幸福な生活
著者 百田 尚樹
「見事なオチに戦慄を覚える」
どれも本当に怖い。落ちそうな落とし穴が幾つも仕掛けられている。そして短いから次の落とし穴も覗きたくなる。
やがて先読みする快感を覚え、その読みはことごとく外れるのですが、巧みに騙されることが快感に変わる。・・・・・憎たらしいほど手玉に取られると同時に凄みすら感じました。 (解説より)
★幸せな生活を守る為には、どういう事が必要なのか。相手を見て見ぬふりをする勇気?
平凡な幸福がひっくり返される「ひと言」怖いですよ・・・。
この短編小説、夜一人で最後まで読みふけってしまった。眠れないかなと、しかし読み終えた快感で翌朝は爽やかな目覚めであったのは確かでした。これが私の幸福!
50歳を超えても30代に見える生き方 人生100年計画の行程表
著者 南雲 吉則 医学博士
ゴボウのアクに若返りの秘密が
この章の最後に、南雲流のアンチエイジングの強い味方である「ゴボウ茶」についてもご紹介したいと思います。
私がゴボウ茶を飲むようになったのは、アンチエイジングに取り組み始めた四十歳代半ばのこと。
私の野菜の師匠で、筑波のゴボウ農家の方に教えていただいたのですが、試しに飲み始めてみるととにかく体調がいい。鏡で自分の顔をのぞいてみると肌つやもずいぶんよくなっていて、イキイキした感じがします。
「これはなにかすごい秘密が隠されているかもしれない!」
そう直感して、ゴボウに含まれる成分について調べてみたところ、自分が予想していた以上の多岐にわたる薬効があることがわかってきたのです。
まず注目してほしいのは、ゴボウの皮の部分です。
「皮は捨ててはいけない」ということはすでに強調してきたことですが、ゴボウの場合も水にさらすと真っ黒な色が出るでしょう。
アクだと思って洗い流してしまう人が多いと思いますが、じつはこれは 「サポニン」 というポリフェノールの一種なのです。
漢方の万能薬として「朝鮮人参」の名前がよく知られていますが、この朝鮮人参の主成分である「ジンセノイド」もサポニンの一種です。朝鮮人参は、「父親の病気を治すために娘が身売りした」という逸話が残されているくらい高価な生薬です。
スーパーで簡単に買えるゴボウにも、それと変わらないくらいの薬効があるのです。
具体的にいえば、ゴボウは土の中という過酷な環境で育ちます。リンゴやバナナなら土地に埋めたら腐りますよね? これに対し、ゴボウは腐りません。なぜならサポニンに強力な防菌効果があるからです。
ではサポニンはどうやって細菌をやっつけるかのか? じつはサポニンの「サポ」は「シャボン」が語源です。脂肪を吸着する界面活性作用によって、細菌やカビの細胞膜を構成しているコレステロールを分解するのです。
このサポニンをゴボウ茶として飲めば、腸管内のコレステロールを排泄し、血中に入れば悪玉コレステロールを吸着分解してくれます。
その結果、「ダイエット効果」と「高脂血症治療」によりアンチエイジングが効果的にうながされることになるのです。
アンチエイジングの秘薬とは何か
ゴボウに含まれるスーパーパワーはサポニンだけではありません。もう一つ、大いに注目したいのが 「イヌリン」 という成分です。
ゴボウはキク科の二年草で、秋に葉っぱが枯れて、翌年の二月頃に若葉が旺盛に発芽します。乾燥した冬の大地でどうやって発芽のための水分を蓄えることができたのでしょう。
イヌリンはムコ多糖類と呼ばれる糖の一種で、非常にすぐれた吸水性を持っています。
オムツの中に入っている吸水性ポリマーと同じようなものと考えればいいでしょう。
このポリマーが働くことでゴボウは根の中にたっぷりと水分を保持できるわけですが、こうした働きのあるイヌリンを摂取したらどうでしょうか?
そう。体内の余分な水分をどんどん吸着してくれるため、利尿作用がうながされ、むくみの改善にも効力を発揮してくれることになります。
これに加え、ムコ多糖類は食物繊維の一種ですから、腸の働きを整え、便秘を改善させる効果も期待できるでしょう。
毎日ゴボウを摂取することでコレステロールが分解され、つらいむくみもも改善される。顔のむくみが取れればスッキリと小顔にもなれるでしょう。
もちろん、血液もきれいにしてくれますから、ガンやメタボリックシンドローム(動脈硬化や脳卒中、心臓病)などの予防にも最適ですし、サポニンの防菌・防虫効果は免疫の働きを調整し、インフルエンザや風邪などにもかかりにくくなるでしょう。
こう考えていくと、スーパーで買ってきたゴボウの皮をせっせと剥いて、水にひたしてアクを取っていたことがいかにもったいないことだったか理解できるはずです。サポニンやイヌリンという大事な成分を捨ててしまっていたわけですから。
これからは皮を剥かず、アクも取らずゴボウを調理してください。きんぴらゴボウもゴボウサラダもこれでおいしく作れます。
ゴボウの薬効を日常的に摂取し、若返りを図りたいが、毎食ゴボウを食べるのは大変だという人には、「ゴボウ茶」がおすすめです。
次の作り方を参考にしながら、ぜひトライしてみてください。
ゴボウ茶の作り方
1 よく水洗いをして泥を落とし、皮つきのまま包丁でささがきにする
2 ささがきにしたゴボウを水にさらさず、新聞紙の上に広げて半日ほど(夏なら二、三時間)天日干し
にする
3 天日干ししたゴボウをフライパンで10分ほど、油を使わずに乾煎りする
4 煙が出てくる寸前でやめ、そのまま急須に入れ、お湯を注げばでき上がり!
二人分の急須を使う場合、乾煎りしたゴボウを一つまみ程度加えるだけで十分。
ほんのりとした香ばしさが感じられますが、ゴボウ特有のにおいやクセはほとんどありません。
職場なら、お茶用パックに大さじ二、三杯のゴボウ茶を入れ、四リットルの湯沸しポットで沸かせば、皆で一日楽しめるでしょう。
多めに作って容器に入れ冷蔵庫で保存すれば一週間はもちますから、仕事や家事の合間に気軽に飲むようにすればいいでしょう。
★この本を手にした時から、ゴボウ茶を作り始めもう2年。今では一週間に2袋をささがきにして、干物を作るのに使う三段の網のケースに干しています。量が多いので2~3日太陽に当てて、カラカラになったところで乾煎りするのです。ゴボウの香りが益々健康にしてくれそう・・・。
我が家ではゴボウ茶が主で、娘たちにも評判が良く郵送の依頼ありなんです。
アンチエイジング(若返り)目指して、今日も母はカラオケのテープやCDを聞きながら、せっせと包丁でささがきで~す。
パソコン教室(木)の午後のお茶の時間は、ゴボウ茶。皆さんとっても元気、ハツラツ~。
一度お茶の時間に足をお運びください。お待ちしております。
他にも色々な体質改善の方法がありますが、まずはゴボウ茶で!!
著者 百田 尚樹
「見事なオチに戦慄を覚える」
どれも本当に怖い。落ちそうな落とし穴が幾つも仕掛けられている。そして短いから次の落とし穴も覗きたくなる。
やがて先読みする快感を覚え、その読みはことごとく外れるのですが、巧みに騙されることが快感に変わる。・・・・・憎たらしいほど手玉に取られると同時に凄みすら感じました。 (解説より)
★幸せな生活を守る為には、どういう事が必要なのか。相手を見て見ぬふりをする勇気?
平凡な幸福がひっくり返される「ひと言」怖いですよ・・・。
この短編小説、夜一人で最後まで読みふけってしまった。眠れないかなと、しかし読み終えた快感で翌朝は爽やかな目覚めであったのは確かでした。これが私の幸福!
50歳を超えても30代に見える生き方 人生100年計画の行程表
著者 南雲 吉則 医学博士
ゴボウのアクに若返りの秘密が
この章の最後に、南雲流のアンチエイジングの強い味方である「ゴボウ茶」についてもご紹介したいと思います。
私がゴボウ茶を飲むようになったのは、アンチエイジングに取り組み始めた四十歳代半ばのこと。
私の野菜の師匠で、筑波のゴボウ農家の方に教えていただいたのですが、試しに飲み始めてみるととにかく体調がいい。鏡で自分の顔をのぞいてみると肌つやもずいぶんよくなっていて、イキイキした感じがします。
「これはなにかすごい秘密が隠されているかもしれない!」
そう直感して、ゴボウに含まれる成分について調べてみたところ、自分が予想していた以上の多岐にわたる薬効があることがわかってきたのです。
まず注目してほしいのは、ゴボウの皮の部分です。
「皮は捨ててはいけない」ということはすでに強調してきたことですが、ゴボウの場合も水にさらすと真っ黒な色が出るでしょう。
アクだと思って洗い流してしまう人が多いと思いますが、じつはこれは 「サポニン」 というポリフェノールの一種なのです。
漢方の万能薬として「朝鮮人参」の名前がよく知られていますが、この朝鮮人参の主成分である「ジンセノイド」もサポニンの一種です。朝鮮人参は、「父親の病気を治すために娘が身売りした」という逸話が残されているくらい高価な生薬です。
スーパーで簡単に買えるゴボウにも、それと変わらないくらいの薬効があるのです。
具体的にいえば、ゴボウは土の中という過酷な環境で育ちます。リンゴやバナナなら土地に埋めたら腐りますよね? これに対し、ゴボウは腐りません。なぜならサポニンに強力な防菌効果があるからです。
ではサポニンはどうやって細菌をやっつけるかのか? じつはサポニンの「サポ」は「シャボン」が語源です。脂肪を吸着する界面活性作用によって、細菌やカビの細胞膜を構成しているコレステロールを分解するのです。
このサポニンをゴボウ茶として飲めば、腸管内のコレステロールを排泄し、血中に入れば悪玉コレステロールを吸着分解してくれます。
その結果、「ダイエット効果」と「高脂血症治療」によりアンチエイジングが効果的にうながされることになるのです。
アンチエイジングの秘薬とは何か
ゴボウに含まれるスーパーパワーはサポニンだけではありません。もう一つ、大いに注目したいのが 「イヌリン」 という成分です。
ゴボウはキク科の二年草で、秋に葉っぱが枯れて、翌年の二月頃に若葉が旺盛に発芽します。乾燥した冬の大地でどうやって発芽のための水分を蓄えることができたのでしょう。
イヌリンはムコ多糖類と呼ばれる糖の一種で、非常にすぐれた吸水性を持っています。
オムツの中に入っている吸水性ポリマーと同じようなものと考えればいいでしょう。
このポリマーが働くことでゴボウは根の中にたっぷりと水分を保持できるわけですが、こうした働きのあるイヌリンを摂取したらどうでしょうか?
そう。体内の余分な水分をどんどん吸着してくれるため、利尿作用がうながされ、むくみの改善にも効力を発揮してくれることになります。
これに加え、ムコ多糖類は食物繊維の一種ですから、腸の働きを整え、便秘を改善させる効果も期待できるでしょう。
毎日ゴボウを摂取することでコレステロールが分解され、つらいむくみもも改善される。顔のむくみが取れればスッキリと小顔にもなれるでしょう。
もちろん、血液もきれいにしてくれますから、ガンやメタボリックシンドローム(動脈硬化や脳卒中、心臓病)などの予防にも最適ですし、サポニンの防菌・防虫効果は免疫の働きを調整し、インフルエンザや風邪などにもかかりにくくなるでしょう。
こう考えていくと、スーパーで買ってきたゴボウの皮をせっせと剥いて、水にひたしてアクを取っていたことがいかにもったいないことだったか理解できるはずです。サポニンやイヌリンという大事な成分を捨ててしまっていたわけですから。
これからは皮を剥かず、アクも取らずゴボウを調理してください。きんぴらゴボウもゴボウサラダもこれでおいしく作れます。
ゴボウの薬効を日常的に摂取し、若返りを図りたいが、毎食ゴボウを食べるのは大変だという人には、「ゴボウ茶」がおすすめです。
次の作り方を参考にしながら、ぜひトライしてみてください。
ゴボウ茶の作り方
1 よく水洗いをして泥を落とし、皮つきのまま包丁でささがきにする
2 ささがきにしたゴボウを水にさらさず、新聞紙の上に広げて半日ほど(夏なら二、三時間)天日干し
にする
3 天日干ししたゴボウをフライパンで10分ほど、油を使わずに乾煎りする
4 煙が出てくる寸前でやめ、そのまま急須に入れ、お湯を注げばでき上がり!
二人分の急須を使う場合、乾煎りしたゴボウを一つまみ程度加えるだけで十分。
ほんのりとした香ばしさが感じられますが、ゴボウ特有のにおいやクセはほとんどありません。
職場なら、お茶用パックに大さじ二、三杯のゴボウ茶を入れ、四リットルの湯沸しポットで沸かせば、皆で一日楽しめるでしょう。
多めに作って容器に入れ冷蔵庫で保存すれば一週間はもちますから、仕事や家事の合間に気軽に飲むようにすればいいでしょう。
★この本を手にした時から、ゴボウ茶を作り始めもう2年。今では一週間に2袋をささがきにして、干物を作るのに使う三段の網のケースに干しています。量が多いので2~3日太陽に当てて、カラカラになったところで乾煎りするのです。ゴボウの香りが益々健康にしてくれそう・・・。
我が家ではゴボウ茶が主で、娘たちにも評判が良く郵送の依頼ありなんです。
アンチエイジング(若返り)目指して、今日も母はカラオケのテープやCDを聞きながら、せっせと包丁でささがきで~す。
パソコン教室(木)の午後のお茶の時間は、ゴボウ茶。皆さんとっても元気、ハツラツ~。
一度お茶の時間に足をお運びください。お待ちしております。
他にも色々な体質改善の方法がありますが、まずはゴボウ茶で!!
独り占めして毎日飲みたいくらいですが、
おかげで木曜日はみなさん健康そうです。
これからもお願いします。
太平洋戦争で日本軍の捕虜になった連合軍の兵士が
木の根を食べさせられた、と言っていたそうですが、
とても健康にいいものを食べさせてもらっていたのかも
しれませんね。
「幸福な生活」後追いで読んでみます。
ぞくっとする短編小説で、幸せな生活とはと考え
また、健康でいるためにはと思っているとき、再度
手にしたアンチエイジングの懐かしい本。
やはりゴボウ茶の威力は凄いですね。でもゴボウを
食べる習慣のない国では、美味しくない木の根っこ。
本当は健康に良い食べ物だったんですよね。
これからもゴボウ茶作り、せっせと頑張ります。
ゴボウ茶を飲んで頂いて嬉しいです。
木曜日に少し持って行くだけなのに・・・。
お仕事が忙しいと思いますが、たまには(木)の午後
の授業にいらしてください。