勝負ごとは、勝ってなんぼ!!
しかし、どんな手を使っても勝てばいいのか?
日本人的な感覚からすれば、ただちに賛成?
と、言うわけにいかないのではないか?
白鵬が、千秋楽を待たずに40回目の優勝を果たした。
誠に、偉大な横綱である。
もちろんこのような横綱は、この先、
誕生することはないであろう。
ただ、気にかかることと言えば、
ここ、数年の白鵬の立ち合い!!
肘鉄、張り手が多すぎるのである。
確かに、反則ということではない、
その辺のところは、白鵬も十分認識の上での作戦、と思う!!
力士最高位の横綱、肘鉄や張り手をこうも多用すると、
行き過ぎと感じるのは、私だけでないように思う。
白鵬は、たぐいまれなる力士であることは誰もが認める、
これからは、堂々戦って、右に左にと投げ飛ばす横綱相撲を、
より多く見たいものである。
映像を通し、白鵬を見ていると、
常に堂々と、風格を感じる。
長く、土俵に上がるのもいいが、
名実ともに立派な横綱だった!!
と、誰からも認められるためにも、今後の相撲に期待したい。
相当、身体的精神的にも疲労しているものと思うが、
正々堂々と取り組んで、
相撲人生の仕上げをしてほしいものである。