友達旅行2日目、引き続き好天。この日は吉野へ行きます。私は2度目、彼女は初めてです。
JR奈良から関西本線に乗り、王子で和歌山線に乗り換え、吉野口で近鉄吉野線に乗り終点まで。吉野は遠いです。9時前に出て、着いたのは11時前。2時間かかりました。
吉野山の尾根に登るのにロープウェーに乗りますが、この日は代替バスで。450円です。山道を歩いてもすぐですが、彼女は先月ちょっとした手術をしたばかり、無理をせずバスで。
バスは二人しか乗ってません。すぐにロープウェーの吉野山へ着きます。そこからほぼ平坦な、多少上りの尾根道を歩きます。
しばらくは食堂、土産物屋など。昔ながらのたたずまいで懐かしい雰囲気。
三男が京都に遊学中の20年くらい前に、ついでに来たけれど、京都のついでと言うにはあまりに遠い。その時はサクラの季節。夜行バスで天王寺まで。早朝に近鉄に乗り換え吉野まで。
上千本まで歩いて桜をたくさん見ましたが、今回は新緑を楽しみました。
ムラサキサギゴケ。
ヒメジョン。やや色がついている。最近は園芸種との交雑もあるのかも?
ウバユリ。友人が葉がユリでないみたいと言う。確かに。
門があります。通ってから写す。金峯山寺の門?変わった形をしています。
金峯山寺の本堂、蔵王堂。
堂々たる構え。前に来たときは世界遺産登録記念で内部を無料で見られたのに、先を急いでいて見逃した。
今回も有料ゾーンはパス。
仁王門は修復費工事中で工事幕が掛かっていました。
製材していない荒々しい柱が、修験道の総本山にふさわしい。
横の建物の前でほら貝の練習をしている人あり。近々、奥駆道へ行くのでしようか。
後ろの柱。昔はこんな材木がふんだんに調達できたことでしょう。
白鳳年間、役小角によって創建されたと伝わる本堂。立派。
店が並びます。
桜のシーズンも終わり、平日なので人はいません。
続いて吉水神社へ行きます。
少し下って、又上がります。
一目千本。秀吉が5千人の家臣を連れて花見をした場所と伝わる。
咲くとこんな感じ。今もヤマザクラを植え続けていると聞きましたが。
後醍醐天皇が南朝を置いた場所。元は僧房で、明治以後は神社になっています。
書院へは拝観料を払って見学します。
緑が濃く、山が深い。足利尊氏に敗れここへ逃れてきた天皇は都に戻ることなく、この地で没します。
書院の、源義経の潜んでいた部屋。建物は秀吉の寄進で修復されたそうです。
後醍醐天皇の玉座。書院自体、そう広くないので、夜はここで寝たのでしょうか。
京都、隠岐、京都、吉野と各地を転々とした天皇でした。
神社の文化財などはまた次の機会に紹介します。
今度は夫を連れて吉野に行きたいけど、巡回展の搬入に重なるかもしれない。秋にでもまた。
写真付きで 解説 頂き
有り難う ございます
楽しく 拝見させて 頂きました
有り難う ございます
吉野へはなかなか行く機会でないので、人の少ないこの時期に行けてよかったです。
こちらこそいつもお世話になっています。