校内の掲示板や体育館内に、なな色の虹がかかり、色とりどりの「卒業おめでとう」の花々が咲いています。
卒業式にふさわしいすばらしい天気、青空のもと、9年生をはじめ、皆が晴れやかな気持ちでこの日を迎えました。校門には創作部が制作した看板や青少年を守る会をはじめ、地域の皆さまがご用意してくださった花々や「卒業おめでとう」のメッセージが9年生の最後の登校を迎えました。
大きな拍手に包まれ、9年生が入場しました。今までも入場の練習を行ってきましたが、今日の9年生は、より一層堂々と入場する様子が見られました。
校長から、卒業証書が授与されました。
「おめでとうございます。」と校長からのお祝いの言葉と一緒に、一人ひとりが証書を受け取りました。緊張しながらも「ありがとうございます。」と応えた子どもたちもたくさんいて、感激したと校長が話しておりました。
校長からのお祝いの言葉。
保護者の皆さまや地域の皆さまにたくさんご支援いただき、今日の日を迎えたことへのお礼に続き、9年生にこころを込めたメッセージを伝えました。
先日行った「9年生を送る会」で在校生と手をふりあう姿、合唱で最高のハーモニーを披露したこと、面接練習で「将来の夢」を語る姿をふりかえりながら、 "Let's Go!(やってみよう!すすんでみよう!" と"The sun will shine again.(太陽はまた輝く)"の2つの言葉が贈られました。9年生皆さん、辛いとき、苦しい時も「日はまた昇り」ます。「雲の向こうは青空」と信じて、ときには立ち止まってエネルギーをため、その次は「踏み出してみよう」の気持ちで、希望を胸にお一人おひとりの人生を進んでいってください。応援しています!
来賓を代表し、PTA会長さんからもお祝いの言葉を頂戴しました。
「成功」したかどうかもあるけれど、「努力」は自分の「成長」につながり、誰のものでもない「自分の道」を歩んでいってくださいとの温かい応援のメッセージをお祝いの言葉としていただきました。ありがとうございました!
在校生からのお祝いの言葉。
在校生からのお祝いの言葉。
1~8年生すべての学級からお祝いのメッセージが動画で贈られました。
動画を見ると、子どもたちの成長の軌跡を感じます。9年生も昨年まではお祝いの言葉を贈る立場でした。在校生からのお祝いの言葉を聞いて、きっとこの9年間のさまざまな出来事を振り返ったのではないでしょうか。
卒業の言葉。
6年生の終わりで学校が閉校となったり、分散登校をはじめいろいろと教育活動が制限されることも多くあったが、工夫を凝らし、つながりを育んで皆で乗り越えてきたとこの9年間をふりかえりました。
「彩都の丘学園で培った絆を力に、困難の中でも悲観するのでなく、できることを見出し、前に進んでいきます。」と新たなステージに向けての決意を力強く語りました。
卒業の歌。
学園でのさまざまな思い出、これから始まる新たなスタートへ思いを込めて歌いました。
美しいハーモニーが皆の心をうちました。
式後、アベニューで保護者の方々や在校生、教職員で花道をつくりました。多くの人たちからの拍手の中、9年生たちが笑顔で花道を進みました。
こうして卒業式が終わりました。
9年生の皆さん、校長のお話にもありましたが、たったひとつのかけがえのない命を大切に、彩都の丘学園でのつながりを大切に、そして、これからはじまる新たな出会いを大切に、これからの人生を進んでいかれることを皆で応援しています。また、校歌にもあるように、「ここはあなたたちのふるさと、彩都の丘学園」です。これからも彩都の丘学園は、ずっと、ずっと皆さんにエールをおくっています。
保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。今まで皆さんからの支えがあって、学園の教育活動を進めることができました。
これまで、深いご理解とご協力を賜りまして、本当にありがとうございました。
また、卒業式を行うにあたり、「青少年守る会」をはじめ、地域各団体の皆さまにおかれましても、お力添えを頂戴しまして、本当にありがとうございます。今後とも子どもたち、彩都の丘学園をよろしくお願いします。