写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

待春

2012-02-25 | 日記

今朝のようにまだ寒い朝があるが、日中の陽は春の暖かさを宿す。

やはり一歩づつ花の春に近づいているようだ。

中空に見し雪片を身にまとふ    原   裕

昼空に月あり桃の節句なり   宮津 昭彦

人ごゑのあとへ先にも除雪音     皓子

ゼラニュウムの花がひとつ咲いた。

温度の低い玄関に置いたままで、咲そうで咲かないを繰り返していたが

今の季節に新鮮な色の出合いだった。


新語&造語

2012-02-18 | 日記

       

 

モテキ
              
 二歳児の可愛らしさは実感しているが、行動半径が広くなり事故も多いそうだ.


 お正月、この可愛いしぐさの二歳児が来て部屋を歩き回り、二階をテリトリイーにして行ったり来たり。

遠慮するという感覚はまだ先のことらしい。

 保育園のママ友たちが彼を可愛いと褒めそやし、ジャニーズ事務所に入れたらなどというそうだ。

「彼のモテキなの」と娘。「そぉなのね」と私。


 このモテキ、少し前まで聞いたこともない単語だった.

阿川佐和子さんのエッセイの中に出てきて、前後の脈絡から、なんとなく意味を理解したつもりでいた。


 その後読んだ、林真理子さんのエッセイでモテキの意味が理解できた。

彼女は今までの人生で一番もてたのは結婚前の一年間だった。と思いを回らす。


 モテてモテてどうしょうもなかったそうだ。結婚が決まり、フェロモンがたっぷり出ていたとも。

因みにフェロモンとは、動物の体内から分泌、放出されて同種の他の個体の行動や生理状態に

影響を与える物質の総称(広辞苑)とあり学習になった。


 モテキをこともなげに会話の中に入れて話す娘に、時代のギャップを感じながら、

前から知っていたように相づちをうつ私も役者だ。


 この「モテキ」何時、誰が言い出した言葉なのか?日々に更新される造語に戸惑う。 
 


立春

2012-02-04 | 日記

春近し~雪間にのぞく緑、胸に開放感

春の空~想像をかき立てる微妙な変化

春の夕暮れ~感傷に誘う魔術的ひととき

以上これらは歌ことば辞典から拾った春

まだ先の春。

昨日二人でスーパーに行くと

所狭しとチョコレートの山

その中から吟醸ボンボンとブランデーボンボンを求めた。

夫からのサービスプレゼントだ。何か違うと思いながら

まぁいいか。

吟醸酒とチョコレートが相性が良いとはしらなかった。

デンファレの束も買って立春を楽しむつもりだったが

まだ先の春に歌ことばの春を楽しんだだけだ!!

 


居間にコミニケーションカメラが付いた

2012-01-27 | 日記

テレビ上縁にカメラを取り付ける。娘の思いつきで

インターネットを使いテレビ電話をする。たまたま

我が家のテレビがブロードバンド回線でインターネットに接続可能だった。

早速、孫たちと、ためし通話。携帯電話のテレビ通話と違い

大きい画面で部屋のちらかりようもよく映る。

昨日投げいれのオンシジュウム。

 


庭仕事の愉しみ

2012-01-13 | 日記

ヘッセの「庭仕事の愉しみ」を読み始めたが先になかなか進まない

訳が岡田朝雄、美しい言葉が多く

ページを捲っては戻るをくりかえしている。たとえば

まだ春の気配のない細道を歩いて

初めて咲いた黄色い花も、控えめながら陽気な活力にあふれて草の中から

顔を出し、ぱっちりと見開いた子供の目で春への期待に

あふれた静かな世界を見つめている。

このフレーズが好きで繰り返し読むというふうだ。

明日は読み進むつもりでいるが・・・

ヘッセといえば若い時読んだ「車輪の下」が

記憶に焼きつく。庭仕事を愉しんでいましたか~~詩人と結びつかない。

庭仕事は瞑想であるという。自然と人生のすべてを記しているらしいこの本に興味しんしんだ。

 

 


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