シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

またもヤツデ

2013年05月10日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度 水温16度~17度 透明度12~15m

Asabanite1130510Asabanite2130510左:左の瀬へ  右:ワイド

本日は南の風が強かったので何か出そうな予感がしてたんですが、kenyuさんがヤツデイカを見つけてくれました。すばらしー。深海イカの仲間なんですが、この時期船越では毎年見れてをりまして、今年は3度目の登場です。それともう一匹初見のイカを仙崎ダイビングスクール松尾さんが見つけてくれました。ケンサキイカの子供では?という事ですが、なかなか泳ぐのが早いイカでした。

Kensakiikanonakama130510Yatsudeika130510左:ケンサキイカの子供?  右:ヤツデイカ

本日は透明度が良好だったんでこんな日は浮遊系少ないんですが、午後からわんさかサルパやクラゲの仲間が流れてきて、明日からも面白くなりそうです。他の深海イカも出てきてくれないかな?オオカズナギも三角関係がなかなか面白かったです。明日はどうなっているかな?!


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また新たなタコ

2013年05月09日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温26度 水温16度~17度 透明度5~10m

Kiankounorankai130509Misakiubauo130509左:キアンコウの卵塊(by yuri)  右:ミサキウバウオ(by yuri)

  本日は久しぶりに凪の船越でした。到着して早々かりゆしの甲斐さんが、キアンコウの卵塊があると、教えていただきました。ありがとうございます。

Takononakama130509Sasausinositakanoissyu130509左:タコの仲間(by yuri)  右:ササウシノシタ科の一種の幼魚(by yuri)

  やはりかなり成長している卵で、ピクピクと動いてる姿が肉眼でも確認できました。体側にある黒いラインも3本確認できたのでやはりキアンコウのようです。

Ubauo130509←ウバウオ(by yuri)

  今年はキアンコウの卵塊が沢山確認できてます。他にはこれといったものがいませんでしたが、ケンちゃんが見つけてくれた浮遊性のタコの仲間を観察しました。今まで見てきたタコとはタイプがまた違い、形もちょっと違って見えました。これまた詳しい方に聞く必要がありそうです。浮遊系のイカタコはどれもわからないものが多すぎます。

Kouzisan130509  全体的には浮遊生物がかなり少なめだったのですが、明日から南西が強くなりそうなので、また面白いものが上がってきそうな予感です。

  そして本日は、富山のダイビングショップ海遊から、ナイトダイビングのスペシャリストで、滑川のスーパーガイド木村昭信さんが遊びにきて下さいました。

  昨日の夜出発し、早朝到着。本日2本潜り、明日も潜って帰られるそうです。ものすごく屈強なかたです。明日もとってもプロフェッショナルな方々と潜ってきます。


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静かな船越

2013年05月07日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22度    水温16度~17度   透明度5~8m

Suicyuu1130507Suicyuu2130507  昨日までの賑わいが嘘だったかのような静かな船越です。多少風波があるものの、水中は穏やかで、今日もプロフェッショナルな方々と潜ってきました。

  昨日までそれほどなかったサルパの仲間が、本日はまたすごい数発生していて何か出そうな感じでした。

  ハダカカメガイの仲間やマサコカメガイ、ハダカゾウクラゲ、ハダカゾウクラゲ科の一種、ハリゴチ、ササウシノシタ科の一種の幼魚など見れました。

  浅場にアオイガイの殻があったのを宏治さんが見つけ、中にはなんと卵が残っておりました。残念ながら本体は殻を捨て逃げたようですが、まだまだアオイガイは出そうな感じです。

Riku1130507Riku2130507  オオカズナギは1本目は巣穴からオスが顔を出してたんですが、午後からはメスが顔を出してました。これといったアクションはないんですが、なんとなく変化があるので、バトルなんかもタイミングが良ければ見れそうです。

Riku3130507  そして本日桜井さんが青海島の撮影終了です。また是非青海島へ遊びに来てください。明日は一日休んで、明後日からまた全開で浮遊ダイビングです。


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キアンコウのハッチ

2013年05月06日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25度    水温16度~17度   透明度5~8m

Kiankounorankai130506Kiankounosigyo130506左:キアンコウの卵塊(by yuri)  右:キアンコウの仔魚(by yuri)

  本日は昨日の赤潮もなくなり、まあまあのコンディションでした。そして浮遊生物たちも入れ替わったようで、昨日までとはまた違った生物が沢山見れました。

Yasagatahadakakamegai130506Hadakakamegaikanoissyu130506左:ヤサガタハダカカメガイ(by satoru)  右:ハダカカメガイ科の一種(by yuri)

  久しぶりにヤサガタハダカカメガイが多く目につきました。5mmくらいのものから3cmくらいある個体まで様々でした。それに紛れて、別のハダカカメガイ科の仲間も見ることができました。

Masakokamegai130506Ookazunaginokyuuai130506左:マサコカメガイ(by satoru)  右:オオカズナギの求愛(by  satoru)

  そして本日一番のヒットはキアンコウの卵塊です。孵化寸前のものをyuriさんが見つけてくれました。そして、なんと一匹だけハッチした個体も見れました。超極小を見事激写していただきました。今年はキアンコウの当たり年です。

  そしてもう一つのヒットはオオカズナギです。今まで巣穴にいた臆病そうなオスと入れ替わり、強気なオスと入れ替わりました。そして本日は少しだけメスのバトルが見れました。これからオオカズナギも本格的な繁殖シーズンに突入です。


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赤潮が・・・

2013年05月05日 | ダイビング

青海島「船越」・「紫津浦」・・気温25度    水温15度~16度   透明度3~5m

Benitsukeginpo130505Danngouo130505左:ベニツケギンポ(by satoru)  右:ダンゴウオ(by satoru)

  いよいよゴールセンウィークも終盤戦。今日も賑やかな方々と潜ってきました。

  船越は、ちょっと透明度が悪化気味で、特に浅場はけっこうな赤潮が発生しておりました。毎年水温の上昇に伴いこの時期に発生します。浮遊生物はいるのはいるんですが、この透明度だとかなり探すのは困難でした。ですので本日は多少長めに底物探しです。

Tatsunootosigo130505Ubauo130505左:タツノオトシゴ(by yuri)  右:ウバウオ(by yuri

  ダンゴウオ、マトウダイ、オオカズナギ、ベニツケギンポ、ホウボウの幼魚など見れました。タツの専門家Iさんが、昨日メスのいた近くで抱卵しているオスを見つけてくれました。タツは餌を食べる時「コツ、コツ」と音を出す時があるんですが、その音が聞こえたんで、探すといました!!という事です。すごいですねー。とにかくタツ系に関して、ものすごい知識を持っておられます。いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。

Kaisou130505←海藻(by sasa)

  午後からはかなり赤潮がきつくなってきたんで紫津浦で潜りました。特にこれといった生物は出ませんでしたが、海藻がとっても綺麗です。


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久々にタツ見れました。

2013年05月04日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18度    水温15度~16度   透明度3~10m

Matoudainoyougyo130504Dangouo130503左:マトウダイの幼魚(by アッキー)  右:ダンゴウオ(by satoru)

  本日もすこーしだけうねりの残る船越でした。水温が上がってくると毎年赤潮が発生するんですが、今年もいよいよ赤潮シーズンといった感じです。

  しかしこういうコンディションの時にレアものが出現するパターンが多いので今日もがんばって浮遊です。しかし表層付近の透明度が悪化してきたので、本日は探すのも撮影するのもちょっと苦戦といった感じです。

  伊豆ダイバーの方々に、タツノオトシゴのリクエストをもらっててなかなか見つからなかったのですが、仙崎ダイビングスクールの松尾さんが見つけてくれました。ありがとうございます。

Kuragenonakama130504Sasausinositakanoissyu130504左:クラゲの仲間(sasaki.c)  右:ササウシノシタの一種(by sasaki.c)

  例年個体数はこの時期おおいのですが、今年はとっても少ない気がします。伊豆などではハナタツがほとんどなんですが、日本海ではほとんどがザ・タツノオトシゴです。その他はオオカズナギの巣の側に、オスノオオカズナギがいて、巣穴を覗き込んでたんで、バトル開始か?とおもいきや、巣穴のオスはまったく戦う気がない様子で引きこもっていました。どうもこいつは根性なしです。

Ubauo130504Benitsukeginpo130504左:ウバウオ(by アッキー)  右:ベニツケギンポ(by 潜りん)

  そして本日より、阿部さんのバディーで自然写真家の桜井季己さんが合流されました。後半戦も豪華な顔ぶれになってまいりました。


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今日はヤツデイカも。

2013年05月03日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度    水温15度~16度   透明度5~8m

Kiankou130503Yatsudeika130503左:キアンコウの幼魚(by すぷらうと)  右:ヤツデイカ(by アッキー)

  本日もややうねりの残る船越でしたが、浮遊系ダイバーにとってはそれほど関係ありません。今日もすばらしい出会いが沢山ありました。

  浮遊系を撮影している人たちを見てると、不思議と連帯感があるというか、なんとなくのチームワークがあるというか、ローテーションのように、交代しながら撮影されてて、見てて面白いです。今日も過激なバトルロイヤルといった感じの撮影風景です。

  今日もキアンコウの幼魚や、キホウボウ科の一種の幼魚、ハリゴチ科の一種の幼魚、ハダカゾウクラゲなど見れました。そしてまたまたアッキーさんがヤツデイカを見つけられていました。すごいですねー。

Takononakama130503Matoudainoyougyo130503左:タコの仲間(by sasaki.c)  右:マトウダイの幼魚(by sasaki.c)

  浮遊系もまだまだ面白くなると思いますが、底物も面白くなってきました。ダンゴウオはやや減ってきたものの、タツノイトコやマトウダイの幼魚、ヒメイカなどが見れました。

Dangouo130503Satsueifuukei130503左:ダンゴウオ(by satoru)

  そろそろ時期的にハナイカが出てきてほしいです。浅場はスナビクニンパラダイスとなっております。いよいよ連休後半戦!!今年はとっても賑やかで、メンバーもとっても濃い方々が来れれています。


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元気に旅立っていきました。

2013年05月02日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温18度    水温15度~16度   透明度5~8m

Uminominonakama130502Aoigai03130502左:ウミノミの仲間(by sasaki.c)  右:アオイガイ(by すぷらうと)

   本日は多少のうねりがありましたが、2本とも船越で潜りました。朝、浜に打ちあがったアオイガイをまたもケンちゃんが捕獲していました。

  かなり弱っていたらしいのですが、かけつけた阿部さんが蘇生に成功!!とっても元気になり、沢山のダイバーに見守られながら大海原へと旅立っていきました。

Touroukurage130502Kiankounosigyo130502左:トウロウクラゲ(by sasaki.c)  右:キアンコウの仔魚(by すぷらうと)

  生きのいいアオイガイは貝殻をすべて外套膜で覆うんですねー。初めて見ました。宏治さんの話だと、この状態で、素早く泳げるようになるそうです。

  最後の方はダイバーが追いつくのがやっとといった感じに素早く泳いでおりました。いやー本日もとってもラッキーな出会いです。そしてなんと今日もキアンコウの幼魚が見れたのですが、仔魚で、おそらく孵化後一週間もたっていないくらいの個体だろうという事です。

Aoigai2130502Aoigai1130502  ただあまりにも小さく撮影はかなり困難を極めました。このステージも阿部さんの話では、同定できるそうで、キアンコウは黒いラインが3本入るそうです。

  宏治さんや阿部さんと潜ってると、とっても勉強になりますね。ありがとうございます。本日他にも沢山見れたんですが、この2匹でお腹いっぱいです。


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おー!!またもキアンコウ

2013年05月01日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温15度   水温14度~15度  透明度5~8m

Kiankounoyougyo4130501Kiankou2130501←キアンコウの幼魚 左:by sasa  右:by じゃきお

  本日はさすがに船越は時化ており、2本とも紫津浦で潜りました。

このところキアンコウ率が高くなってるとはいえ、今日もクラゲが少なめで、あまり出そうではなかったんですが、さすがに持ってる人たちが潜ると違いますねー。

出ちゃいました。しかもかなり成長した個体だったんですが、綺麗な糸を4本なびかせながら優雅に泳いでおりました。すばらしい。

  本日最終日だった、じゃきおさん率いる大瀬崎ダイバーの方々は最後の最後ですばらしいサプライズが待っておりました。

Kiankounoyougyo3130501Sasausinositakanoissyu130501左:キアンコウの幼魚(by じゃきお)  右:ササウシノシタ科の一種(by じゃきお) 

  5日間青海島で潜り明日からは柏島で潜られるそうです。また青海島に潜りに来てください。

  ちょっとさびしくなりますが、ゴールデンウィーク後半もかなり濃いメンバーが来られる予定で、明日からはいよいよ教祖阿部秀樹様も参戦です。後半戦もいろんな生物が出てくれることを期待しましょう。

Kuragenomiamokunoissyu130501Kiankounoyougyo1130501左:クラゲノミ亜目の一種(by じゃきお) 

 


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