トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコはイランのライシ大統領の 死に弔意を送った

2024年05月21日 | 国際
5月20日 エルドアン大統領はイランのエブラヒム・ライシ大統領とホセイン・アミラブドラヒヤン外相その他側近がヘリコプターの事故で亡くなったことを受けて、イラン国民に弔意を表明しました。

 Hurriyet

エルドアン大統領は悲しみのメッセージをソシアルメディアに送りました。「私の親愛なる仲間であり、兄弟であるイラン・イスラム共和国の大統領エブラヒム・ライシ氏に、神の恵みを祈ります。残念なことに、ライシ氏はヘリコプターの事故で逝去されたそうです」とエルドアン大統領は書いています。「私は彼が大統領として、イラン国民と中東の平和のために努力されてきたのを見ています。私はライシ氏を敬意と感謝をもって記憶します」

ヌマン・クルトゥルムシュ国会議長も同じ想いで、ソシアルメデイアでイラン国民に弔意を伝えました。ジェヴデト・ユルマズ副大統領も、事故で亡くなったライシ氏とアミラブドラヒヤン外相その他犠牲者の家族に同情を表明し、悲しみを伝えました。

ハカン・フィダン外相はパキスタン外相との記者会見で、事故に対する深い悲しみを語り、イラン国民に弔意を送りました。フィダン外相は、トルコはヘリコプター事故後も、イラン当局と緊密な連絡を取っていると語りました。

トルコ政界からも同情のメッセージが殺到しました。与党・公正発展党(AKP)の広報担当のオメル・チェレキ氏や、最大野党・共和人民党(CHP)の党首オズギュル・オゼル氏も、ソシアルメディアで弔意をシェアしました。


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フランシスコ教皇が来年、トルコを訪問する

2024年05月19日 | 国際
5月19日 フランシスコ教皇が、キリスト教世界の重要な出来事「第1ニカイア公会議」から1700周年を記念して、来年、トルコを訪れる予定だと、ギリシア正教会の精神的指導者バルトロメオ大司教が発表しました。

 Hurriyet

バルトロメオ大司教は、5月16日、フランシスコ教皇が、325年に開催された「第1ニカイア公会議」を記念してニカイア(トルコのイズニク)を訪れたいという意向を表明したと語りました。ニカイア会議には有力な宗教学者たちが、キリスト教の理論的相違について論じ合うために集まりました。

この全キリスト教徒会議によって、初めて全キリスト教徒の総意がまとめられ、会議の結果として、今日のトルコのブルサ県イズニク地区で、キリスト教の基本信条「ニカイア信条」が生まれました。


エルドアン大統領がトルコの発展における若者の役割を強調

エルドアン大統領は5月19日の「若者とスポーツの日」に、アンカラで、若者たちのグループと会い、アタテュルクを記念するスピーチを行いました。

 Hurriyet

「5月19日は、隷属ではなく自由の、脅迫ではなく希望の、降伏ではなく、自由に、独立して生きる国民の決意のシンボルです」と、エルドアン大統領はアンカラの大統領官邸で行われたイベントで語りました。

エルドアン大統領は成績優秀な学生や、トルコを代表するアスリートたちと話し合いました。当日の講演者の中には、トルコ2番目の宇宙飛行士になる準備中のトゥヴァ・ジハンギル・アタセヴェルさんもいました。アタセヴェルさんの次には、5種競技のアスリート、オズユクセル・ミフリオールさんがスピーチしました。

エルドアン大統領はまた、トルコの独立戦争で歴史的役割を果たした若者たちを賞賛しました。「ムスタファ・ケマル・アタテュルク将軍によって灯された独立の松明の火は、若者たちによって、アナトリア中の人々にひろがり、若い人々の犠牲を伴って戦いは勝利しました」と大統領は語りました。


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トルコの21の大学が、世界の「若い大学」トップ500に入った

2024年05月17日 | 国際
5月18日 ロンドン・ベースの教育機関「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)によって、トルコの21の大学が「世界の若い大学」トップ500のリストに入りました。

 Hurriyet

THEは、この50年間に設立された若い大学を、教育の質、科学的研究、国際的知名度、産業収入などをベースに評価し、現在、世界の若い大学のほぼ半分はアジアにあると語りました。トルコ、インド、イランの大学数が増加しているということです。

2020年の「若い大学」ベスト・ランキングでは、トルコの23の大学がリスト入りし、2023年には47大学、今年は58大学に増加しました。

トップ500大学には、トルコの21大学が入りました。今年のトルコの大学のトップはコチ大学で、昨年は55位でしたが、今年は52位になりました。2023年、89位だったサバンジュ大学は今年は55位になり、この2大学がトップ100に入りました。

トルコの大学で3位はビルケント大学、4位はバフチェシェヒル大学でした。


CHPのオゼル議長が新たに選出されたIYI党のリーダーと会談

最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル議長が、新たにIYI党(善良党)のリーダーに選出されたミュサヴァト・デルヴィシュオール氏を祝賀訪問しました。

 Hurriyet
CHPのオズギュル・オゼル議長(左)とIYI党のミュサヴァト・デルヴィシュオール議長


5月16日の会談は、デルヴィシュオール議長が共同声明で包括的な会談と説明したように、トルコのさまざまな問題が話し合われました。「両政党間の誠意ある対話が、わが国の諸問題の解決に大きく貢献すると思う」とデルヴィシュオール氏は語りました。

3月の選挙でCHPとの提携を更新しなかったIYI党は、票数を大幅に減らし7.3%から3.77%まで落ち込みました。選挙後の臨時会議で、メラル・アクシェネル氏は再選を辞退し、議長は交代しました。

選挙協力はありませんでしたが、両党のリーダーは今後の関係を楽観視しているようです。「われわれはCHPとともに、わが国への奉仕をつづけます」とデルヴィシュオール氏は言いました。オゼル議長も同様に、党員間の親密さを語りました。

「わが党はIYI党との関係を改めて正常化する必要はありません。いまから、われわれは両党の関係を最善のレベルで維持していきます」とオゼル議長は言いました。「強力な野党がトルコを明るい未来へ導くと信じています。その点でわれわれは一致しています」
 

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元HDPのリーダーに長期禁固刑が宣告された

2024年05月17日 | 国内
5月17日 人民民主党(HDP)の元共同議長、セラハッティン・デミルタシュ氏とフィゲン・ユクセクダー氏は、2014年の抗議活動から始まり、東部トルコの大規模衝突に至った事件に関わったとして、禁固刑が宣告されています。

Hurriyet

デミルタシュ氏は42年の禁固刑を宣告され、ユクセクダー氏は30年3か月の禁固刑を宣告されました。二人の告訴には、「国家統一を混乱させた」などの罪状も含まれています。

5月16日の裁判では、親クルドのHDPの幹部や政治家を含む108人が裁かれ、29の罪状で、38件の加重終身禁固が宣告されました。

デミルタシュ氏は、アンカラの裁判所で行われた審理で、国家の統一と領土の保全を混乱させ、犯罪の実行を扇動し、テロリスト組織の宣伝活動を行ったなど、多くの訴因で有罪を宣告されました。裁判所はデミルタシュ氏の拘留の延長を裁決しました。

ユクセクダー氏も同様に、集会に関する法律に反対し、選挙関連で違反行為があったなど、複数の訴因で有罪を宣告されました。元共同議長ギュルタン・クシャナク氏とセバハト・トゥンジェル氏は、テロリスト集団のメンバーだったとして12年の禁固を宣告されましたが、2人は釈放されました。

裁判には、HDPの後継者ら、「人民の平等と民主主義党」(DEM党)、最大野党・共和人民党(CHP)など諸政党の代表の他、国際的監視団、国会議員、法律家、支援者らも出席しました。


トルコの若者の50%が幸福だと応えた

2023年、トルコの人口の15%が、15歳から24歳までの若者世代ですが、1280万の若者の半数以上が自分の生活に満足していると応えたと、トルコ統計局(TUIK)が発表しました。

 Hurriyet

5月17日に発表された統計では、トルコの若者の割合15.1%は、EU加盟27か国の昨年の数値を超しています。この調査によると、18歳から24歳の若者の54%は幸福だと思っていると応え、33.3%が幸福でも不幸でもないと応え、12.7%が不幸だと応えました。

また、南東部ハッカリ県は若者の割合が最も多く21.5%、反対に若者率が12.1%と最も低いのは北西部のバルケシル県でした。

この調査によれば、学生でなく、就職もしていない若者の割合は22.5%でした。就職している若者のうちの55.3%はサービス分野で、75%の若者が自分の職業に満足し、47.8%が収入に満足していると応えました。

また、若者の65.5%が自分の学歴に満足しています。この調査によれば、若者のインタネット使用率は97.5%に達しています。


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フィダン外相がブリンケン国務長官にイスラエルのラファ攻撃について警告した

2024年05月16日 | 国際
5月16日 ハカン・フィダン外相がアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官に、イスラエルの南ガザ・ラファへの軍事攻撃について警告しました。ラファには100万人以上の市民が、じゅうぶん な人道的支援も受けられずにいます。

 Hurriyet

外交ソースによると、フィダン外相は、5月15日、ブリンケン国務長官と電話で会談しました。2人はロシアが占領をつづけているウクライナと、ガザの現状について話し合いました。

フィダン外相はガザの即時かつ恒久的停戦と、人道支援の継続的流入の容認の重要性を力説しました。フィダン外相はブリンケン国務長官に、イスラエルのラファ攻撃は認めがたいと語りました。

トルコはガザ市民の大量虐殺を止めさせるためにイスラエルに圧力をかけるよう、国際社会に呼びかけつづけてきました。ガザではすでに34,000人以上が殺されていますが、その多くは女性と子供です。

フィダン外相はまたハマスの政治局長イスマイル・ハニヤ氏と、電話で、停戦交渉の現状について話し合ったと、ソースは言っています。  


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トルコの情報機構長官がドーハでハマスの政治局長と会談した

2024年05月14日 | 国際
5月15日 トルコの国立情報機構(MIT)のイブラヒム・カルン長官が、カタールの首都ドーハで、ハマスのイスマイル・ハニーヤ政治局長および代表団と会談しました。

 Hurriyet
ハマスの政治局長と会談したトルコの情報機構のカルン長菅


地元メディアの報道によると、会談中、ハニーヤ氏は、イスラエルとの交渉に関するトルコの助力に謝意を述べました。議題は交渉の現状、休戦確保への取り組み、ガザへの人道支援物資の供給を容易にすることなど、さまざまな問題に及びました。

今回の会談は、4月20日に行われたハニーヤ氏とエルドアン大統領の会談に続くもので、議題はガザの現状が中心になりました。

この会談にはカルン長官の他、ハカン・フィダン外相その他の高官も出席し、ガザの悲惨な状況がすべて伝えられました。ハニーヤ氏はトルコ訪問中、数政党のリーダーとも会っています。


FETO関連の容疑者500人余が捕まった

アリ・イエルリカヤ内相の発表によると、治安部隊は、全国81県中の62県で包括的な作戦を行い、2016年の未遂クーデターを操った集団FETO関連の容疑者544人を逮捕しました。

 Hurriyet

FETOの容疑者を標的にした作戦は、さまざまなレベルの公務員が対象になったと、イエルリカヤ内相は、5月14日、ソシアルメディアに投稿しました。

この作戦は、国家情報機構(MIT)を含む多くの治安部隊が動員され、共同作業で遂行されました。逮捕者の中には、FETOが使っている暗号化されたメッセージ・アプリ「バイロック」を使用している者もいました。

FETO組織の指導者の指示によって、公務員試験を受ける者もいると、内相は言いました。「公務員試験を受けたFETOのメンバーたちの忠誠心は、さまざまな方法で暗号化されていました。さらに、技術的監視から逃れるために、彼らは公衆電話で連絡を取っていました」とイエルリカヤ内相は言いました。

アメリカ在住の創設者フェトゥラー・ギュレンが主導するFETOは、2016年7月15日の未遂クーデターを組織しました。首都アンカラ、イスタンブル、マルマリスなどの重要な場所を標的にした未遂クーデターは、300人の命を奪い、2200人を負傷させる結果になりました。


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シワスの歴史的教会がオークションに

2024年05月13日 | 国内
5月14日 中央アナトリア・シワスのギョイドゥン村にある19世紀の歴史的教会がオークションにかけられ、有名なアーティスとを初め多くの買い手が殺到しています。

 Hurriyet

トゥスヒサル教会としても知られる「スル・ガラベット教会」は、長年、地元住民たちの中心として、さまざまな目的に使われてきました。しかし、現在のオーナー、ハティジェ・アカイさんはこの教会を売ることにし、開始価格500万リラでオークションにかけました。

このオークションを管理する不動産コンサルタント、アブドゥルヴァハプ・ユルドゥスさんによると、価格は開始価格から100,000リラずつ上がっていきます。

「教会を売りに出したら、需要が殺到してきました。外国からも、有名なアーティストのマネジャーからも申し込みが来ています。まだ交渉段階ですが」と彼は言いました。

オークション形式を選んだのは、建物の歴史的重要性と、適切な修復が必要だからだと、ユルドゥスさんは説明しました。ユルドゥスさんは文化遺産である教会の重要性を強調し、この遺産を維持し、安全に守っていける、識別力のあるバイヤーを見つける必要があると力説しました。

「この教会はかつては人々の祈りの場として使われていたのですから、私たちはその価値を知る方に買っていただきたいと思っています」とユルドゥスさんは言いました。オークションは公証人立ち合いで、非公開で行われます。


ソマ炭坑事故から10周年を記念して追悼式が行われた

トルコは史上最悪の炭坑事故から10周年を記念して追悼式を行い、301人の犠牲者の家族がマニサのソマ地区にある墓地に集まりました。

 Hurriyet

2014年5月13日、ソマ・ホールディングが経営する炭坑の地下400メートルで火災が起こり、一酸化炭素が充満して、787人の坑夫の命が危機にさらされました。出口近くにいた坑夫は逃げ出せましたが、炭坑の内部にいた人々は救命具に近づくことができませんでした。3日間の捜索と救助活動の後、301人の坑夫の遺体が坑内から運び出されました。

5月13日、黒大理石の墓石はトルコ国旗と坑夫のランプで飾られました。災害10周年を記念して、犠牲者の家族や地元の人々が集まり、墓地は悲しみに包まれました。事故記念日には、多くの労働組合がソマの坑夫たちをしのんで追悼式を行い、黙祷を捧げ、カーネーションを献じました。

追悼式の初めに、マニサのフェルディ・ゼイレキ市長が、ソマの災害から学んだことを語り、政府の決然とした行動によって炭坑の安全を強化しなければならない、坑夫と全労働者の安全は厳守されなければならないと力説しました。

最大野党・共和人民党(CHP)のリーダー、オズギュル・オゼル氏はソシアルメディアで犠牲者たちへの弔意を表明し、正義を支持しつづけると誓いました。オゼル氏はその日、マニサの追悼式に出席しました。


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トルコのAI森林火災システムが国連の賞を受賞した

2024年05月13日 | 国際
5月13日 森林火災の消火に使われる、トルコの最先端のAIによる「意思決定支援システム」が、5月27~31日、ジュネーブで行われる授賞式で、国連の「国際テレコム協会」から、「世界情報社会サミット賞」を受賞することになりました。

 Hurriyet

このシステムは、リアルタイムの気象データを利用し、農林省や森林総局のデータ、衛星画像やUAV画像と合わせて、迅速かつ有効に出火に対応します。気象要素をベースにした予知モデリングは、出火を回避させ、その原因を知ることができます。

さらに、このシステムは変化する状態をリアルタイムで分析できるため、正確な介入戦略と、避難計画が容易になります。精緻なシステムは休みなく活動して」データを分析して、消火効果を上げます。

トルコ国内で開発され、革新性を世界に認められたこのシステムが、森林火災の拡大を防ぎ、死傷者を減少させることはまちがいありません。

森林総局のベキル・カラジャベイ局長は、火災の際の行動の学習から、ライブの気象データと地理的分析に基づいたリアルタイムの意思決定まで、このシステムの革新性を強調しました。このシステムは火の進路を予測し、火が特定の時間までにどこまでひろがるかを示し、対応計画を助けます。

「次の段階では、私たちは、消防隊に自動的にメッセージを送れるソフトウエアを考えています。それができれば、消防隊は私たちの知らせを待たずに行動を起こすことができます」とカラジャベイ氏は言いました。


ドイツがトルコ人労働者を讃える記念碑を建設する

ドイツ当局はトルコ人労働者の第一世代を讃え、彼らがドイツの経済発展に大きく貢献したことを感謝する記念碑の建立を計画中です。

 Hurriyet

記念碑は、社会民主党のベルリン議会議員で、トルコ・オリジンのセヴィム・アイドゥンさんの主導で、ドイツの首都ベルリンの、トルコ人が多いクロイツベルクに建てられます。アイドゥン議員は第一世代の肯定的側面に光を当てる必要があると力説しています。

旧ドイツ民主党(DDR)の時代に、建設労働者として、ベトナムなど「社会主義同盟国」から来た労働者たちを記念する碑も建てられるそうです。

1961年、ドイツでは経済発展のさなか、大きな労働者不足が起こりました。ドイツ政府は企業にトルコ人労働者を募集することを許可するトルコとの二国間協定に署名しました。

先月、ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー大統領はトルコに3日間滞在し、イスタンブルのシルケジ駅で行われたイベントに参加しました。63年前、最初のトルコ人労働者たちが、ドイツ行き列車に乗り込んだのがシルケジ駅でした。

大統領事務所は、シュタインマイヤー大統領のトルコへの旅は、ドイツ史における「トルコ人移民第4世代の個人的ストーリイと業績の大きさ」を強調するのが目的だったと述べています。約300万人のトルコ・オリジンの人々が、いまもドイツに暮らしています。


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フィダン外相がアラブ首長国連邦大統領と会談

2024年05月12日 | 国際
5月12日 トルコのハカン・フィダン外相がアラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・モハムメド・ビン・ザイエド・アルナヒヤン大統領と、首都アブダビで会談しました。

 Hurriyet
UAEのアルナヒヤン大統領(右)とトルコのフィダン外相


トルコ当局によると、5月10日に行われた会談の主要な議題は、ガザの休戦確保のための戦略が中心になりました。会談はガザで緊張と暴力が高まるさなかに行われました。ガザには国際的関心が集まり、緊張緩和が求められています。

フィダン外相とアルナヒヤン大統領は、また、二国間関係の諸問題についても話し合いました。ソースによると、フィダン外相は、先月、一連の二国間会談によって、積極的に外交を推進してきました。

4月17日のフィダン外相のカタール訪問も、彼の外交努力のひとつです。カタールで彼は、シェイク・モハムメド・ビン・アブドゥラフマン・アルタニ外相と会談しています。フィダン外相はドーハ訪問中、ハマス当局者らとも会談しました。


トルコとギリシアの首脳が関係強化のために会談

エルドアン大統領とギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相が、正常化プロセスに従って、二国間関係をさらに改善するために、6か月ぶりに二度目の面談を行います。

 Hurriyet
ギリシアノミツォタキス首相(左)とエルドアン大統領


ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相はエルドアン大統領の招待で、13日、アンカラを訪れます。会談後、両首脳は、今後も二国間の結束は構築されていくだろうという共同声明を発表すると思われます。

エルドアン大統領とミツォタキス首相は、昨12月、エルドアン大統領がアテネを訪れた際、「アテナイ宣言」を発表しました。両者はミツォタキス首相がアンカラを訪れる直前に、双方のメディアのインタビューに、宣言に従うことを約束しました。

エルドアン大統領はギリシアのカティリメリーニ紙のインタビューで、トルコとギリシアは、その関係において新しい時代に入ったと強調し、自身はミツォタキス大統領と非常に良い共通の地盤を得たと語りました。

「われわれの目標は明確です。問題を解決することによって友情を強化し、両国関係をこれまでにない良いレベルまで引き上げることです。われわれトルコとしては、最近は誠意ある、友好的な対策を取っており、これをつづけていく意向です」とエルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領は両国間に難しい問題があることを認め、隣国同士がエーゲ海の平和と安定のために、実際的な対策を継続していくことが必要だと力説しました。「破壊することは容易です。難しいのは問題を処理し、管理していくことです」

一方、ミツォタキス首相は、トルコのミリエット紙のインタビューに応え、対話と良き隣国関係が、ギリシアとトルコ間の良いムードを維持していく唯一の道だと語りました。「私のトルコ訪問は良いチャンスになるでしょう」


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CHPと政府が外交政策に関して意見交換することで合意した

2024年05月10日 | 国内
5月10日 最大野党・共和人民党(CHP)のオズギュル・オゼル議長が、外交政策に関して政府と意見交換することで合意したと発表しました。

 Hurriyet
AKP本部を訪れたCHPのオゼル議長(左)とエルドアン大統領


「われわれは20年間の伝統を放棄しました。外相が外国へ行く前に、私は外務省の説明を聞く必要があります」とオゼル氏は、5月8日、民放ハベルテュルクのインタビューで語りました。

CHPのリーダー、オゼル氏は、最近のエルドアン大統領との会談で、トルコの外交政策に関する意思決定のプロセスで協力したいという問題を提起したと発表しました。

「同意できない問題があったら、私は、私の意見は違うと言います。しかし、トルコの外交政策においては、われわれは85%の共通基盤に立って協力すべきです」とオゼル氏は主張しました。

エルドアン大統領はこの提案に前向きに応え、協定を実行する指示を出したと、オゼル氏は言いました。この協定によって、国防相、内務相、外務相は、必要な場合は、オゼル氏に直接説明することになります。他の閣僚らはCHPの副議長らと連絡を取ります。

また、5月2日にオゼル氏は公正発展党(AKP)の本部を訪れていますが、今度はエルドアン大統領がCHPの本部を訪れることになりました。

2016年以来初目て行われたAKPとCHPの会談は、約1時間半つづきましたが、オゼル氏は訪問後、公式声明を出していません。


ドイツ人がアンタリヤを訪れる外国人のトップになった

トルコの人気リゾート、アンタリヤを訪れるドイツ人が20%も急増し、これまでトップだったロシア人を追い抜きました。

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ナウルース(ペルシアの新年)、イースター(復活祭)、エイド・アルフィトル(ラマザン明けの祝祭)と、さまざまな祝日がつづいた後、ドイツのペンテコスタ(聖霊降臨祭)の祝日が近づき、アンタリヤの観光市場は活気づいています。(今年のペンテコスタは5月19日)

観光当局はドイツ人市場の20%増を発表しましたが、アンタリヤは初めて200万を超える外国人ツーリストで盛り上がっています。ホテル協会の代表カアン・カヴァルオール氏はこの趨勢は今後もつづくと見ています。

「昨シーズンまで、外国人ツーリストの大半はロシア人でしたが、いまはドイツ人がロシア人を抜いてトップになりました」とカヴァルオール氏は言いました。文化観光省のデータによると、ドイツ人は50万人を超え、ロシア人とイギリス人がこれに続いています。

「イギリス人、ポーランド人、イラン人も、トルコへの興味を復活させてきました。アンタリヤ観光は上向きつづけ、今シーズンは1700万人の外国人ツーリストが見込まれます」とカヴァルオール氏は言っています。


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