日記

日々のあれこれ

8/12 「小さなホテルメゾンドビュー八ヶ岳」に泊まる

2022年08月17日 | 旅行

8/12 落合を11:33発バスで中津川に戻ります。

蕎麦大好きの夫は昼ご飯求めてどこかへ消えていきますが、私はお腹が空いてないので駅の待合室で待っています。

台風が静岡沖へ近づいているそうで、雨がひどくなってきました。テンション下がります。

歩いて中津川宿へ向かいますが、傘をさしていてもすぐに濡れるので引き返します。

列車の時刻までゆっくり待合室で待ちます。

今夜の宿は長野県富士見町の小さなホテルです。

小さなホテル メゾン・ド・ビュー八ヶ岳 (maison-yatu.jp)

特急しなので塩尻乗り換え、今度は特急あずさで30分ほど、長野県南部の富士見で下車、駅前にホテルから迎えの車が来ていました。

 

留守の間にチェックインしていた若い女性3人組に宿の説明、その間、ラウンジで待ちます。

ライト。

小鳥たち。

午後5時ころ、外は小雨。

部屋に案内されます。

プロヴァンス風?

広いです。

おやまあ、荷物抱えたままで慌てて写真撮る私。


夕食までホテルの内外の探検。

玄関ポーチ。

二階建て。上はオーナー夫妻の住まいのようです。

外から部屋を見る。

水を汲む少女。

テラスへ回る。

宿の前から。

雨でなければ八ヶ岳が見える。

手前の木が風景のアクセント。

下の段が駐車場。部屋は二つ。もう一つの部屋はダブルベッドも入れて三人で泊まれる。ただし子供は受け入れてないそうです。

景色を見るラウンジ。

食事をするホール。

ニッチとダイニングセット。

カップボード。


部屋に戻ります。

テラスへ出られます。

ベッドは二つ。

壁の飾り。

食事処へ送迎していただく。

料理いろいろ。

バスルーム。シックな色合い。


8/13 夫がまだ寝ているのでラウンジで本を見ます。

山岳小説。

こちらも面白そう。

誰もいません。

静かです。

お天気悪い。

晴れているとこんな風らしい。

ううう、残念。

天は我を見放したかーー!!

 

棚の上。

外へ行きます。モミの木はシンボルツリー?

小さなホテルの小さな看板。

やっぱりお天気悪い。

駐車場から木の階段を上がって帰ります。

玄関の飾り。

7時半から朝ごはんです。

いただきます。自家製のパンに自家製のジャムなど。

美味しくいただきました。

カップボード。

薪ストーブ。

食器棚の上の飾り。

8時半ころ、富士見パノラマリゾートのゴンドラ乗り場まで送っていただく。

花の百名山入笠山のふもとのリゾート地、楽しいはずが台風が近づいています。

「まあ風がなければ」と慰めてくれる宿のオーナー、送迎の車の中でいろいろ楽しく話ができて小さなお宿の良さを改めて思いました。

お世話になりました。

前日とはうってかわったヨーロッパ風の宿。こちらもとてもよかったです。

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8/12 馬籠から落合まで中山道を歩く

2022年08月17日 | 旅行

馬籠宿を少し見てこの十字路まで戻ります。左、落合方面へ。

いざ出発。行程は下り坂ばかり、楽なはずですが、中津川でロッカーに荷物置く予定が全部背負うことになり、結構重い。お茶も2本。

夫は何も持たないので、水を買ってもらいました。途中、自販機なんてなさそう。

何しろ旧街道です。

しばらくは旧街道らしい建物が続きます。

顕彰碑は島崎藤村の父親、島崎正樹のもの。幕末から明治にかけ、本陣当主として、馬籠宿の発展に尽くします。

小説夜明け前では「青山半蔵」として描かれます。

オミナエシ。

ギボウシ。

だいぶ歩いてきました。

もらった案内図と里程が違うけど・・・ここは気にせずに歩きます。

人は誰も歩いていません。車も通りません。

地形に沿って無理なく曲がる道は、歩くのに楽です。

曇り空で涼しく、写真も撮りやすい。老夫婦二人、ことさら話すこともなく、たまに見かける山野草の名前を確認したりと、のんびり歩きます。

もう年なので、また再びここへ来ることがあるかどうか。

あの時は元気で楽しかったと先で思えるよう、いさかい厳禁、人を責めるより自分の反省、この精神で行きましょう。

リンドウに似ていますが・・・?

この付近は農家ばかり。

涼しいのか、夏野菜がとてもよくできています。

建物も立派。家の前には昔からの夏の花を育てていて、それも見て楽しい。

どの家も道に面してきれいに整えて、余計なものを置いていません。これは京都の町中に似た清潔さと思う私。

かつて、人ともの、情報が行きかう旧街道沿いは開けた土地で、住む人も新しい考えを暮らしにうまく取り入れたのではないかなと思います。

また人に見られていることも意識していたはず。

里山の景色が続きますが、なぜか写真撮ってない。残念です。

わおう、路線バスが来ました。

集落があるので、バスも必要。便数は少ないようですが。

バス停前でバスを見上げる夫。停まるバス。いやはや何とも。

見晴らしのいい場所へ来ました。

展望台と公園があり、正岡子規の句碑があります。

「桑の実の 木曽路出づれば 稲麦かな」と詠んだそうです。

桑畑の続く木曽路を歩いて来て、水田の広がる景色が見えたということでしょうか。

確かに遠くまでよく見えます。夕日の鑑賞ポイントだそうです。

芭蕉の句碑。

新茶屋という所にあります。

木曽広域連合の記事によると

「中山道沿いの民宿新茶屋前に建てられている。自然石の表面に「送られつ送りつ果は木曽の龝」と刻まれている、天保13年(1842)建立の芭蕉句碑。このころ岐阜県の美濃地方一帯には芭蕉を慕う「美濃派」と称する俳人が多く、これらの人々が芭蕉の供養として建てた。」

そうです。

龝は秋のことで、俳句の門人たちに落合からこの付近まで見送られ、別れを告げていよいよ木曽路に差し掛かる、そんな芭蕉の姿が浮かびます。

時は秋、街道沿いの木々も秋のあでやかな装い。

新茶屋にある立派な民宿。

「これよ里北木曽路」

島崎藤村が1940年に書いたものを1957年、石碑としてここに建てる。

今は長野県から岐阜県になった馬籠ですが、2005年まではここが県境。

信濃、美濃国境の石柱。

一里塚もあったようです。

いよいよ落合の石畳に差し掛かります。これは少し降りて振り返ったところ。

ここだけ歩く人のために案内板、駐車場などもあり、旧街道ではない広い道からアクセスできるようです。

舗装の道はあの先で終わりです。

気を付けて下りましょう。

ちなみにここまでは誰とも会いませんでしたが、ここから落合宿までは3組の人と会いました。

石畳の道は人気らしいです。

雨上がりで滑りやすい。

横の土の部分を歩きました。

お爺ちゃん、気をつけて。

やれやれ、石畳道終了。振り返ります。

石畳は何か所か残っていただけだったのを、石を継ぎ足して850mの長さに整備したそうです。

歩きにくいのでもっと長く感じました。

昔の旅人のわらじなら歩きやすかったかもしれません。

ここからは日の射す道、山野草いろいろ。

シュウカイドウ。

ヌマトラノオ。

オカトラノオと違って花穂は直立。水辺に分布。

今年初めて。見られてうれしい私。

ウバユリがもう開きかけています。

山は秋が早い。

下りですが、急勾配で疲れました。

この付近で尾根に上がる為と思います。昔の旅人はさぞ大変だったことでしょう。

落合川。滝が流れています。水量豊富。

タマアジサイのつぼみです。

球形のつぼみが開いて花になります。開花は8月。水分の多い山の斜面によく見られます。

自然に生えているのに出会うのは、奥日光に次いで二回目。

分布は、東北地方南部~紀伊半島の太平洋側及び伊豆諸島、新潟県~福井県の日本海側及び長野県だそうです。

感動しまくる私。感動せずに黙って立っている同行者。

中国、四国、九州にはありません。

初め見たときは、蕾がユニークで別の花とばかり思っていました。

広島空港横の三景園にもあるようですが、8月にはアジサイも終わっているので見たことありません。

白く立ち上がっているのがオシベ。外側の白いのは装飾花。

茶色く、蕾を包んでいた苞が残っています。

出会えてうれしい私。


落合宿まで来ました。

昔の高札場。

お触れいろいろの再現。

 

本陣跡、本日は閉まっています。

公園内の常夜燈。

結局ゆっくり歩き、写真も撮りつつ、馬籠から2時間歩きました。下り坂なので、登りよりは楽だったはず。昔の街道が体験できてよかったです。

このあとバスで中津川に戻り、昼食、列車の待ち合わせ。午後からけっこう雨が降り、中津川宿はパスです。

台風が来ています。何というまんの悪さ、明日の観光にも暗雲垂れこめています。

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