9月4日。今日はJr.の誕生日。
18年前の今日の事は2006年11月11日の日記に詳しく書いてあります。
九死に一生を得たJr.ですが、実は2才の検診の頃、重い宣告を受けました。
外科的な先天性障害とは全く別に…
軽度ではあるが、知的障害がある。
自閉症であるかLD(学習障害)であるかは成長の様子を見ないと現段階では判断出来ない。
いずれにせよ、ある程度成長した時点で周りの子達とは違った道を歩まねばならないだろう。
という内容でした。
普通ならここで頭の中が真っ白に…というところなんでしょうが、自分でも意外なほど、その事実をすんなり受け入れる事が出来ました。
出生前後から幾多の試練を乗り越えて来て、「次はなんじゃ?驚かんぞ!」という気持ちもあったのかも知れませんが、それよりも頭を過ぎったのは『選ばれし子』という言葉でした。
なんやら宗教めいた言葉ではあります。
確かに当時ドタちゃんが通っていた幼稚園で定期的に講演をしていた牧師さんの言葉に影響は受けましたが。
筋ジストロフィーの少年の詩「僕ならきっと・・・」
そう、神様は誰かが受け入れなければならない試練、乗り越えなければならない試練を、新たに生まれて来る子供達に振り分けなきゃならない。(どうも神様にもノルマがあるらしい)
そして、わがJr.がそれに該当したんだと。
そう、「君ならきっと乗り越えられる。」と。
Jr.は「自閉症」と診断されました。
軽度ではありますが、知的障害があります。
軽度といっても、障害は障害です。いわゆる健常者とは違う訳です。
見た目やちょっと会話しただけでは判りません。
Jr.に会った事のある人は皆、異口同音に
「え~っ、全然判らないですよ!」
実はそれが一番難儀なところなんですが・・・
だからこそ、家族が一丸になってフォローしているのです。
カミさんは、それこそ命がけでJr.を育て上げました。
私がサラリーマン時代には、それこそ1人で戦ってくれました。
ここでしか言いませんが、感謝してます…
そして、周りの方々に支えられてここまで立派に育てる事が出来ました。
まだまだ知的障害のある人達にとって住みやすいとは言い難い社会ですが、一人でも理解のある人を増やし、Jr.やその仲間達が安心して暮らしていける世の中にしていきたいと思っています。
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