最近、私より7つ上の姉の生き方を見て、いろいろ考えさせられた。
あんなに活動的で、少しも「じっと」していなかったのに覇気が感じられなくなった。
当然、家族も分かっているが、認知症が進行しているのである?
一昨年まで、月に2~3回電話があった。
少々忙しくても、会いに行ったものである。
それが、忘れたように電話がなくなった。
難聴に認知症、そうなるのであろう?
会うたび、聞き取り難いというので
「補聴器を使ったほうがいい」とアドバイス…・
「こんなにあるよ」と私に見せるだけで一向に使わないのである。
それも、なんだかんだと理屈延べる。
そんなこともあって、次第に普通の会話も聞き取れないようになった。
自ら情報を遮断しているから、益々思考力が低下し、
認知症も進行するようになったようだ?
このことが悪循環になり、友達も自然と去っていく…
もちろん、本人も気にしない。何が原因で友人が遊びに来ないのか、
それすら気にならないようだ。
この様子を見ていると、
齢を重ねたら自分の生き方をしっかり持つことが必要でないか?
そうでないと、俺の人生なんだったの?
いずれ、長生きすれば認知症の確率が高くなるのは当然。
ただ、少しでも先に延ばせる方法があるように思う。
そうすれば、ずいぶん違った余生を過ごせる。
姉を見て、良し悪しがわかるような気がした。
それでも「何の心配事もない」から幸せでないのか…・
という人もいる、どうだろう?
私は違うと思うが・・・