心ひかれるものに、あゆみをとどめて立ち止まる
ということを詠んだ歌に
「わがやどや花の盛りになりぬらむ道行く人の立ち止まるかな」
「立ち止まりみてを渡らむもみじ葉は雨と降るとも水はまさらじ」古今集
これに対して万葉集では、人と出会って立ち止まるとという例があるだけだ。
花や紅葉をめでるために立ち止まると、ことさら詠まれるのは
美意識が発達した平安時代の詩だというのは、偶然ではないかもしれない。
参考「古今詩ことば辞典」
釣り人を見て立ち止まる
トチの木の実
桜葉のレース文様
桜の落ち葉、真紅が美しく
石狩川の流れに立ち止まる
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