台所に立つ男・・・・そして喜寿を目指す

主夫の「早い安い美味い」奮戦記

ほかに闘病記録など

八丁味噌を何故か・・・

2019-12-10 13:03:01 | 料理
暮らしている当地方は大体において・・・・麹味噌が主流なのですが
それも我が家は「粒味噌」。
でも何故か・・・どうしてか?ふと八丁味噌の味を突然に食したくなるのです。
ずいぶん昔・・・・名古屋でのサラリーマン生活があるのですが
暮らしているころに同僚とかに誘われてたまーにあの「味噌煮込みうどん」など食べることもありましたが・・・・・記憶にあるのはどうしてもわたしにはイマイチだった。
あのうどんの生の感覚がわたしの食い物歴史の中にはなかったことと
味噌の汁の色の濃さ。なじめなかった。
ただ驚いたのが・・・それを頼むと・・ごはんどうしますか?
必ず聞かれ・・ほとんどの人が頼むこと。
第一感はなんと名古屋の人はうどんでめしを食うのかでありました。
それと・・・食しかた・・・鍋の蓋をお皿かわりにあつあつのうどんをそれに乗せ食べる。
所変われば・・・なんとやら。
なにせ名古屋の前が京都住いでありましたから。

そういう八丁味噌との短い名古屋での出会いなのでありますが
なぜかこんな歳になってからは
八丁味噌の味わいの魅力というか独特さに
ある日突然に脳内に八丁味噌で食したい・・・との欲求が沸くのです。

この日は・・大根とこんにゃくと豚の角煮用と用意してた食材ある。
じゃあ・・・今回はこれをなつかしの名古屋のドテ煮風に八丁味噌でと。
大根をまずはことこと・・・・ことこと。
途中・・これも普段はワンパック98円の椎茸がスーパーのタイムサービスで半額!
結構な厚みの椎茸。たっぷりと投入。
お酒・・八丁味噌・・味醂・・蜂蜜。
味の調整に醬油少々。
そこまでできましたら・・・豚肉を適度の大きさにカットして
油をひかないフライパンで・・・しっかり焦げ目がつくほどに焼いて
鍋に投入。
こんにゃくもそれとかみさんの姉が自家栽培して作った「里芋」
皮むきして冷凍してたのあるの思い出し・・・・これも投入。
ことこと煮込むこと一時間・・・そして火をとめて放置。
一日置いてから食すのであります。
味がしっかりと染みこんだ食材の柔らかさ。
なにより八丁味噌でなにか食したいという突然の欲求^^
もう・・・・美味しい美味いに決まってますよねえー。
今ここまで打ち込みながら・・・あれ?ほかにこうして突然に浮かぶ味って
ほかにあるだろうか?
ありますねえ・・・・しかしこれはもう復元できない味です。
そう・・・・・おふくろの手作りの漬け物。
季節ごとにあれこれあった漬け物。
その中でも一番なのは・・・・「なた漬」
このワードでこの年寄りがどこに住いしてるか分かる方は
同郷なはず^^