Blog ☆ Kevin's Garden

ケビンの徒然草です。家族と友と音楽と。備忘録的な…モノです。

シュンヤの事

2011年12月14日 | ともだち
ここのところ滅入る事ばかりだが、そうそう落ち込んでばかり
いられないね。

40年来の相棒のシュンヤが逝ってしまってもう2週間。
先週の月曜には無事、告別式を終える事ができました。
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お通夜には学校の枠を飛び越えて沢山の友人が駆けつけてくれました。
彼の人徳だと思います。
そしてなにより、残されたお母さんに対する最後の親孝行だったのかも。
「沢山の友達に囲まれて俺、すごい幸せな人生だったんだぜ。」
そう言って、お母さんを安心させていた様な気がします。

告別式では、私、生まれて初めて弔辞を読まされましたよ。
ボロボロでしたけど。
なんだって俺がお前さんに弔辞読まなきゃならねーんだ、バカヤロー。
骨まで拾わせやがって、シャレにもなんねえや。

それと、これも何かの引き合わせなんでしょうか
告別式でお経を上げてくださったお坊さんが、なんと私とシュンヤの
中学時代の英語のO先生だったのです!
授業中に脱線して仏様の話をしてくれるなど、楽しい先生でした。

同じく参列していた同級生のニシオ君と私に昔の様に浄土の話をして
下さり、気持がだいぶ楽になりました。

こんな写真が出てきましたわ。
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なんだか向こうが楽しそうでうらやましくなってきます。
楽しくやっててくれい!

別に…待っててくれなくてもいいかんね(笑)
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味の東西

2011年09月12日 | 食・レシピ
なんとも月並なタイトルではあるが…

久し振りに昼飯に「丸亀製麺」の讃岐うどんを食ったのである。

この「丸亀製麺」というのは、実は香川県の会社ではなく、丸亀の
うどんにあやかった兵庫県(高砂市)の会社なのである。
まあ、「築地銀だこ」(群馬)と同じだよね。
旨けりゃ良いんです。旨ければ誰も文句言わないっす。

定番は「明太かま玉」に天ぷら2品ほど。
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テーブルの上に目新しいものがあるぞ。
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天ぷら用だしソースとな。

それで思い出した。
関西はお好み焼きやたこ焼きの文化でもわかる様に、ソースの文化の奥が深いのですよ。

関東ではソースっていや、ブルドッグ、カゴメ、あとキッコーマンとかしか思い浮かばないけど

上方にはオリバーソースやら、ブラザーソースやら、こちらではお目にかかれないブランドがあるんですよね。
これがそれぞれ旨いんですよ。

思い出すのが、18年程前に転勤で明石にいた頃の話。

会社の後輩と定食屋に入った時のこと。
いわゆるセルフサービスで好きなおかずを選んでご飯と味噌汁を貰う。
一膳飯屋、あるいは社員食堂方式の店。

「先輩、こっちでは天ぷら食べるとき、専門店以外では塩かソースで 食べるんですわ。」

「そりゃ君の家庭の食べ方でしょ。僕の家では醤油だよ。」

天ぷらにテーブルの醤油を、まさにかけんとした時…

調理場から「藤本義一つぁん」みたいな渋い声でオヤジさんが叫ぶ。
 
 
「ニイチャン、それ醤油やで!」 

…普通なんだ…そうなんだ…

天ぷらにソースってのは初体験でしたが、意外といけるんですわ。お試しあれ。

最初に戻るのだが、「丸亀製麺」が兵庫の会社だからこそ、天ぷらソースをテーブルに
置く発想が出てきたんじゃないかな?
これ、良いと思います。

また、私はヤキソバが大好物である。

関西では喫茶店のランチメニューに「ヤキソバ定食」というのがある。
大概の店にある。
ヤキソバ(店により目玉焼き乗せとか)、ライス、味噌汁、サラダ等…
私が求めていたものがここにあったのだ!
関東ではありません。一切ありません。

唯一池袋駅地下道のスタンドで発見しただけである。
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これはヤキソバとライスが一緒盛りなんだけどね。

関西圏は私の味覚に合ったものが多いのである。ビバ上方!

ただ、ひとつだけ言っておきたい事があるのであるよ。

「関西は薄口、関東は濃い口」というのが定説である。
実際、関西では素材の味を生かした味付けが多いと思う。

お客さんで年配の女性とそんな話をすると皆、満足そうな
顔をする。
「そうやろ。そうやろ。」

けど、「薄口」=「塩分濃度が低い」ではないのである。

逆に関西の方がしょっぱい味付けのものが多いよ。
うどんだってそう。

よく、「こっちのうどんは汁まで飲めるんですわ。」って
得意げにうどん汁飲み干しちゃう人いたけど…
正直、私、しょっぱくて飲めませんでしたわ。
出汁の味が濃くておいしいけどね。
あんなしょっぱいの飲んでたら病気になるよ。

関東のは色合い的に生醤油を飲んでるみたいなイメージあるけど、
実は見た目ほどしょっぱくないし、逆に関西より甘口だと思うよ。
ざる蕎麦の汁そのまま飲んでるイメージがあるのかな…?
だから、あったかい蕎麦をうどん用の薄色の汁に入れるのだけは
やめてくれい。

昔、Jr.の幼馴染が明石から遊びに来た時に、絶対蕎麦の汁を飲まなかったな。
「病気にならないからひと口飲んでみな。」ってしつこく言ったら
涙目になってたもんな。

明日を担う若者を育てる為にも、先入観で食を決めるのはやめよう!
って、大げさだね。
思い出した!
数年前にもこんな話題で日記書いてた

箱根フェス 2011

2011年08月30日 | 音楽

先週末は恒例の箱根ブルーグラスフェスに参加してきまして。
なかなか日記をしたためる時間も無く、遅くなってもうた。

例によって決断力のない私は、ギリギリになって出場を決定。
それも2バンド!

私のバンド、昨年デビューの CRAZY MULE と

春に大森さんトリビュートの為に再結成した Cotton Patch Revival

CRAZY MULE に関しては昨年結成したものの、理想ばかり高くて
全然練習などしないという困ったバンド(というかバンマスが)である。

昨年同様マンドリンをシバケン氏、ベースをT島さんにお願いした。
1週間前に音源をメールで送るという無茶振りにも快く(?)対応
して下さって本当に感謝しております。
なんせまともなブルーグラスチューンなどひとつもないもんで…

Cotton Patch Revaival は春から何度かライブに出ているのでどうにか
なるのであるが、これまたベースのA川さん、マンドリンのシュンヤが
欠席だったので、同じくシバケン氏、T島さんにお願いしたのだ。

はからずや、大森さんの最初のバンドのメンバーと、最後のバンドの
メンバー(元祖)が集う形になったのだな。

特にT島さんは、かつてこのCotton Patchでマンドリンを弾いていた
片山紀彦と、この箱根フェスで伝説のステージを繰り広げた人である。
なんだかすごい因縁のようなものがあるね。

今回は諸般の事情から金曜日の1泊だけのキャンプとなったのだ。
ほんとは土曜の日帰りのつもりでいたが、練習時間の問題もあり、私と
シュン君、A野さんが金曜日入り。

下界の集中豪雨の割には、夕日の滝は降ったものの大事には至らなかった。
ステージは大分中断したけど。

土曜の朝にやっと全員で練習と。
我々オリジナルメンバーだけで練習した時は?????という状態だったが
この2人が入ると全く別物になってしまうのだなぁ。
さすがでございます。

まずは朝9時台のステージ
Cotton Patch Revival

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シバケン君、寝てるのたたき起こしてゴメンネ。

続いてCRAZY MULE は11時台

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いみちゃん、歌詞を覚え切れてない。

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蛾に襲われて演奏放棄しましてん。

まあ、ほんと。お疲れ様でした。

夕方から旧知のバンド、Rise & ShineにBANJOのトラで参加。

結局久し振りの3ステージ参加になっちゃった。
やっぱ疲れるね。

土曜日は天候にも恵まれ、夕方からいよいよ佳境という段階で残念ながら
今年はフェス会場を後にしたのです。

反省。年に何回かは練習しよう。
出演の決定は早めにしよう。


東京マラソンのエントリーに関し その③

2011年08月12日 | マラソン

今回の東京マラソン2011の大会要綱の改悪に関し、突っ込みどころはまだまだある。

本来、伴走云々よりも会場での運営に関し改善しなければならない点があるのだ。

手荷物預かり所で身の回りのものを預け、スタートラインに並び待機する。
この作業は本人だけで行わなければならない。
たとえ障害者であっても会場に入れるのは出場者だけで、付き添いの
人は全てシャットアウト。
つまり、知的障害者であってもこの作業を自分1人でやらねばならなかったのです。
運良く一般で申し込んだ保護者がいれば良いわけなんですが。

2月の寒空の下、1時間近くも知的障害者ランナーはランシャツ1枚で震えていなけりゃならなかったわけ。

ちなみに、車椅子ランナーという「わかりやすく」「絵になる」方達については会場内までボランティアさんが付き添ってくれる。
知的障害ランナーはゴール会場でやっとボランティアさんが付く。
(ランナー捕獲も兼ねて?)

今回、伴走者をマンツーマンで付ける事でやっとそれが解消出来る…
だからいいじゃん…てか?

あと、以前石原都知事は
「10㌔なんてマラソンって言わねぇんだよ。」
蔑んでいました。

要は10㌔レースは子供と障害者の「お遊戯」程度に考えてるんじゃ
ないのかな?


東京マラソンのエントリーに関し その②

2011年08月10日 | マラソン
先週の日記で、東京マラソン2012の申し込み受付に関し、疑問を呈した
のであるが→8/1の日記

本日、事務局から連絡が来た。

今大会から知的障害者の参加については、必ず伴走者を付けなければならなく
なったという経緯について。

過去の大会で、知的障害者枠で出場された方の中で、オーバーラン、コース
アウト、はたまた「行方不明」になってしまったというケースが多かった。

もちろん、全ての知的障害者の方がそういった「問題」をおこす訳ではなく、個人差
があることは考慮の上で。
大会事務局としては、出場者全員の安全な走行を第一と考えさせて頂き、
知的障害を持つ方には必ず伴走者をつけて頂く事にしました。だとさ。

他の大会でこんな規定を設けてるケースはないぞというと、
「東京マラソンは特別なんです、特別なんです…」ですと。

警視庁に対しても、「万全の」安全策を取っているという事を提示しないと
「何かあって」許可が下りずに、東京マラソンが廃止になってしまう事態は
避けたいと。
ふーん。

伴走者ってのは、基本的にランナー以上のレベルか、最低でも同レベルの
実力がないといけないのである。

例年知的障害者部門で表彰台に立った人達は平均10㌔30分台。
そのレベルで伴走出来るボランティアさんなんてそういる訳ではない。
該当する伴走者が確保出来なければ出場を諦めるしかないのである。

つまりは、記録とか順位とか関係なく
「ほら、出場できたね、良かったね。」という方達が対象になるのかな。

実際この趣旨にご賛同頂いた方だけご参加下さいという事でしたわ。

さぞや「絵になる」レース風景でしょうな。
24時間TVチックな。

白けるね。

白けるといえば、当のJr.君とっくにシラケきって、
「こんなくだらないレース2度と出ねえ」と。

一応、わかんないから「伴走者あり」で申し込みだけしちゃったけど

かつてのチームメイト達も、諦めムードになってるし…
ま、確かに記録が期待出来るレースではないしね…
一種の「お祭り」だし。

なんか、まだ納得いかないが。

2年後には東京都は国体及び「障害者大会」の開催地になる。
こんな「偽善的」な自治体で務まるのかね。