写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

Charity Concert

2011-08-30 | 花日記

庭にエゾクロクモソウ

雨竜にダイモンジソウ

大雪山麓にチシマフウロウ

音楽が好き、野の花も好き

そんな私がコンサートのチケットを2枚頂戴した。

当地を離れなければならない事情のため、忙しい。

はたして時間があてられるか、迷った結果欲張った。

コンサートはピアノ清塚信也、ヴァイオリン松本蘭の

若手コンビの素晴らしい演奏とトーク。

聴きごたえ充分だった。

翌日早朝、旭岳に行けるのだろうか。

頂上は目指していないから大丈夫!

こんな時間どりをしていたら疲れてしまうだろう・・・

今疲れている。あす機内ではゆっくり寝ることにしよう。


半夏生草

2011-08-28 | 花日記

   

             

庭で半夏生が咲いた。憧れているだけの花だったが、知人からプレゼントされた。

 

 この花を何で知ったかは定かでないが、テレビの映像だったかも知れない。

 

 夏至から数えて十一日目が季節でいう半夏生。

この日は毒気が降るとされ、井戸や泉に蓋をすべしとされた。

 

 農作業では、このころまでに田植えを終えるという節目にされた。

この季節に咲く半夏生草は烏柄杓の漢名が正しいとされる。

 

 半夏生草は片白草とも言われ季節の半夏と植物の半夏が区別しやすい。

 

 

 

 白く変化するのが不思議で、面白く、観察の日々だ。

 

 花茎と葉の間から出た穂が白い。

それが移るように葉がハート型から葉全体に白くなる。

 

とうとう最初に出た穂が天をめざすように、のびるのびる。

 

毎朝、指尺で長さを知る楽しみが増えた。

 

 植物の半夏生の句

 

 半夏生咲かせ半信半疑かな    山田 みずえ

 

 

 時候の半夏生の句

 

抵抗は足組むだけよ半夏生  尼崎 澪

 

 ちなみに花言葉は内に秘めた情熱、とは気をもむ花である。

 


通り雨

2011-08-26 | 花日記

午後から雨の予報がでていた。

バラが2度目を咲きだした。降ったら可哀そうと

予報を信じて庭から花瓶に移動

すなわち咲いている5本を伐る。

伐られるのと雨で草臥れるのと

50歩100歩のような気がしてきた。

温度変化のあまりない玄関で長持ちするよう

期待する。眺めながら私の気分は

とってもよい!

気分とは、心理学で「恒常的でない点で気質と区別する」

と辞書にあった。やっぱりお天気や?

 


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