今回の東京マラソン2011の大会要綱の改悪に関し、突っ込みどころはまだまだある。
本来、伴走云々よりも会場での運営に関し改善しなければならない点があるのだ。
手荷物預かり所で身の回りのものを預け、スタートラインに並び待機する。
この作業は本人だけで行わなければならない。
たとえ障害者であっても会場に入れるのは出場者だけで、付き添いの
人は全てシャットアウト。
つまり、知的障害者であってもこの作業を自分1人でやらねばならなかったのです。
運良く一般で申し込んだ保護者がいれば良いわけなんですが。
2月の寒空の下、1時間近くも知的障害者ランナーはランシャツ1枚で震えていなけりゃならなかったわけ。
ちなみに、車椅子ランナーという「わかりやすく」「絵になる」方達については会場内までボランティアさんが付き添ってくれる。
知的障害ランナーはゴール会場でやっとボランティアさんが付く。
(ランナー捕獲も兼ねて?)
今回、伴走者をマンツーマンで付ける事でやっとそれが解消出来る…
だからいいじゃん…てか?
あと、以前石原都知事は
「10㌔なんてマラソンって言わねぇんだよ。」
蔑んでいました。
要は10㌔レースは子供と障害者の「お遊戯」程度に考えてるんじゃ
ないのかな?