シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

いよいよか?

2014年06月18日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温24度  水温21度~20度   透明度10~15

Dangouo140618mHosinohazenotousou140618m左:ダンゴウオ(By hirata)

右:ホシノハゼのバトル(By yuri)

本日もあまり天気は良くありませんでしたが、水中は透明度も良好で快適でした。そしてオオカズナギがやっと巣穴にペアで入っているところを確認できました。しかも新しい巣穴も見つかり3か所になりました。

Suzumedainotamago140618mOoakzunaginopea140618m左:スズメダイの卵(By yuri)

右:オオカズナギのペア(By hirata)

徘徊している個体も目につくようになり、今年はちょっと遅いですがこれからがシーズンになりそうです。その他はクロエリギンポも面白い時期になりました。メスが沢山ホバリングしてて、オスの縄張り争いが活発におこなわれるようになりました。今年は個体数が多いので、これからかなり楽しくなりそうです。その他ホシノハゼも繁殖シーズンなので、縄張り争いや求愛なども見れるようになりました。

Ibarakanzasi140618mKinukazika140618m左:イバラカンザシ(By yuri)

右:キヌカジカ(By hirata)

相変わらずダンゴは定位置で見れております。水温も上昇してきて、寒さに強い人はウエットでも潜れるシーズンになりました。


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BIG ヒラメにBIGクロアナゴ

2014年06月17日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20度  水温21度~20度   透明度10~12

Ohaguroberanonawabariarasou140617m Serebesugochi140617m 左:オハグロベラのバトル(By sasa)

右:セレベスゴチ(By miki)

今日は一日中雨の青海島でしたが、海は更に凪になり、透明度も少しづつ良くなってきています。午前中は左の瀬、午後からは久しぶりに洞窟コースへ行ってきました。
Hanaika140617m Ookazunagi140617m 左:ハナイカ(By 西原くん)

右:オオカズナギ(By miki)

左の瀬では、巣穴に入っているメスのオオカズナギやウロウロしているオオカズナギの姿が見られました。バトルする姿がまた見たいな~と思いながら海底を見ると1m級の大きなヒラメがドッシリと横たわっていました。歯もギザギザと迫力のある顔立ちでした。ホンベラやキュウセン、イトベラのオスは婚姻色になり非常に美しく、オハグロベラはバトルシーンも見ることが出来ました。オハグロバトルはこれから楽しめそうです。砂地はクロエリギンポやダンゴウオ、ハナイカも順調に登場です!!
Tamagohogocyuunoisoginpo140617m Kinukazika140617m左:イソギンポの卵保護(By 西原くん)

右:キヌカジカ(By sasa)

洞窟コースはキハッソクの幼魚が数匹。可愛いですね~。久しぶりにコブヌメリもいて婚姻色は顔が真っ青になり非常に綺麗になるので、今年はバトルを期待したいですね。そしてヒラメに続き巨大なクロアナゴも登場です。しかしながらこのクロアナゴ、顔を誰かに傷つけられていました。一体どんな生物にやられたのか・・・。巨大クロアナゴだっただけに妄想が広がります。洞窟では卵を保護するイソギンポの姿も見ることができました。


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浮遊系復活。

2014年06月16日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27度  水温21度~20度   透明度8~12

Ankoukanorankai140616mFirozomayousei140616m左:アンコウ科の一種の卵塊

右:フィロゾーマ幼生

本日は昨日よりも海の状況が落ち着いていました。浅場には沢山の流藻が漂着し何かやってきていないかとワクワクしていました。

Uchiwakanntenkamegai140616mKuragenominomakama140616m左:ウチワカンテンカメガイ

右:クラゲノミの仲間

少しうねりがあったので2本とも左の瀬へ行ってきました。オオカズナギは巣穴に入り今日はあまりアクションを起こしていないようにみえました。スズメダイが卵保護している横で少し早くに生まれた子供たちが小さな群れになり泳いでいました。日々成長しているダンゴウオは健在で、お腹の大きなタツノオトシゴのメスや大きなウマズラハギ、小さなコブダイの幼魚、ホウボウの幼魚やマトウダイの幼魚、アオリイカの卵など見てEXしました。

Fuusenkuragenohosyoku140616mYasagatahadakakamegai140616m左:フウセンクラゲの捕食

右:ヤサガタハダカカメガイ

浮遊系がまたまた復活といった感じで沢山見れました。アンコウ科の一種の卵塊がまたまたハッチ中でした。以前はヘンゲクラゲが多くかったのですが、今度はフウセンクラゲが沢山見れるようになりました。メガロパ幼生が捕食されてたり、クラゲノミの仲間が寄生してたり、今まで見ていたものとは違ったタイプの生物が増えてきました。もう少し浮遊シーズンは続きそうです。


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今日もうねうね。

2014年06月15日 | ダイビング

青海島「船越&紫津浦」・・・気温27度  水温21度~20度   透明度3~5

Ookazunagi140615mDangouo140615m左:オオカズナギ(By satoru)  右:ダンゴウオ(By higashi)

本日も船越はうねりが入っておりましたが、1本目は船越に潜りました。オオカズナギは相変わらずアクションはありませんが、オスの個体数が多くなってきたように感じます。

Kobudainoyougyo140615mHiougigai140615m左:コブダイの幼魚(By アッキー)  右:ヒオウギガイ(By higashi)

今まではほとんど目につきませんでしたが、本日は3匹確認することができました。ダンゴウオもいつもの定位置にいて、かなりメタボになってきました。この時期コブダイの幼魚がやたら目につきます。2本目は紫津浦に入りました。シリヤケイカは本日産卵してませんでしたが、少し離れたところに待機してた そうです。

Siriyakeika140615mWanigochi140615m左:シリヤケイカ(By satoru) 右:ワニゴチ(By アッキー)

コウイカの卵がいい感じに成長してまいりました。もう間もなくハッチアウトが始まりそうです。キヌバリやチャガラの幼魚が沢山見れるようになってきました。来シーズンの繁殖期は期待できそうです。


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まだやってました。

2014年06月14日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温27度  水温21度~20度   透明度3~5

Siriyakeika2140614Siriyakeika1140614本日の画像はshimizuさんからいただきました。

←シリヤケイカ

  本日は予想外に船越にはうねりが入っており、2本とも紫津浦へ入りました。紫津浦の小さな浜には沢山のダイバーが上がっており、大変な混雑ぶりでした。水中もかなり透明度は悪いですが、なんとなんとまたまたシリヤケイカの産卵を見ることができました。もう終わったと思っていたのでとっても嬉しいです。

Siriyakeikanosanran140614Siriyakeikanotamago140614_2 左:シリヤケイカの産卵  右:シリヤケイカの卵

  メス2匹が産卵しており、オスは臆病なのでなかなか近寄ってくれませんでしたが、メスはダイバーがいてもお構いなしにバンバン産み付けておりました。

  まだ肌つやが良く、2匹とも元気そうでしたが、彼女たちは力尽きるまで産卵し続けます。暖かく見守ってあげましょう。けっして追っかけたりしないようにしてください。


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繁殖期

2014年06月12日 | ダイビング

青海島「船越 」&「紫津浦」・・・気温24度 水温20度 透明度5~8

Hengekurage140612Hanagasakurage140612左:ヘンゲクラゲ  右:ハナガサクラゲ

本日はやや船越は時化ており、船越、紫津浦1本づつ潜ってきました。オオカズナギは本日は何のアクションもありませんでした。小魚がかなり増えてきて、アナハゼが活発に捕食しているシーンに良く出会います。背中にコペポーダの仲間を付けた個体も目立つようになりました。

Kotsubumusinonakama140612Kaiasiruinoissyu140612左:コツブムシの仲間  右:カイアシ類の一種

  ドロメの幼魚にまじって、チャガラの幼魚も目立つようになりました。昨シーズンは高水温で全滅してしまった種なので、この冬には是非繁殖シーンを見たいですね。紫津浦も繁殖シーズン真っ盛り!!マトウトラギスがやたら縄張り争いなのか求愛なのかわかりませんが、2匹でアピールしあっているシーンに出くわします。

Nabekanokoninnsyoku140612Matoutoragisunokyuuai140612左:ナベカの婚姻色  右:マトウトラギスの求愛

  繁殖期の行動に間違いないとは思うのですが、お腹の蛍光ブルーがとっても綺麗です。あれからシリヤケイカがかなり産卵し たようで、ホンダワラにはたくさんの卵がくっついておりました。もっとチェックしておけばよかったですねー。これだけ多いのは4~5年ぶりです。流石に今シーズンは終わりそうです。コウイカの方は本日1匹だけでしたがまだ産卵しておりました。他のイカに比べとっても繁殖期が長いです。ナベカもかなりの数が活発に行動しておりまして、こちらもこれから楽しくなりそうです。


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可愛いコブダイの幼魚

2014年06月10日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温25度 水温20度 透明度  8~12

Ookazunagi140610m Kobudai140610m左:オオカズナギ(By レモン)

右:コブダイの幼魚(By レモン)

本日は雨もなく気持ちのよい一日です!!スズメダイが産卵している様子を沢山見ることが出来ています。可愛い1㎝サイズのコブダイの幼魚の数が増えてきました。

Matoudai140610m Hanaika140610m左:マトウダイの幼魚(By レモン)

右:ハナイカ(By レモン)

抱卵しているタツノオトシゴ、今一番綺麗な盛りの婚姻色になっているホンベラのにキュウセンのオス、そして気になるオオカズナギはオスが巣穴から体を乗り出していて、メスはひっそり巣穴に入っていました。

Dangouo140610m Honnbera140610m左:ダンゴウオ(By sasa)

右:ホンベラのオス婚姻色(By miki)

午後からはかなり弱ったメスのオオカズナギが近くにいて、戦ったのか、近くにいたアナハゼに食べられそうになったのか、、、。明日も様子を見に行ってみます。砂地では、少し成長したマトウダイやクロエリギンポがいい感じです!!ハナイカやダンゴウオも健在です!!
浮遊系は今日はちょっと少な目でクリイロカメガイやオビクラゲ等々見ることが出来ました。


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やっと来たか?

2014年06月08日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温20度 水温20度 透明度  5~10

Ookazunagibatoru140608mOokazunagi140608m_2左:オオカズナギのバトル(By kumi)

右:オオカズナギ(By ooba)

本日も肌寒い船越でしたが、青海島らしい生物を沢山見ることができました。今年はオオカズナギは不発かな?と思っていたのですが、ここにきて個体数が増えてまいりました。オス、メスあわせて7匹見ることができました。

Dangouo140608mHanaika140608m左:ダンゴウオ(By fujimoto)

右:ハナイカ(By ooba)

今のとこ巣穴は2か所しかありませんが、これから動きがありそうです。クミさんがメスのバトルを見たそうで、画像をかしてもらいました。今後も要チェックです。浮遊系は本日あまり探していませんが、ウリクラゲがたくさん水面付近に見ることができました。

Kanagasirazokunoissyu140608mGonzuinobatoru140608m左:カナガシラ属の一種(By kumi)

右:ゴンズイのバトル(By fujimoto)

カナガシラ属の一種やイボダイの幼魚、ウミノミやクラゲノミは見ることができました。いよいよ水温も20度まで上がってきました。


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海藻ライダー。

2014年06月07日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温23度 水温19度 透明度  5~10

Ebiruinoissyu2140607Ebiruinoissyu140607_2左:エビ類の一種(by sasa)  右:エビ類の一種(by sasa)

  本日は若干北風が吹き、肌寒い船越でしたが外で潜りました。浮遊系はやや少なめだったのですが、甲殻類はなんとなく見れております。

  今日はやたら漂う海藻にコツブムシの仲間がくっついていました。うまく海藻を操っておよいでおります。ジェリーフィッシュライダーならぬ海藻ライダーといったところでしょうか。

Fukurozukinuminomi140607Hanagasakurage140607左:フクロズキンウミノミ(by sasa)  右:ハナガサクラゲ(by sasa)

  そしてケンちゃんが巨大なヤマトメリベを見つけてくれました。とっても綺麗なウミウシの仲間です。底物ではオオカズナギは今日も定位置で見れたのですが、これといったアクションなし。

Kotsubumusinonakama140607Yamatomeribe140607左:コツブ虫の仲間(by sasa)  右:ヤマトメリベ(by ooba)

  そして相変わらずダンゴウオも見れております。ここ数日赤潮の残骸でかなり透明度が悪化しておりましたが、本日はやや回復傾向。砂地付近はけっこう抜けておりました。


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ソコカクレウオの幼魚

2014年06月05日 | ダイビング

青海島・「船越」・・・気温23度 水温19度 透明度  10~12

Sirikimehimezoukurage140605mKuriirokamegai140605m 左:シリキレヒメゾウクラゲ(By sasa)

右:クリイロカメガイ(By miki)

本日は昨日のオオカズナギが気になり、笹川と調査ダイブへ行ってきました。結果は今日は動きはなく巣穴にメスが入っているだけでしたが、今後の動きも要チェックです!!

Uchiwakanntennkamegaitouminomi14060 Sasanohaumiusi140605m 左:ウチワカンテンカメガイ(By sasa)

右:ササノハウミウシ(By sasa)

浮遊するとウチワカンテンカメガイが今日は多く、小さなフィロゾーマ幼生、シリキレヒメゾウクラゲやカラカサクラゲ、アカクラゲにはイボダイやマアジの幼魚、ハコクラゲモドキに入ったかっこよいタルマワシの仲間、そして陸上水面ガイドのけんちゃんが呼ぶので行って見ると、ソコカクレウオの幼魚がいるではありませんか!!

Sokokakureuonoyougyo140605m_2 Touroukurage140605m左:ソコカクレウオの幼魚(By sasa)

右:トウロウクラゲ(By miki)

凄いぜけんちゃん。有難うございました!!水面にある海藻には小さなタツノオトシゴのベビーも引っ付いていました。週末に向けてけんちゃんに負けないよう私たちも頑張ります!!


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