How many rivers must I cross? I don't know...

幸せになりたくて川を渡る・・・

2014/07/13 追憶の40cm超アマゴ 6 ~益田川と小坂川

2014-07-16 22:43:19 | 渓流釣り 釣行記(益田川水系)

2014年7月13日。
前日の高原川での釣りを終え帰路に着いたのだが、もともとその途中で昼頃まで益田川水系で竿を出すつもりだった。
前日はまだ水位が高くて釣りにくいだろうと判断したのだが、一日経てばちょうど良い水位になるかなという期待があった。

しかしながらダム河川の益田川は水の引き方が遅い。
時には何日も上流からの濁りが入ることがある。
幸いなことにこの日は濁りはなかった。
寧ろ川が洗われたような感じでいつもより良い水色だと思った。

ところが朝一で入った益田川本流のポイントでは小型のアマゴとウグイのみ。
次に入ろうとしたポイントは先行者があったため小坂川に向かった。

小坂で先ず入ったのは、昨年は何度か尺上を獲ったポイントだが、残念なことに今シーズンは尺どころか殆ど魚の顔を見ていない。
でも、どうしても諦めきれず入ってみた。
しかし、結果は何も変わらない。
ミミズで流しても反応なし、川虫は捕れないのでブドウ虫を使ってみたが同じく反応なし。
シーズンによって同じポイントでも釣果の良し悪しに大きな開きがあると感じる小坂川なのだが、今シーズンはどのポイントも押し並べて釣れない。
魚が少ないし、居ても型も小さい。
残念な気持ちで川から上がったが、ふと気になって滅多に竿を出さないひとつ下流のポイントに入ってみた。

真新しい足跡は無かったし、魚が居れば何らかの反応はあるだろうと期待したのだが、先ほどと同じく餌を変えても筋を変えても反応はない。
手前から順に探っていき、対岸付近の渦を巻いているところに投餌するとアタリがあった。
多分あの筋は魚が着いているとしたらイワナだろうと思っていたのだが、やはり予想通りイワナだった。
27cmくらいで明らかなニッコウ系の魚体だった。
特にイワナ狙いの釣りをしているわけでもないので撮影もせずそのままリリースした。

少し立ち位置を下流に移動し、落ち込みから開き、そしてそのまま大淵となるポイントにブドウ虫の餌で流してみた。
二度目に流したとき、もう少しで流し切るというところでコンコンという弱いアタリがあり短めに鋭く合わせると鈎に乗った。

かなり強い引きで重量感もある。
深場に潜ろうとしながら首を振る。
非常に楽しい遣り取りをさせてくれたアマゴは、もしかしたら尺はあるかなと思ったが、釣りあげると尺には届かないサイズだと分かり少し残念な気持ちになった。

Dsc_0320
念のため体長を測定してみると27cmだった。
鼻も立派に曲がって背も盛り上がった精悍な雄のアマゴだったが、惜しいことにサイズがあと一歩というところだった。
でもこれが今シーズンの小坂の最大魚なのだ。
例年ならもう尺アマゴを獲っていてもよい頃なのに。
それは益田川本流でも同じことなのだが。


この後ポイントを変えてみたものの、小雨だった空模様が本格的な雨降りの天候に変わったのを機に納竿とした。
前日の高原川の釣行は満足したが、今日の益田小坂の釣りは不完全燃焼と言わざるを得ない。
早く次の釣りで鬱憤を晴らしたいものだなあ。

当日のタックル
竿:ダイワ 琥珀本流ハイパードリフト スーパーヤマメ95MR
水中糸:ナイロン0.6号
ハリス:フロロ0.5号
鈎:オーナー スーパーヤマメ8号
餌:ミミズ、ブドウ虫