イヤー・・・まいりましたよ。
泥棒に入られました。
しかも、在室中に、です。寝てましたが。
「カンフーハッスル」見て楽しく寝た月曜日。翌朝、6:40ごろ不意の電話で目覚めた。
「船橋警察ですが」
・・・は!?
でも、おれ、なんもしてないしー・・・とか寝ぼけた頭で思いながら電話の先のおっさんの話を聞くにつれ、だんだん心拍数があがる。
「パトロール中に見つけた不審な男二人組を職務質問したところ、あなたとあなたの家族のカードが入った財布を所持していまして」
なーにいってんだ。おれの財布はそこにあ・・・あれっ!?ねえぞ!??
「財布とカード類は署のほうでおあずかりしておきますので、あとで取りにきてください。でも、その前に彼らがカード情報をスキミングしている恐れもあります。ですので、金融機関に連絡して処置したほうがいいと思います。こちらからも銀行には連絡しておきますよ」
電話を切って、慌てて家の中を確認すると、財布二つといくつかのものがない。寝てる間に誰か入ってきたらしい。閉めて寝たはずの玄関の鍵も開いていた。
5分後くらいにまた電話。こんどは女性。
「xx銀行ですが、sasatさんでしょうか。このたび、たいへん事件性の高い盗難に遭われたという連絡が警察よりありまして」
本人確認、というので住所、氏名、電話番号、生年月日を聞かれる。
「昨夜から今朝にかけて引出しはされていないようですが、カード情報をスキミングで抜かれている可能性があります。暗証番号を至急変えることをオススメします。この電話で変更することもできます。変更のために暗証番号をいただきたいのですが」
ん?あれ、暗証番号は言わないだろう。と、ここでようやくこの電話はおかしいぞと思い始める。でもまだ半信半疑。しかし暗証番号を変えたいのは確かだ。
折り返し電話するために電話番号を聞くと
「0120-22-123、サトウと申します」
おいおい、一桁たりねえよ。ここで、この電話が犯人からのものであることを確信。
それから警察と不動産管理会社に通報。財布に入っていた免許証、保険証を始めとしたものの紛失対応に追われた。
やはり、なにがあっても暗証番号を他人に言っちゃだめだ。
ふう。
