ドタちゃんが社会人になってから、なかなか家族の休みが合わなくなってしまった。
なんとかお盆明けの17,18日が全員休みという事になったので、急遽どこかへ行こうかと。
Jr.に聞いたら、「う~ん、浜名湖。」
なるほどね。新幹線で浜松を通過する時に、右も左も海っていう光景が広がりますな。特に用事はないけど、1回降り立ってみたいなと思ってた場所ですな。
よし!てなわけでネットでホテルを予約。鰻じゃ、ウナギじゃ~。
「こだま」でのんびりと浜松に到着。昼飯はというと…
最近は浜松の新名物は「餃子」なんですってね。ガイドブックに載ってるお店を探してグルグル。やっと見つけた餃子屋さん。けっこう行列してる。
浜松餃子の特徴は、お皿にリング状に盛ってあり、真ん中の空間に茹でたモヤシが乗っかってるんですね。
皮はパリパリ、中身はジューシー。サイズは小ぶりなんで一口でいける。なかなか良いものを経験したぞ。よし。
食後のお散歩がてら浜松駅前の高層ビル群を散策。「楽器ミュージーアム」などというものがある。さすがヤマハの街。
意外とここが面白かった。世界の楽器が展示してあって、触れるのもあるし。
私の目を惹いたのは、美しい装飾をほどこしたバンジョー。戦前のヨーロッパで盛んに製造されたらしい。8弦のバンジョーマンドリンです。1本欲しい。え、売りもんじゃない。そうですか。
さて、今回の目的地のひとつ、あの有名なうなぎパイの工場、春華堂のうなぎパイファクトリー見学です。けっこうこれが山奥なんですよ。それでも観光バスが何台も乗り着けて る。
ここで散々ぱらぱらお土産を買う。「夜のお菓子」のみならず、「うなぎパイロイヤル」などという高級品もあり、それは「真夜中のお菓子」なんだそうだ(笑)
夕方になったのでホテルに。
夕食はなかなか豪勢な会席料理。仕上げは当然ウナギです。
翌朝は浜名湖観光クルージング。といっても、漁師のおじさんがモーターボートで浜名湖内をぐるぐる案内してくれるだ けですけど。
新幹線の鉄橋の下をくぐった時はけっこう感動しましたよ。「ここかぁ~」ってな感じ。
ホテルを後にして、タクシーにて観光遊覧船乗り場に。観山寺という有名な温泉地です。
お船でえっちらこと対岸の「寸座」という所へ。これが降りる所間違えたかと思うくらい何もないところで。おまけに駅まで相当歩く。
浜名湖天竜鉄道の「寸座駅」。道路の横に土が盛ってある様 な無人駅。
次の電車まで…あと1時間!販売機もない。隊長、ここは恐ろしい所です。
のどかではありますが。
やっと来た電車は、1両編成のワンマンカー。でもけっこう学生さんとか乗ってて、通勤・通学の足なんだな~と。
車窓はTDLの「ウェスタン・リバー鉄道」みたい。山を切り開 いた線路を突き進む。
終点の「新所原」到着。ここは普通の街。
なんと駅の中にうなぎ屋さんがあるんですね。待ってるとうな重弁当作ってくれるし、お店で座って食べる事も出来る。これはいい。
当然食しましたよ。はい。
Jr.の提案で東海道線の在来線で豊橋へ。
たった2駅ですから。晴れて愛知県へタッチアンドゴー。
駅からは出ずに売店で名物「あんまき」を購入。折り返しの東海道線上り電車に乗る。
車内でこの「あんまき」を分けて食べる。甘い・重い…愛知県の味だ…
浜松を通り越して掛川へ。
ここはドタちゃんが合宿免許で滞在してた事がある街。
(なんと合宿なのに3週間もいた!普通は2週間コースでしょ。)
掛川城を見物。大河ドラマ「功名が辻」の山内一豊のお城で す。ふんふん。
お土産のお茶を買って、やっと新幹線で帰途に。
なんと盛りだくさんな旅行なんでしょ。
まぁ、たまにはね。行き当たりばったりも楽しいですよ。