大分古い話しになる、田中角栄が日本の政治を牛耳ってっていたころ、
田中派の大幹部に、江崎真澄と言う代議士がいた。
言ってみれば、田中派の三本の指に入るという、
実力、能力ともに、まことに優れた超大物。
角栄の次に江崎真澄が総理、と言われたほどの人材であった。
総務大臣など数々の大臣を歴任し、
政界はもちろん各界から期待されていた。
今月初めに発足した安倍内閣で、沖縄北方領土大臣に就任した江崎鉄磨大臣、
江崎真澄代議士の子息である。
この大臣は、就任早々物議を醸しだし、国民をがっかりさせ、
野党から見れば、絶好の餌食的存在の大臣?
この内閣は何とかなりそうだ、と思っていたらこの始末。
これでは、先が思いやられる。
内外情勢を見れば、
順番で大臣にできる余裕などないのではないか?
いずれにしても、政治家になれる人ではなかったのでは?
言葉は悪いが、ただの銭くい虫ような人材?
二世議員、全てがそうだとは言わない、
が、こんなことでは二世議員は認めない、
議員の数が多すぎる等々と言いたくなる。
大臣をやれる自信がないなら、
だれが何と言おうと「大臣を引き受けるな」!!
国会議員になる以上は、大臣になる志ぐらいは持って当然、
そうでなければ、議員をやってはだめでないのか!!
と、言ってみたものの、
これが、民主国家日本の限界なのかもしれない?
みずみずしい里山の木々