里山の移ろい

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里山を一巡

2017-04-02 13:35:28 | 日記

小雨ふる昨日、里山の下刈りをしていただいた。

そんなこともあって、刈り跡を確認するため、里山を一回り。

さらに、自分も下草刈りである。神経もつかれた、が、大分きれいになった。

いずれ、職人の方々には、きれいな仕事をしていただいた。さすがプロ。

 

いつ役に立つかわからない、が、こうしてスギやヒノキを育てておけば、

いつかは役に立つであろう。

隣接の山を見ても、手入れの跡が一切ない。

見渡すところ、いずこも全く人の手が入っていない。

人の手が届かなければ、イノシシの住みかとなるであろう?

何とかならないものだろうか、と思う。

 

刈り払いには課題が多い、というより多すぎる。まず、金がかかる事だ。

材木が高ければいいが、これもまったく安いし期待できない?

そんな事で、山を管理する気力もない?

里山に上るのも「おっくう」になる。

 

そんなこともあるので、何か楽しみがあれば、どうだろう?

里山に桜なり、モミジ類を植える。きっと、里山にも通うのでないか?

楽しみのある里山造り。誰もが、通うはずである?

もっとも、今でも楽しみはなくはない?

間もなく、タラの芽、蕨等々のシーズンになる、楽しいものだ。

 

 

ただ、里山対策が、施策として必要なことは言うまででもない?

「山は海の恋人」と言った人がいたが・・・・

このままでは山が荒れる。山が荒廃すれば海も死ぬ?

海も山も死ぬと、人間の生態系に大きくかかわってくるのではないか?

海と山は、人間の生存条件に大きなかかわりがある、と伺ったことがある。

繰り返す、里山の荒廃を止めるには国策が必要でないか。