里山の移ろい

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生きる

2016-12-05 16:38:32 | 日記

最近、私より7つ上の姉の生き方を見て、いろいろ考えさせられた

あんなに活動的で、少しも「じっと」していなかったのに覇気が感じられなくなった。

当然、家族も分かっているが、認知症が進行しているのである?

一昨年まで、月に2~3回電話があった。

少々忙しくても、会いに行ったものである。

それが、忘れたように電話がなくなった。

難聴に認知症、そうなるのであろう?

 

会うたび、聞き取り難いというので

「補聴器を使ったほうがいい」とアドバイス…・

「こんなにあるよ」と私に見せるだけで一向に使わないのである。

それも、なんだかんだと理屈延べる。

そんなこともあって、次第に普通の会話も聞き取れないようになった。

自ら情報を遮断しているから、益々思考力が低下し、

認知症も進行するようになったようだ?

このことが悪循環になり、友達も自然と去っていく…

もちろん、本人も気にしない。何が原因で友人が遊びに来ないのか、

それすら気にならないようだ。

 

この様子を見ていると、

齢を重ねたら自分の生き方をしっかり持つことが必要でないか?

そうでないと、俺の人生なんだったの?

 

いずれ、長生きすれば認知症の確率が高くなるのは当然。

ただ、少しでも先に延ばせる方法があるように思う。

そうすれば、ずいぶん違った余生を過ごせる。

姉を見て、良し悪しがわかるような気がした。

 

それでも「何の心配事もない」から幸せでないのか…・

という人もいる、どうだろう?

私は違うと思うが・・・