鹿の王 上 (生き残った者) 本屋大賞第1位 100万部突破
著者 上橋菜穂子 作家・川村学園女子大学特任教授
強大な帝国・ツオルにのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団(独角)。
その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが・・・!?
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が始まる。
★命をつなげ。愛しい人を守れ。未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語。
読後感
◎ 命の教科書。読んでいるうちに全ての命が素晴らしいと思えてくる。 (元プロ陸上選手)
◎ 冒険小説を読んでるうちに、医学を勉強し、さらに社会を学ぶ。一回で三冊分。 (解剖学者)
◎ 「鹿の王」は深い森のような物語だ。影と光に揺れる魂が語る、人間と生き物の物語だ。 (漫画家)
◎ この深淵なテーマと衝撃的なモチーフを傑作エンターテイメントにできるのは、世界中で上橋さん一人だけだ。 (作家)
鹿の王 下 (還って行く者)
不思議な犬たちと出会ってから、その身に異変が起きていたヴァン。何者かに攫われたユナを追うヴァン
は、謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。
同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。
ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、この地に生きる人々を救うために選んだ道は・・・!?
★もがき、そして戦え。すべてを失い、自らを捨てた男が愛する人々を守るため、選んだ結末は・・・1?
それぞれの書店の読後感
◎ 夢中になってページをめくり、最後の一行を読み終えても、物語が終ってもこの世界はまだ在って続いている、そう感じた。これこそ本を読む醍醐味です。
◎ はてしなく続く争い。人々を襲う恐ろしい病。絶望と悲しみの中から生まれる一筋の光。上橋さんの「願い」がこめられた壮大な物語。この物語に出会えてよかったと心から思える一冊。
◎ 生きるということ。命をつなぐということ。領土拡大の野心の為に虐げられた人々の哀しみと、それに飲みこまれない強さ。なんとも読み応えのある一冊でした。
◎ この上なく重厚な「物語」でした。人にとって、国とは何か?故郷とはそしてそこに住むということは何か?を突きつけられました。
◎ 本当に人を愛していますか?そう問いかけられた気がする。他者を守ることができてこそ、その人を愛し、またその人から愛されるのであろう。今年一番の大作、何年経っても名作となる作品だろう。
◎ ラストに限りない可能性を読者に託してくれる、贈物のような物語。ためになる、というより、読まなければならない一冊、となりそうです。
● やっと上下巻読み終えることができ、ほっとしました。時間があれば「鹿の王」の続きを読みかけるのですが、中断することも多く頭の中は常に、ヴァン(物語の主人公。独角の頭としてツオルを相手にして戦ったが、敗れ、アカファ岩塩鉱で奴隷となっている)、ユナ(岩塩鉱でヴァンが拾った元気のいい幼子)、サエ(後追い狩人の頭の娘、素晴らしい腕を持つ女性)、ホッサル(物語のもう一人の主人公。天才的な医術師)の世界に夢中でした。
後はただただ幸せになってくれるであろうと・・・。意味の深い物語でありました。
著者 上橋菜穂子 作家・川村学園女子大学特任教授
強大な帝国・ツオルにのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団(独角)。
その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが・・・!?
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が始まる。
★命をつなげ。愛しい人を守れ。未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語。
読後感
◎ 命の教科書。読んでいるうちに全ての命が素晴らしいと思えてくる。 (元プロ陸上選手)
◎ 冒険小説を読んでるうちに、医学を勉強し、さらに社会を学ぶ。一回で三冊分。 (解剖学者)
◎ 「鹿の王」は深い森のような物語だ。影と光に揺れる魂が語る、人間と生き物の物語だ。 (漫画家)
◎ この深淵なテーマと衝撃的なモチーフを傑作エンターテイメントにできるのは、世界中で上橋さん一人だけだ。 (作家)
鹿の王 下 (還って行く者)
不思議な犬たちと出会ってから、その身に異変が起きていたヴァン。何者かに攫われたユナを追うヴァン
は、謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。
同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。
ヴァンとホッサル。ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、この地に生きる人々を救うために選んだ道は・・・!?
★もがき、そして戦え。すべてを失い、自らを捨てた男が愛する人々を守るため、選んだ結末は・・・1?
それぞれの書店の読後感
◎ 夢中になってページをめくり、最後の一行を読み終えても、物語が終ってもこの世界はまだ在って続いている、そう感じた。これこそ本を読む醍醐味です。
◎ はてしなく続く争い。人々を襲う恐ろしい病。絶望と悲しみの中から生まれる一筋の光。上橋さんの「願い」がこめられた壮大な物語。この物語に出会えてよかったと心から思える一冊。
◎ 生きるということ。命をつなぐということ。領土拡大の野心の為に虐げられた人々の哀しみと、それに飲みこまれない強さ。なんとも読み応えのある一冊でした。
◎ この上なく重厚な「物語」でした。人にとって、国とは何か?故郷とはそしてそこに住むということは何か?を突きつけられました。
◎ 本当に人を愛していますか?そう問いかけられた気がする。他者を守ることができてこそ、その人を愛し、またその人から愛されるのであろう。今年一番の大作、何年経っても名作となる作品だろう。
◎ ラストに限りない可能性を読者に託してくれる、贈物のような物語。ためになる、というより、読まなければならない一冊、となりそうです。
● やっと上下巻読み終えることができ、ほっとしました。時間があれば「鹿の王」の続きを読みかけるのですが、中断することも多く頭の中は常に、ヴァン(物語の主人公。独角の頭としてツオルを相手にして戦ったが、敗れ、アカファ岩塩鉱で奴隷となっている)、ユナ(岩塩鉱でヴァンが拾った元気のいい幼子)、サエ(後追い狩人の頭の娘、素晴らしい腕を持つ女性)、ホッサル(物語のもう一人の主人公。天才的な医術師)の世界に夢中でした。
後はただただ幸せになってくれるであろうと・・・。意味の深い物語でありました。