干し柿をつくろうと、
朝一で、柿のもぎ取りを開始!!
妻が「60個もあればいい」、と言うので、
バケツ三杯、30分ほどで取り終えた。
干し柿を思い出すと、甘~い生唾が口の中に広がってきた。
柿が豊作で、木の高いところの柿まで、
もぎ取る必要はない、そのため、もぎ取りは早いものだ。
それにしてもこの辺一帯、柿はたわわに実った、
木が折れそうなものも・・・・・
隣家の柿の木も我が家同様、
柿の木と言う柿木は「全て鈴なり」。
もぎ取ると、柿の実の先端は既に柔らかくなり始めていた。
「遅すぎたかなぁ」、
気温があまり下がらない事もあり、
自然乾燥するには早すぎる?
そんなことで、もぎ取りを控えていたのだが・・・・
いずれ、干し柿も昔と違ってあまり食べなくなった。
子供のころ、甘いものが少なかったこともあるが、
好んで食べたかったものの一つであった。
しかし、いくら干し柿があっても、
親は、そう簡単に食べさせてくれなかった。
家の軒には、すだれのように干し柿が下がっているというのに…・
そのため、夜中に起き出し、
盗み食いをたびたびしていた。
見つけられては、その都度、親から大目玉!!
そんな思い出のある干し柿・・・・・
今は、孫たちもあまり口にしない。
食べるのは私ら夫婦だけ…・
今は、そんな飽食の時代である。
喜んでいいのか・・・・・
天守閣自然公園 11.9