日記

日々のあれこれ

5/11 新緑の吉野を歩く

2023年05月17日 | 旅行

友達旅行2日目、引き続き好天。この日は吉野へ行きます。私は2度目、彼女は初めてです。

JR奈良から関西本線に乗り、王子で和歌山線に乗り換え、吉野口で近鉄吉野線に乗り終点まで。吉野は遠いです。9時前に出て、着いたのは11時前。2時間かかりました。

吉野山の尾根に登るのにロープウェーに乗りますが、この日は代替バスで。450円です。山道を歩いてもすぐですが、彼女は先月ちょっとした手術をしたばかり、無理をせずバスで。

バスは二人しか乗ってません。すぐにロープウェーの吉野山へ着きます。そこからほぼ平坦な、多少上りの尾根道を歩きます。

しばらくは食堂、土産物屋など。昔ながらのたたずまいで懐かしい雰囲気。

三男が京都に遊学中の20年くらい前に、ついでに来たけれど、京都のついでと言うにはあまりに遠い。その時はサクラの季節。夜行バスで天王寺まで。早朝に近鉄に乗り換え吉野まで。

上千本まで歩いて桜をたくさん見ましたが、今回は新緑を楽しみました。

ムラサキサギゴケ。

ヒメジョン。やや色がついている。最近は園芸種との交雑もあるのかも?

ウバユリ。友人が葉がユリでないみたいと言う。確かに。

門があります。通ってから写す。金峯山寺の門?変わった形をしています。

金峯山寺の本堂、蔵王堂。

堂々たる構え。前に来たときは世界遺産登録記念で内部を無料で見られたのに、先を急いでいて見逃した。

今回も有料ゾーンはパス。

仁王門は修復費工事中で工事幕が掛かっていました。

製材していない荒々しい柱が、修験道の総本山にふさわしい。

横の建物の前でほら貝の練習をしている人あり。近々、奥駆道へ行くのでしようか。

後ろの柱。昔はこんな材木がふんだんに調達できたことでしょう。

白鳳年間、役小角によって創建されたと伝わる本堂。立派。

店が並びます。

桜のシーズンも終わり、平日なので人はいません。

続いて吉水神社へ行きます。

少し下って、又上がります。

一目千本。秀吉が5千人の家臣を連れて花見をした場所と伝わる。

咲くとこんな感じ。今もヤマザクラを植え続けていると聞きましたが。

後醍醐天皇が南朝を置いた場所。元は僧房で、明治以後は神社になっています。

書院へは拝観料を払って見学します。

緑が濃く、山が深い。足利尊氏に敗れここへ逃れてきた天皇は都に戻ることなく、この地で没します。

書院の、源義経の潜んでいた部屋。建物は秀吉の寄進で修復されたそうです。

後醍醐天皇の玉座。書院自体、そう広くないので、夜はここで寝たのでしょうか。

京都、隠岐、京都、吉野と各地を転々とした天皇でした。

神社の文化財などはまた次の機会に紹介します。

今度は夫を連れて吉野に行きたいけど、巡回展の搬入に重なるかもしれない。秋にでもまた。



2 コメント

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犬と暮らせば (浅井洋)
2023-05-18 09:31:24
知らない事を
 写真付きで 解説 頂き
   有り難う ございます
 楽しく 拝見させて 頂きました
  有り難う ございます
返信する
浅井洋様へ (frozenrose)
2023-05-18 09:58:25
おはようございます。コメント、いつもありがとうございます。
吉野へはなかなか行く機会でないので、人の少ないこの時期に行けてよかったです。
こちらこそいつもお世話になっています。
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