老父と話していると毎度「今の若いヤツは働かん」となる。
そして定番の「俺の若い時には」となる。
待遇が、内容がなどと言っていないで、がむしゃらに働けばもっと景気は良くなるんだとの説だ。
では、どれくらい働いたらいいのかと問うと、「戦争が終わった頃はみんな食っていくためにがむしゃらに働いたんだ」と。
つまり基準は終戦直後のなにもない時代というわけだ。
この認識は、現在のモノがありふれて、誰もが欲しいというものもなく、モノを作っても売れないという時代は、終戦直後のモノがない時代と同じ状況だという事なのだ。
かなり深い認識だ。
確かにある意味そうかもしれない。
欲しいモノがないのと、欲しくてもモノがないのとは、モノが手に入らないという点で同じだ。
アイデアが枯渇した状況と、物資が枯渇した時代という点は異なるが、そんな事はたいした意味を持たない。
話は変わって、アベノミクスが現在の状況で成功するとすれば、バブルの時代に戻る事なんだろう。
若い人はバブル時代を知らないだろうが、あの時代は何もないところでお金を回して、土地の値段を上げ、物価を上げ、給料を上げたんだ。
内需拡大ってヤツね。
何もないものだから、バブルが弾けたら当然何も残らなかったけど、とにかくお金を回したんだな。
その時にモノとして残そうと土地など不動産を借金して買った人や、投資でお金を増やそうとした人は、バブル崩壊後借金だけが残ったんだけど、借金もせずに残さず使った人は案外生き延びて、「いい想い出」としているんじゃないのかな。
話は戻って、現在は欲しいモノがない。
それでもお金を回して景気を良くしたいと思うのなら、バブルの失敗を参考に、不動産などにお金を費やさず、ひたすら”消えもの”に使うように誘導するべきなんじゃないのか。
つまりひたすら遊びに費やすようにと。
バブル時代はみんな浮かれて遊び呆けていたんだよ。
でも同時にメチャクチャ仕事も忙しくて働いていたんだよ。
そうやって世の中が動いていたんだよ。
だから今回は、不動産再開発プロジェクトや投資なんて”ムダ”なことはせずに(だってそんなの借金しか残らないんだから)、市中に遊ぶ金をまき散らして浮かれポンチな世の中にした方が仕事も忙しくなるし、人もきっとがむしゃらに働くと思うんだよ。
だって見渡してみれば、世の中は終戦直後のようにガレキの山状態じゃないか。
尾崎町2丁目の街並み 4
大阪府阪南市尾崎町2丁目
撮影 2014年7月12日 土曜日 14時25分
そして定番の「俺の若い時には」となる。
待遇が、内容がなどと言っていないで、がむしゃらに働けばもっと景気は良くなるんだとの説だ。
では、どれくらい働いたらいいのかと問うと、「戦争が終わった頃はみんな食っていくためにがむしゃらに働いたんだ」と。
つまり基準は終戦直後のなにもない時代というわけだ。
この認識は、現在のモノがありふれて、誰もが欲しいというものもなく、モノを作っても売れないという時代は、終戦直後のモノがない時代と同じ状況だという事なのだ。
かなり深い認識だ。
確かにある意味そうかもしれない。
欲しいモノがないのと、欲しくてもモノがないのとは、モノが手に入らないという点で同じだ。
アイデアが枯渇した状況と、物資が枯渇した時代という点は異なるが、そんな事はたいした意味を持たない。
話は変わって、アベノミクスが現在の状況で成功するとすれば、バブルの時代に戻る事なんだろう。
若い人はバブル時代を知らないだろうが、あの時代は何もないところでお金を回して、土地の値段を上げ、物価を上げ、給料を上げたんだ。
内需拡大ってヤツね。
何もないものだから、バブルが弾けたら当然何も残らなかったけど、とにかくお金を回したんだな。
その時にモノとして残そうと土地など不動産を借金して買った人や、投資でお金を増やそうとした人は、バブル崩壊後借金だけが残ったんだけど、借金もせずに残さず使った人は案外生き延びて、「いい想い出」としているんじゃないのかな。
話は戻って、現在は欲しいモノがない。
それでもお金を回して景気を良くしたいと思うのなら、バブルの失敗を参考に、不動産などにお金を費やさず、ひたすら”消えもの”に使うように誘導するべきなんじゃないのか。
つまりひたすら遊びに費やすようにと。
バブル時代はみんな浮かれて遊び呆けていたんだよ。
でも同時にメチャクチャ仕事も忙しくて働いていたんだよ。
そうやって世の中が動いていたんだよ。
だから今回は、不動産再開発プロジェクトや投資なんて”ムダ”なことはせずに(だってそんなの借金しか残らないんだから)、市中に遊ぶ金をまき散らして浮かれポンチな世の中にした方が仕事も忙しくなるし、人もきっとがむしゃらに働くと思うんだよ。
だって見渡してみれば、世の中は終戦直後のようにガレキの山状態じゃないか。
尾崎町2丁目の街並み 4
大阪府阪南市尾崎町2丁目
撮影 2014年7月12日 土曜日 14時25分