シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

グリーンのカラカサクラゲ

2014年05月20日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温20度 水温17度 透明度  5~10

Karakasakurage140520mTarumwasimodoki140520m左:カラカサクラゲ  右:タルマワシモドキ

  本日は凪の青海島です。ヘンゲクラゲやフウセンクラゲの合間をぬって、タルマワシモドキやピンク色っぽいカラカサクラゲ、とってもグリーンが綺麗だったカラカサクラゲ、エビの仲間も多く、タルマワシの仲間、子持ちのタルマワシの仲間などゆっくりと観察してきました。丸っこくてかわいいウラシマクラゲと思われる個体も数見ることができました。


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赤潮

2014年05月19日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温24度 水温17度 透明度  3~5

Himezoukurage140519Hadakazoukurage140519左:ヒメゾウクラゲ  右:ハダカゾウクラゲ

  本日も多少のうねりはあったものの2本とも船越へ入りました。

  大量の赤潮が湾内に入ってきて、ちょっと撮影しづらい状況になってましたが、浮遊生物達は沢山見ることが出来ました。

Kuriirokamegai140519Hirakamegai140519左:クリイロカメガイ  右: ヒラカメガイ

  特にハダカカメガイの仲間やカメガイの仲間たちが沢山見れました。タルマワシの仲間も沢山見れ、種類的には最も多く見れたように思います。ハダカゾウクラゲやヒメゾウクラゲも見れたほか、レアなヤマトメリベも浮遊しておりました。

Tarumawasinonakama2140519Masakokamegai140519左:タルマワシの仲間  右:マサコカメガイ

  他にもヘンゲクラゲを捕食するウリクラゲや、クラゲの上に乗っかってるエビの幼生、オオトガリズキンウミノミなど見ることが出来ました。お天気も良く、心地よい一日でした。


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とうとう王道!!

2014年05月18日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温24度 水温17度 透明度  5~10

Ryuuguunotsukai140518mRyuuguunotsukai2140518m左:リュウグウノツカイ (By アッキー)  右:リュウグウノツカイ(By 大場)

いや~、ビビった!!いままでいろんな深海生物を見てきましたが、衝撃度でいうと今シーズンナンバーワンではないでしょうか。サケガシラやフリソデウオなどは過去何回か見れましたが、リュウグウノツカイだけは見たことがありませんでした。本日クミさんが見つけてくれました。まだあどけない感じの個体で、とにかく鰭が美しい。とにかくすごいインパクトの仲間です。まさに「竜宮の使い」という名前にふさわしいとっても神々しい魚です。いや~、感動した。まだまだ今シーズン何が出るかわかりませんよ。

Tarumawasinonakama1140518mTarumawasinonakam140518m左右:タルマワシの仲間(By アッキー)

海はやはり若干のうねりが残っていましたが、昨日に比べると沢山の浮遊生物を見ることができました。特にタルマワシの仲間が沢山見れました。他にもフィロゾーマやハリゴチ科の一種、

Tarumawasinonakama3140518m←タルマワシの仲間(By アッキー)

ヘンゲクラゲに捕食されるフィロゾーマなど見れました。いや~。それにしてもすばらしい!!


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THEテンジクダイ

2014年05月17日 | ダイビング

青海島・「船越」「紫津浦」・・・気温27度 水温17度 透明度  5~10

本日は若干のうねりがありましたが、午前中は船越へ入ってきました。午後からは紫津浦です。船越では、サイズの大きいキイロウミコチョウ、浮遊しているウミコチョウの仲間、エビの仲間、そしてたかやんが大きなハナイカを教えて下さいました。阿部さんのお話では、大きかったのでメスの個体で、卵を持っているだろうと行くことです。昨年はハナイカの卵を見る数が少なかったので、期待したいですね!!

内海の紫津浦では、数年ぶりにレア生物のTHEテンジクダイを見ることができました。かなり興奮しました!!スナダコやコウイカ、アカボシウミウシ、クロコソデウミウシ、ヒフキヨウジ、浅場ではスクスクと成長してきたアカオビシマハゼの卵保護、元気いっぱいナベカなど見てEXしました。


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久しぶりのシリヤケイカ!!

2014年05月16日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・「船越」・・・気温20度 水温17度 透明度  5~15

Efirakuragekanoissyu140516Himezoukurage140516本日の画像はyuriさんからいただきました。左:エフィラクラゲ科の一種  右:ヒメゾウクラゲ

  本日は西の風がやや強かったので午前中は紫津浦へ潜りました。相変わらずアカオビシマハゼやナベカの繁殖行動がおもしろいです。

  そしてそして、超久しぶりにシリヤケイカの産卵を見ることができました。オスはなかなか近寄ってくれなかったのですが、メスは3匹確認でき、何か所かで産卵しておりました。

Ukigokainonakama140516Siriyakeikanosanran140516左:ウキゴカイの仲間  右:シリヤケイカの産卵

  今年も小規模産卵かな?今後要注目です。そして久しぶりにダルマオコゼも見ることができました。午後からは船越に潜りました。透明度はかなり良好になっていましたが、浮遊系は一気に減少していました。それでも巻貝のベリジャー幼生やウチワエビの仲間のフィロゾーマ幼生、ウキゴカイ、マサコカメガイ、クリイロカメガイ、ヒメゾウクラゲなどは見ることができました。

Firozomayousei140516Sunappu140516_2 左:フィロゾーマ幼生

  そしてまた本日より、海外取材に行かれていた峯水さんがまた青海入りでございます。いよいよプロカメラマン達によるブートキャンプも後半戦!!まだまだいろんな展開がありそうです。


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キホウボウ登場

2014年05月15日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度 水温16度 透明度  8~10

Kihoubounonakama140515mKihoubounonakama2140515m←キホウボウの仲間’(左:by miki  右:by sasa)

  今日も最高の船越です!!朝のけんちゃんチェックからアオイガイメスの幼体が登場し、海に顔をつけるとすごい数のヘンゲクラゲです。

Himezoukurage140515mSokokakureuo140515m左:ヒメゾウクラゲ(by sasa) 右:ソコカクレウオ(by kumi)

  ゴールデンオオタルマワシやタルマワシの仲間、タルマワシの仲間のオス、ウミウシのベリジャー幼生、クリイロカメガイ、マサコカメガイ、ウキゴカイの仲間、ハダカゾウクラゲ、シリキレヒメゾウクラゲ、トウカイナガダルマガレイまで登場し、上がり際には二回目の登場となる、ソコカクレウオの仲間を見ることができました!!

Tarumawasinonakama140515mToukainagadarumagarei140515m左:タルマワシの仲間(by miki)右:トウカイナガダルマガレイ(by sasa)

  そして大本命はキホウボウが登場です!!巨匠の皆様からお話をお聞きすると深海500M近くに生息するそうで、こんな状態で見つかるのは非常に珍しいそうです。すごい!!すご~い!!青海島でした。明日もガッツリ張り切って潜ってきます!!


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ハナイカもオオカズナギもアオリイカの産卵も!!

2014年05月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度 水温16度 透明度  8~10

Giboshimushi140514Sunahitode140514本日の画像きはkumiさんからいただきました。左:ギボシムシの仲間の幼生  右:ヒトデの幼生に寄生するカイアシ類の一種

  本日はベタ凪ぎの船越です。中村宏治御一行様、阿部秀樹 さんも帰ってこられ、皆で張り切ってエントリーです!!
浮遊グループは、久しぶりにギボシムシの仲間の幼生、レアなタルマワシモドキ、なんとクリイロカメガイノ補食シーンにまで遭遇しました。体から膜をだして、有機物を食べると阿部さんが話されていました。アカクラゲに乗っているフィロゾーマも再び登場です。
  海底グループは久しぶりにハナイカを見ることができました!!しかも2匹。体色がコロコロ変わる様子は本当に綺麗でした。サイズも小さくていい感じです!!
Mushi140514Tarumawshi140514_2 左:有孔虫の仲間  右:タルマワシモドキ

  砂地はホウボウの幼魚も沢山いました。そしてここ数年不発だったアオリイカの産卵ショーも思いかけず見ることができました。やっぱりすごい!!巨大なオスに見守られながら、メスが海藻に卵を産み付けていく様子は一見の価値ありです。 明日もチェックします!!

  もうひとつ嬉しかったのは、まだ巣穴には入っていませんが、うろうろしているオオカズナギに出会えた事です。心配していたので、かなりテンションがあがりました。嬉しい~!!,・・・明日もに向けて気合いが入ります!


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浮遊系オールスターズ!!

2014年05月13日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22度 水温16度 透明度  8~12

Firozomayousei140513Sasanotsuyu140513左:フィロゾーマ幼生(by miki) 右:カメガイ科の一種(by miki)

  本日は浮遊系オールスターズ!!本日はビックバンとはいきませんでしたが、種類的には今シーズン一番見れたのではないでしょうか。まずはフィロゾーマ大中小見ることができ、特に大きい個体はアカクラゲを操っていました。いつもはミズクラゲやオキクラゲに乗っている個体が殆どですが、アカクラゲに乗っている個体は始めてでした。そして中くらいのフィロゾーマは脱皮したあとの脱け殻をくっつけていました。

Tarumawasi140513Hirakamegai140513左:タルマワシの仲間(by sasa)  右:カメガイ科の一種(by sasa)

  その他面白かったのは、超巨大なカメガイの仲間を久美さんが見つけていました。羽が大きいので、ササノツユの大きなやつでしょうか?!その他にもシリキレヒメゾウクラゲ、タルマワシの仲間は普通のものからハコクラゲモドキの中に入っている個体。そしてゴールデンのオスなど見ることができました。

Kuchikireukigai140513Yasagatahadakakamegai140513左:クチキレウキガイ(by sasa)  右:ヤサガタハダカカメガイ(by sasa)

  他にもヤジロベーゾエア、クチキレウキガイ、アナゴ系のレプトケパルス幼生、そして瀕死のハダカゾウクラゲは100匹以上見ることができました。明日は西風。アップウェリング後の西風も大物が出る可能性大です。


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おシシャチブ~リィ~ね~♪♪

2014年05月12日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22度 水温16度 透明度  8~12

Syachiburi1140512m Syachiburi3140512m左右:シャチブリの幼魚(By sasa)

  ここ3,4日どれだけ今日という日を待ち続けたであろう。

  い や、正直に言うと今日のようなコンディションをこの一年待ち続けたのである。去年はあの伝説の浮遊系大爆発の日に不本意にも病欠してしまうと言う大失態を演じてしまったからだ。過去を思い出すと二度出現している、ゴマフホウズキイカそしてあのシャチブリも普段穏やかな紫津浦が荒れ狂うほどの強烈な南風の日に出現している。だから 今日のチャンスは逃すわけにはいかないのだ、行く途中横目にみる紫津浦の海が荒れ狂う様をみて嫌がおうにも期待が高まる。

Syachiburi2140512mGozyasuebi140512m左:シャチブリの幼魚(By miki)  右:ゴージャスエビ(By sasa)

  ただ、過去の経験上ここで、あまりにも気合いを入れすぎてしまうと全くの空振りに終わる可能性もあるので、仕切りに冷静さを装うようにした。船越の海は陸上とはうって変わっていたって穏やかなべた凪だ。水中に顔を浸けると昨日大量発生したヘンゲクラゲが更に増え、それに加えてミズクラゲもやたらと目に入ってきた。

  これは本格的なアップウェリング現象だと確信し、いつも通りのコースを西へと泳ぎだした。途中ゴージャスエビやヒモエビ、ミズヒキガニの仲間のメガロパ幼生など見て、丁度折り返し地点に差し掛かった。
Ootogarizukinuminomi140512mHengekurage140512m

左:オオトガリズキンウミノミ(By miki)  右:ヘンゲクラゲ(By miki)

  振り返った瞬間衝撃が走った。クラゲの間を優雅に泳いでいる羽衣をまとった、楊貴妃を彷彿させるような神々しい魚が目に飛び込んできた。シャチブリだ!!もう何年前になるであろう。おそらく10年近く前に一度だけこの魚をみている。当時もひょっとしたらもう二度と会えないかもしれないと思い、しっかり目に焼きつけておいた記憶が甦る。今その魚が目の前に出現した。

  改めて青海島の海に魅了された瞬間だった。撮影終了後浜では大笑しているもの、ガッツポーズしているもの、大声をだしているものなど、喜びの表現は様々であったが、今日潜れたことを本当に幸せに思う。     by   阿部秀樹風


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待ちに待った南風!!

2014年05月11日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22度 水温16度 透明度  8~12

Masakokamegai140511mTarumawasinonakama140511m左:マサコカメガイ(By satoru)

右:タルマワシの仲間(By satoru)

本日は猛烈な南風で、陸上は大荒れでしたが水中はいよいよ今シーズン一番のアップウェリング現象が起こっております。午前中はそれほどクラゲの数はいなかったのですが、上がるころにはヘンゲクラゲの大群が押し寄せてきて、午後からはさらに増えておりました。昨日はまったく見れなかったタルマワシの仲間もオス、メス両方見れたほか、スナイパー斉藤さんがゴージャスエビを見つけてくれました。

Notoarimoumiusi140511mYuudachitakanoha140511m_2
左:ノトアリモウミウシ(By higashi)

右:ユウダチタカノハ(By higashi)

その他にもハコクラゲの仲間に乗っかってる極小のフィロゾーマ幼生やヒメオコゼの幼魚、ハリゴチ科の一種の幼魚などは沢山見れました。マサコカメガイやスナギンチャクの仲間のビピンナリア幼生なども見れ、ホームランは出なかったもののなかなか粒ぞろいの内容でした。明日も南風がかなり強くなりそうなので、この一週間はかなり期待できるんじゃないでしょうか。いよいよビッグバンか?


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