めざせ4万キロ 歩いて地球一周

主にウォーキングの日記(国内外・地元)

城下町おだわら2デーマーチ

2017-11-18 20:37:33 | JML
雨になる予報なので戦国時代を偲ぶ
小田原城総構コース 10kmに参加
小田原城銅門広場に着くと甲冑隊の皆さんが出迎えてくれます



出発式に続きストレッチで体をほぐします
並んだままの体制で動きにくいです


北条太鼓に送られていざ出陣!


皆さんを励ます折り鶴のおじさん
今日も手作りの折り鶴を配っていますよ~
いつも有難う御座います 一つ頂いて出発しました


お城を後にしてそれぞれのコースに出発です


明治36年に創業した醤油問屋内野邸で
小田原駅の写真展を見せて頂きました


昭和55年に醤油醸造を廃止してから最近まで住居としても
使っていた「内野邸」は、小田原市板橋地区でも一段と目を引く
建築物です 写真展は隣の穀蔵だった所


★1903年建築の「内野邸」は伝統的な町屋形式の土蔵造り
大きな倉構えと石造りのアーチ玄関など、明治時代に流行した
建築様式を色濃く残しています。
今日は母屋の見学日ではなかったようで見れませんでした
月二回の週末のみ案内人が付きます

松永記念館の大けやき


どうやって黒部から運んだの?
石の割れ目から草が芽を出していて
年代を感じます


★明治から昭和にかけて電力事業を展開し「電力王」と呼ばれ
また茶人としても造詣の深かった松永安左ヱ門の
邸宅が現在も「松永記念館」として保存・公開されていています



何時もは素通りしていた松永記念館でしたが今日はゆくり見学を
させて頂きました


終の棲家・老欅荘(ろうきょそう)
入口の大けやきにちなんでつけた名前


還暦を過ぎてから茶道を始め
十年ほどの年月をかけて増改築を
行った家は茶人としてのこだわりが
随所に反映されています
この茶室に入るお客さんはこの場所から
くぐって入るそうです


本玄関
壁をくりぬいた窓は松永安左ヱ門が自ら
デザインされたと言われています
平安時代をイメージしたものです
平安時代の女性の頭にのせた
笠のようです


各部屋は茶室になっておりどこの部屋でも
お茶のおもてなしが出来ます
この光のコントラストも彼の
こだわりから生まれたもの


昭和21年に移り住んだ時は
僅か15坪の建物だったが増築が重ねられ
今の大きさになって政財界の重鎮を
招いた茶会が開かれた


庭園も素晴らしい


老欅荘からの大けやき


庭は「日本の歴史公園100選」にも選ばれている名園



ウォークの途中で寄り道に時間をかけて楽しませて頂きました

この後はひたすら山道の登りが続き
眺め抜群の丘に出ました


北原白秋はこの丘を奥さんと
よく散歩したそうで
からたちの花 はこの場所の
イメージを詩に書いたそうです


みかんの丘を下ってお城の空堀に出ると
甲冑隊の人が待っています
ドラやほら貝で歓迎してくれます


チェックポイントと給水所を通過して
12:05 ゴールのお城に到着
お疲れ様でした



今日は雨が降ると思い10kmにしたので
何時もは素通りしていたところをゆっくり
見学出来て充実したウォークでした
全く雨に会わずに済みました

明日は太閤一夜城コース20kmを歩きます