、ヨルダンに寄港します。

TCGクナルアダ号はトルコ海軍の存在を知らしめ、訪問国との相互関係の育成を目標にしています。途上、寄港国の海軍と共同訓練も行うでしょう。アデン湾やソマリヤ東海岸沖での海賊の攻撃に対応して、2009年、連合軍が設立されました。

連合軍はEUのアタランタ作戦とNATOのオーシャン・シールド作戦と連帯して活動しています。TCGクナルアダ号の船長99メートル、幅14.4メートルで、20トンの武器を積むことができ、最高速度は29ノット出せます。

エルトゥールル号の航海は悲劇に終わり、69人の生存者を残して、540人の乗組員が命を落としました。この悲劇を目撃した日本の串本町は、亡くなった人々を記念して記念碑を建てました。串本では現在も追悼式が行われています。


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今年もイスタンブルのチューリップ祭が始まった

2024年04月08日 | 国内
4月8日 待望のチューリップ祭が始まりました。イスタンブル中で咲き競うチューリップが、活気あふれる光景をくりひろげ、歴史ある都をカラフルな安らぎの地に変えました。

 Hurriyet

イスタンブル市は、今年も例年の慣習通り、市内の歴史ある場所に、約800万株のチューリップを植えました。チューリップ祭中は、エミルギャン公園を初め、ギュルハネ公園、スルタナメット広場、ギョズテペ60年公園、ヒディヴ公園など、恒例の庭園がチューリップで彩られます。

フェスティバル中は、観光客は市内のあちこちで、チューリップや、ヒヤシンス、スイセン、ムスカリなどを眺め、目の覚めるような光景に陶然としながら、色彩の海の中で写真を撮ります。

フェスティバルは4月となっていますが、天候によって5月までつづくこともあります。公園のチューリップは4月中旬に満開になりますから、この頃がベストな見ごろになるでしょう。


CHP党首がブカレストのPESサミットに出席

最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル党首が、ルーマニアの首都ブカレストで開かれたヨーロッパ社会主義党の党首サミットに出席しました。これはオゼル党首にとって、地方選挙後、初の外国訪問です。

 Hurriyet

オゼル党首は、同党のセリン・サイエク・ボケ書記長とともに、ヨーロッパ中道左派諸党の会議に出席しました。会議で、オゼル党首は、ドイツのオラフ・ショルツ首相、アイルランドの労働党リーダー、イヴァナ・バシック氏、PESのステファン・ローベン会長、欧州議会のイラチェ・ガルシア・ペレス社会民主党党首ら、多くの人物と議論を交わしました。

オゼル党首はまた、スペインのペドロ・サンチェス首相と写真を撮り、夏前にパレスチナ国家を承認するというスペインの意向に謝意を表しました。「私は民主社会党・社会党のリーダーたちに、パレスチナの側に立つよう要請をくり返した」とオゼル党首は書いています。

CHPは3月31日の選挙で、1977年以来最高の票を得ましたが、このサミットはその後すぐに開催されました。会議中、PESのジャコモ・フィリベック書記長は、CHPの勝利、とくにイスタンブルと首都アンカラのような重要な戦場で勝利したことを賞賛しました。


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ラマザン明けには3500万人が旅行に出かける

2024年04月07日 | 国内
4月7日 ラマザン明けの9日間の休日には、3000万から3500万人が、陸路、空路、鉄道で旅行に出かけると予想されるため、政府は市民が安全で効率のよい旅行ができるよう、広範な対策を発表しました。

 Hurriyet

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸相は、ラマザン明けの9日間の休日には、3000万から3500万の市民が旅行に出かけるだろうと予想しています。

この旅行者急増に対応し、旅行を容易にし、旅行者を守るために、運輸省は陸路、空路、鉄道の輸送ネットワークに広範な対策を講じています。

ウラルオール運輸相は、交通事故を防ぐために、検問を増やし、サービスを強化すると発表し、「休日中は、高速道路総局の管理下にある橋や高速道路は、大統領の決定によって、土曜の朝から休日が終わるまでの9日間、通行料を無料にする」と付言しました。

ウラルオール運輸相は鉄道サービスに関して、「イズミル・ブルー・エクスプレス」や「東方エクスプレス」のような重要な地方列車には、プルマンカーや寝台車を加え、シート数を15,200席まで増やし、休暇期間中は33,000席を付加して輸送力アップをはかると語りました。

バス・サービスに関しては、乗客の増加に対応して、バスの便数増加が認可され、また、無許可営業や、指定されていない場所での乗降、乗車賃の過剰請求などの不法輸送活動には、厳しく罰金が科されます。


教育省は5年間で、教科書の紙 66,000トンをリサイクルした

教育省は、「廃棄物ゼロ・プロジェクト」の一環として、毎年配布される無料教科書を回収し、66,416トンの紙をリサイクルすることによって、1億6770万リラ(525万ドル)の収益を得て、国家経済に貢献したと発表しました。

 Hurriyet
   
教育省の支援サービス総局は、毎年学期初めに、公立・私立の幼稚園、小学校、中学、高校の学生に、無料で教科書を配布しています。無料の教科書は、廃棄物ゼロ運動の一環として、毎年学期末に、ボランティアによって集められています。集められた廃紙のリサイクルによって、国家経済に貢献するのが目的です。

5年間で、約113万本の木が伐採されずにすみ、465万平米の土地が破壊を免れました。「廃棄物ゼロ・プロジェクト」による新しいリサイクル活動については、3月30日の官報に掲載されています。「廃棄物ゼロ・プロジェクト」は環境・都市化・気象変動省が始め、エミネ・エルドアン大統領夫人の支援の下に行われています。

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トルコはNATO全加盟国がテロとの戦いに協力することを期待

2024年04月06日 | 国際
4月6日 トルコのハカン・フィダン外相は、ブリュッセルで行われたNATOの2日間のサミットで、対テロ作戦において、NATOからの全面協力を期待すると、くり返し発言しました。

 Hurriyet

「われわれは、NATOの全加盟国が、テロとの戦いで、トルコを全面的に無条件で支持することを期待していると言った」と、フィダン外相は4月4日、記者団に語りました。

「われわれは、NATO諸国が、シリアで行われているように、一時的とは言え、テロ組織と協力すべきではないと主張しました」と、フィダン外相は言い、YPGと組んでいるアメリカに言及しました。「これはNATOの精神に反すると、われわれは主張しました」とフィダン外相は付言しました。

フィダン外相はまた、「ヨーロッパ諸国は自国にいるPKKの活動に対して敏感になってきました。これには満足しています。PKKに対する寛容さが失われてきていると思います。これは重要なことです」と言いました。

フィダン外相は、4月4日、NATOの会議と、NATOの75周年を記念する「NATO=ウクライナ委員会」に出席し、アメリカ、英国、ドイツ、オランダ、フィンランドの外相らと2者会談を行いました。

フィダン外相はまた、NATO会議で、武器販売の全規制を解除したいというトルコの期待を表明しました。「これらの規制はNATOの精神に合致しないと、われわれは明言しました」と、外相は強調しました。

ロシアのウクライナ占領について、フィダン外相は、戦争を終わらせ、両サイドの平和プロセスを開始する代替の方法を探す必要があると主張しました。


ローマ時代の石棺がディヤルバクルで発見された

古代の市壁でで知られるトルコ南東部の都市ディヤルバクルで、発掘作業中に、史上初、12,000年昔のローマ時代の石棺が出土しました。

 Hurriyet

石棺は市壁の第4セクションの75番の塔と聖ジョージ教会の間で発見されました。長さ2メートル、高さ82センチの石棺は、ひとつの石灰石でつくられ、2枚の蓋で蔽われているのが特徴的です。石棺にはマルタ十字(聖ヨハネ騎士団を象徴する十字)が記され、この棺が歴史的宗教的に重要な意味を持つことを示唆しています。

石棺は慎重に掘り出された後、博物館の庭に展示され、「ディヤルバクル修復保存地域研究所」の専門家らが詳細な調査を始めました。石棺があった遺構についてさらに知るために、現在、石棺を分析中です。骨の起源と遺体の性別に関する調査の結果が期待されます。


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