グレートトラバース3もいよいよ南アルプス最後の旅に
ここも懐かしく見入っていましたが、昔の記憶は???状態
半世紀前の昔話 その3
その時代北岳の標高は今とは異なり3192mだったような?
当時ここへ来るまでに山へ入って十日を過ぎ荷物も軽くなってきて(テント担当になれば重さは湿気等で逆に重くなるが)
あと二・三日で下界へ戻り、風呂へ入り美味しいものを食べられると思えば浮き浮きと歩いた筈?
が、北岳から最後の鳳凰三山が見え始めると???
手を延ばせば届きそうな感じだが、稜線歩きでは無く広河原へ標高差1600mの急降下
翌日は今度は1200mの上り返しでオベリスクへの嘘のような地獄コース
「嘘!」と言いたいが、下界へ帰るには頑張るしかないと。
翌日無事鳳凰三山を登り切り、下山後登山口からは中央線・韮崎駅へ歩いた記憶
それから数年後の正月、今度は会社仲間(女性も交じり数名)とテント泊での北岳へ
当時は皆若くて元気だったが、長い雪の登りを少しでも楽にするため11月に偵察兼歩荷で食物やテントなどを事前に途中の樹林帯へ上げ一斗缶等を立木に括り付けた記憶も
正月には尾根上に30張程のテント村が出来る賑やかさで、先行者のラッセルも終わっていてラクチンモード
危険な八本歯のコルを歩いていたはずだがそのあたりの記憶も???
天候にも恵まれ、北岳・間ノ岳の日本ナンバー2位3位を歩き、テントへ戻り豊富な食べ物付の酒盛りがあったような
もう二度とは経験できないような遠い遠い昔の話ですね
(結局これが最後の北岳となりましたが)
田中陽気さん 昔を思い出させて頂き有難うございました。
★★★★ 【スマホにて】 ★★★★★★★★★★★★★★★★